新型コロナウイルスの第3波-1



2021.01.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210115/2000039912.html
新型コロナ大阪の死者全国最多に

  新型コロナウイルス感染の急拡大で、関西の各府県で亡くなる人が増えています。
  なかでも急増しているのが大阪で、14日の時点で714人となり、東京を上回り、全国最多新型コロナウイルス感染の急拡大で、関西の各府県で亡くなる人が増えています。
  なかでも急増しているのが大阪で、14日の時点で714人となり、東京を上回り、全国最多となりました。
  その推移です。12月初めの時点では大阪は東京を200人近く下回っていました。しかし一気に増え、14日、東京を上回りました。感染者全体の人数では大阪は東京の半数以下です。
  それにもかかわらず亡くなる人は上回っていて、死亡率でみても東京の2倍を超えています。なぜ大阪で亡くなる人が急増しているのでしょうか。
  大阪府は重症化リスクの高い高齢者に感染が広がったことが背景にあるとみています。11月末から先月下旬にかけて大阪と東京で感染した人を60代以上に限ってみると、人数、全体に占める割合ともに大阪が上回っています。大阪府内には全国最多のおよそ2万の高齢者施設があります。

  府によりますと去年10月以降、こうした施設で82件のクラスターが発生しているということで、府は死者数の急増につながっていると分析しています。
  府は高齢者施設について感染拡大を早期に抑え込もうと今月末から施設職員や利用者が迅速にPCR検査ができるシステムの運用を始めることにしています。
  一方、こうした施設への対策だけでなく大阪は高齢者と同居している世帯も多く、家庭内感染のおそれもあるとして、若い世代にも改めて感染防止対策の徹底を呼びかけています。となりました。


2021.01.05-nippon com-https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00663/
全国で過去最多の4883人の感染確認 : 東京は過去2番目の1278人【都道府県別のコロナ感染者数】1月5日夜更新

  全国で5日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は午後6時15分時点で4883人となり、大晦日の4519人を上回り、過去最多を更新した。東京は1278人で、大晦日の1337人に次ぐ、過去2番目の多さ。直近1週間の1日当たり平均感染者数は979.4人となった。

重症者、過去最多の731人に : 全国で3319人の新規感染(1月4日)
  全国で4日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3319人となり、7日間連続で3000人超となった。重症者は前日より17人増えて731人となり、過去最多を更新した。東京は884人で、直近1週間の1日当たり平均感染者数は919.1人と、初めて900人を超えた。新型コロナウイルスの感染拡大は年末年始も衰える気配がなく、菅首相は同日午前の年頭記者会見で、首都圏の1都3県で緊急事態宣言の再発令の検討を表明した。
年末年始6日連続で3000人超の感染(1月3日)
  全国で3日に確認された新型コロナウイルス感染者は3158人となった。年末年始も感染拡大の勢いは衰えず6日間連続で3000人を超えた。東京は816人で、直近1週間の1日当たり平均感染者数は861人で高止まりしている。都の基準による重症者数は前日から7人増えて101人となり、緊急事態宣言解除後初めて100人を超えた。
5日連続で3000人超 : 首都圏の知事が緊急事態宣言の発令要請(1月2日)
  全国で2日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3058人で、5日連続で3000人超となった。東京都は12月31日には初めて感染確認が1000人超の1337人、元日783人、2日814人と年末年始も感染の拡大のペースは落ちず、医療提供体制のひっ迫が懸念される状況だ。小池百合子都知事と神奈川、埼玉、千葉県知事は2日午後、西村康稔経済再生担当相に対して、緊急事態宣言の発令を要請した。これにを受けて、西村担当相は「緊急事態宣言が視野に入る状況」と述べたうえで、国と首都圏知事とで緊密に連携すると考えを示した。
米国の感染者が2000万人を突破(1月2日)
  米ジョンズ・ホプキンス大の集計で日本時間2日未明、世界最大の新型コロナウイルス感染国である米国の感染者数が累計で2000万人を突破した。世界の感染者数8372万人の約24%を占める。死亡者数は34.7万人。米国ではクリスマス休暇の人の移動に伴い連日20万人近いハイペースで感染が拡大する一方で、ワクチン接種は当初計画通りには進んでおらず、収束の糸口が見いだせない状況だ。
元旦から3000人超の感染確認 : 重症者、最多の716人(1月1日)
  全国で元日に確認された新規感染者は3247人となった。年末年始の医療機関休診の影響で過去最多となった31日の4520人より大幅に減少したものの、依然、高水準だ。厚生労働省の集計で重症者は前日より35人増えて716人となり、過去最多を更新した。東京の新規感染は783人で、都内累計は6万960人となった。


2020.01.01-Yahoo!Japanニュース(産経新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/ec50901a1e2c057459e8280c6cf7feddeefec1d8
北海道で3人死亡、98人感染 札幌と小樽でクラスター

  北海道と札幌、小樽、函館の各市は1日、道内で新型コロナウイルスに感染した3人が死亡し、新たに98人の感染が確認されたと発表した。新たなクラスター(感染者集団)が札幌市のグループホームや、小樽市のスナックと介護事業所で発生。一方、千歳市役所本庁舎で発生していたクラスターが収束した。
  札幌市で感染者が減少基調となる一方、小樽市では昨年12月後半から感染者が増加傾向にある。小樽市は「年末年始に向けて人と接触する場面が多くなっていた。正月は人との接触を減らし、静かに過ごしてほしい」と呼びかけている。  道内の死者は計456人、感染者は延べ1万3540人(実人数1万3505人)となった。
   1日に死亡が確認された3人は、札幌市の80代男女2人と道公表分の80代男性。新たな感染者は、札幌市64▽小樽市11▽函館市5▽石狩地方3▽胆振(いぶり)地方10▽渡島地方2▽十勝地方3-の計98人。
   札幌市によると、新たにクラスターが発生したグループホームの感染者は入居者5人と従業員3人の50~90代計8人で、いずれも軽症か無症状。  同市で12月26日にクラスターが発生したスポーツ教室で新たに生徒1人の感染が確認され、この教室の感染者は計63人となった。また、同市内の病院のクラスターは1件が収束し、未収束は10件となった。
   小樽市によると、新たにクラスターが発生したスナックの感染者は従業員3人と客4人の計7人。マスクの着用が徹底されていなかったことが原因とみられる。介護事業所の感染者は職員2人と利用者3人の計5人。
   さらに、12月30日にクラスターが発生した同市の病院で、新たに入院患者1人と看護職員1人の感染が確認された。この病院の感染者は計45人となった。  函館市では、12月31日にクラスターが発生した高校の感染者が4人増えて計16人となった。16人は全員が生徒で、うち3人は市外在住という。
   道によると、千歳市役所本庁舎で12月12日に発生したクラスターは同31日で健康観察を終了した。感染者は計15人だった。


2021.01.01-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://news.yahoo.co.jp/articles/e02c062e670e3d728e4654a2f39964d08818fa29
東京で新たに783人感染 1日時点の重症者数88人

  東京都は1日、新型コロナウイルス感染者が新たに783人報告されたことを明らかにした。1日時点の重症者数は88人。


2020.01.01-Yahoo!Japanニュース(産経新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/ac944fad5f9770e4f2763bed7843407c64ed74c8
大阪で262人感染確認 累計3万人超え

  大阪府は1日、新型コロナウイルス262人が感染したと発表した。府内の感染確認は3万0261人となった。


2021.01.01-朝日新聞-https://www.asahi.com/articles/ASP113VXNP11PTIL003.html
大阪維新の会所属の大阪府議が陽性 府議の感染は4人目

  大阪府議会事務局は1日、大阪維新の会に所属する坂上敏也府議(61)の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。自宅で療養し、軽症だという。府議の感染は4人目。
  同事務局によると、坂上府議は昨年12月22日、会派の集まりに出席。26日に微熱やのどの痛みの症状が出たため、簡易キットで検査したところ、31日に陽性と判明したという。



2020.12.31-nippon.com-https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00663/
東京で1337人確認、神奈川・埼玉・千葉も最多更新 : 感染加速、全国で4520人【都道府県別のコロナ感染者数】12月31日夜更新

  全国で31日に確認された新規感染者は4520人に上った。26日の3873人を大幅に上回り過去最多を更新した。東京は1337人と初めて1000人を超え、都内累計は6万人を突破。東京都の12月の新規感染確認は1万9245人となり、9850人だった11月から倍近い人数となった。神奈川、埼玉、千葉も軒並み過去最多を更新。全国の重症者も前日より13人増えて681人と最多を更新。正月休み期間中の医療提供体制のひっ迫が懸念される。


2020.12.30-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201230/k10012790921000.html
大阪府 新型コロナ 新たに307人感染確認 300人以上は2日連続

  大阪府は30日、府内で新たに307人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。大阪府内で1日の感染者が300人以上となるのは2日連続です。
これで大阪府内で感染が確認された人の累計は2万9686人となりました。


2020.12.30-JIJI COM-https://www.jiji.com/jc/article?k=2020123000592&g=soc
東京、新たに944人感染 最多に次ぐ多さ―新型コロナ

  東京都は30日、新たに944人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者が900人を超えたのは、最多だった26日(949人)以来2度目。都の基準での重症者は前日比1人増の85人で、緊急事態宣言解除後の最多を更新した。
  都によると、新規感染者は20代が249人と最も多く、30代(178人)、40代(150人)、50代(136人)と続いた。重症化リスクの高い65歳以上は105人。


2020.12.26-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201226/k10012786001000.html
【国内感染】新型コロナ 過去最多3881人感染確認(26日22時)

  26日はこれまでに全国で3881人の感染が発表されています。これまでで最も多かった25日の3831人を上回り、1日に発表される人数としては過去最多となりました。また、大阪府で11人、東京都で10人、兵庫県で8人、愛知県で6人、北海道で4人、千葉県で2人、三重県で1人、宮城県で1人、岐阜県で1人、広島県で1人、神奈川県で1人、青森県で1人、の合わせて47人の死亡の発表がありました。
  国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め21万8434人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて21万9146人となっています。
  亡くなった人は国内で感染した人が3234人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて3247人です。
  各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は、累計で次のとおりです。( )内は26日の新たな感染者数です。

▽東京都は5万5851人(949)▽大阪府は2万8694人(299)▽神奈川県は1万9172人(480)▽愛知県は1万5466人(265)▽埼玉県は1万3026人(265)▽北海道は1万2876人(161)▽千葉県は1万98人(201)▽兵庫県は9164人(175)▽福岡県は8155人(160)▽沖縄県は5169人(36)▽京都府は4361人(135)▽広島県は2925人(108)▽静岡県は2545人(31)▽茨城県は2280人(27)▽群馬県は2134人(37)▽宮城県は2025人(56)▽岐阜県は1978人(45)▽奈良県は1804人(31)▽熊本県は1676人(51)▽岡山県は1245人(28)▽三重県は1211人(13)▽栃木県は1207人(42)▽長野県は1105人(17)▽滋賀県は1062人(49)▽石川県は1022人(12)▽鹿児島県は946人(17)▽福島県は865人(21)▽宮崎県は706人(11)▽高知県は618人(14)▽大分県は617人(14)▽和歌山県は594人(3)▽富山県は541人(3)▽長崎県は537人(19)▽山梨県は518人(3)▽山口県は516人(13)▽新潟県は503人(17)▽佐賀県は443人(4)▽青森県は422人(8)▽愛媛県は407人(9)▽岩手県は363人(10)▽山形県は361人(6)▽福井県は345人(2)▽香川県は273人(8)▽徳島県は195人▽島根県は194人(4)▽秋田県は123人(10)▽鳥取県は87人(3)です。

  このほか、▽空港の検疫での感染は1836人(9)、▽中国からのチャーター機で帰国した人と国の職員や検疫官などの感染は合わせて173人です。
  厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、26日時点で654人(+10)となっています。
  一方、症状が改善して退院した人などは、26日時点で、▽国内で感染した人が18万188人、▽クルーズ船の乗客・乗員が659人の合わせて18万847人となっています。また、24日には速報値で1日に3万2650件のPCR検査などが行われました。


2020.12.09-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201209/k10012755251000.html
大阪府 新型コロナ 新たに427人感染確認 過去3番目の多さ

  大阪府は、9日、府内で新たに427人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。過去3番目に多く、大阪府内で400人以上の感染者が確認されたのは、7日ぶりで5回目です。これで大阪府内で感染が確認された人の累計は2万3420人となりました。


2020.12.05-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201205/k10012747371000.html
「吉本坂46」公演でクラスター 12人が新型コロナに感染

  吉本興業は、11月に都内で開かれた「吉本坂46」の公演に出演した12人が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。
  吉本興業によりますと、感染が確認されたのは先月27日に、東京・千代田区の劇場・よしもと有楽町シアターで開かれた「吉本坂46定期公演」の出演者12人です。
  公演の2日後の先月29日に出演者の1人が発熱しPCR検査を受け、今月2日に陽性と診断されました。その後、複数の出演者が体調不良を訴え、検査を受けた結果、4日までに12人の感染が明らかになりました。さらに社員1人の感染も確認されていて、保健所から感染者の集団=クラスターが発生したと認定されたということです。
  公演の観客は、保健所が濃厚接触者には当たらないと判断したということですが、吉本興業は個別に連絡し、希望者にはPCR検査を案内するとしています。また、よしもと有楽町シアターは5日から1週間、休館にするということです。
  吉本興業は「政府のガイドラインにのっとったうえで、専門家の意見を聞きながら感染防止に努めてまいりましたが、お客様や所属タレントなどの安全確保を最優先に感染予防や拡大防止をさらに徹底して努めていきます」などとコメントしています。


2020.12.03-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201203/k10012744791000.html
大阪府「赤信号」初点灯 不要不急の外出控えるよう呼びかけへ

  新型コロナウイルスの重症患者の急増を受けて、大阪府は3日夜、緊急の対策本部会議を開き、府内の医療体制がひっ迫しているとして、独自に設けた「大阪モデル」で「非常事態」を示す赤信号を初めて点灯させることを決めました。また、すべての府民に対し、4日から今月15日までの期間、できるかぎり不要不急の外出を控えるよう呼びかけることも決めました。
  大阪府では、2日に発表さ重症患者数が、1日としては過去最多の131人に上り、重症患者を受け入れる病床の使用率も63.6%と、「大阪モデル」で「非常事態」を示す赤信号に変わる基準の70%に迫っています。
  こうした状況を受けて、大阪府は3日夜、緊急の対策本部会議を開き、冒頭、吉村知事は「医療提供体制が非常にひっ迫している。特に重症者への提供体制がひっ迫しており、医療における非常事態宣言と言えるような状況だ。医療提供体制をなんとか守り、命を守ることを第一に対策を取っていきたい」と述べ、危機感を示しました。
  会議では、重症患者数が、このまま横ばいで推移した場合は12月8日に、また、1.2倍で推移した場合は今月7日に、病床の使用率が70%に達する見込みであることが報告されました。
  そのうえで、府民に行動変容を一層促すことで感染拡大をおさえ、医療崩壊を防ごうと、「大阪モデル」で初めて赤信号を点灯させることを決めました。
  そして、すべての府民に対し、4日から12月15日までの12日間、できるかぎり不要不急の外出を控えるよう呼びかけることを決めました。府民への不要不急の外出自粛の要請は、国が緊急事態宣言を出した、ことし4月以来となります。
  さらに、大阪・北区と中央区の酒類を提供する飲食店などを対象とした営業時間短縮の要請についても、12月11日までとしていた期間を今月15日まで延長することを決めました。
大阪府病院協会会長「医療崩壊が間近に迫る」
  大阪府内にある病院でつくる、大阪府病院協会の佐々木洋会長は「重症病床が足りないだけでなく、中・軽症の病院でも、すぐ受け入れることができない状況が現実に起こりつつある。いま、まさに医療崩壊が間近に迫っているという危機感が強く、行政は、感染者が出ないよう、より強い対策を講じるべきだ」と話しています。
飲食店「人通りがこれ以上少なくなったらどうしよう」
  大阪 ミナミの飲食店からは、売り上げのさらなる減少を心配する声が聞かれました。
  大阪府は、大阪 北区と中央区で酒類を提供する飲食店などを対象に、11月27日から12月11日まで、営業時間を午後9時までに短縮するよう要請しています。
  中央区の道頓堀で営業しているたこ焼き店は、もともと午後11時まで営業していましたが、要請が出されてからは、午後9時で店を閉めています。
  従業員の男性によりますと、街の人通りも減って、売り上げは大幅に下がったということです。
  大阪モデルの赤信号の点灯に伴い、営業時間短縮要請の期間も延長が検討されていますが、書き入れ時の年末年始を前にした延長は、特に影響が大きいとしています。
  「大たこ」の従業員の男性は「売り上げは落ちているし、人通りが少なくなっているので、これ以上少なくなったらどうしようというのが正直な思いだ。早く感染がおさまって、たくさんの人に来てほしい」と話していました。
大阪 ミナミでは
  大阪 ミナミで話を聞きました。路上で大道芸を披露していた20代の男性は、外出自粛などの要請が出されれば仕事にならないとしたうえで「2週間くらい皆で自粛して、コロナがおさまってから、気持ちよく大道芸をやりたいです」と話していました。仕事で大阪を訪れた奈良県の60代の男性は「基本的に自粛したいと思うが、何かあったときには、出ないと仕方がない」と話していました。50代の看護師の女性は「コロナだから、自粛はしかたないと思う。仕事柄外出は控えめにしています」と話していました。


2020.12.01-auヘッドライン(毎日新聞)-https://news.headlines.auone.jp/
大阪・北海道、11月の死者最多に 高齢施設、感染拡大 新型コロナ

  新型コロナウイルスの感染が全国で急拡大する中、大阪府と北海道で11月に確認された死者数は過去最多を更新した。大阪は78人に上り、60代以上が約95%を占めた。10月以降の「第3波」では高齢者施設でのクラスター(感染者集団)が多発し、重症化リスクが高い高齢者らの間で感染が拡大していることが要因とされ、専門家は「高齢者への感染を食い止める対策の強化が必要だ」と強い危機感を示している。
  大阪の11月の死者数は、全国で最多だった北海道の84人に次いで2番目だった。26日には1日当たりで過去最多の12人の死亡を確認。感染者数の急増に伴って死者数も増え続け、62人が亡くなった8月を超えた。
  78人を年代別で見ると、80代が33人と最も多く、70代(23人)と90代(14人)が続き、60代以上は全体の94・8%だった。50歳未満の死亡例はなかった。全体のうち51人に基礎疾患が確認された。
 大阪78人、北海道86人 高齢者の割合高く
  府内の第3波の感染傾向は今夏の第2波に比べ、高齢者の割合が高いのが特徴だ。府の分析によると、10月18日から11月29日までに60代以上が占める割合は27・5%だった。第2波のピークとされる7月26日から2週間は13・3%にとどまっており、この時期と比べて倍増している。
  背景には高齢者施設や医療機関でのクラスターの頻発がある。府によると、11月29日までの約1カ月半の間に計33施設でクラスターの発生が相次ぎ、職員を含め計720人が感染している。
  府感染症対策課の担当者は「市中感染が広がり、職員らがウイルスを持ち込むリスクが高まっている」と警戒を強める。
  また、感染経路が分からない高齢者も多い。府は11月20日の対策本部会議で、高齢者施設などに不調を訴えた職員へのPCR検査(遺伝子検査)などの実施を要請したほか、高齢者や基礎疾患を持つ人に対する不要不急の外出自粛要請を決めた。
「基本的な感染予防策の徹底を」
  府の専門家会議で座長を務める朝野(ともの)和典・大阪大教授(感染制御学)は「PCR検査を積極的に実施し、クラスターを最小限に抑え込む行政の支援がさらに必要だ」と強調。「死亡リスクが高い高齢者に感染させず、医療現場の負担を少しでも軽減するためにも、マスク着用や手洗いなど基本的な感染予防策を一人一人に徹底してほしい」と呼びかけた。
  一方、吉村洋文知事は1日、11月の死者数が過去最多を更新したことに触れ、「高齢者施設のクラスターを何とか抑えていきたい。一人でも多くの高齢者を守るため、対策をさらに強化していきたい」と述べた。【石川将来】


2020.11.27-Yahoo!Japanニュース(産経新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/129406d8507bcef21819d3eda747ec8ee6c18966
大阪の感染警戒、ステージ4に迫る

  大阪府内の新型コロナウイルスの感染状況が、国が示す基準で最も深刻な「ステージ4」(爆発的感染拡大)に迫っている。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数など6つの指標のうち、26日は5つで基準を上回った。残る感染ピーク時の病床使用率も基準に迫り、警戒感が強まる。

  「数字だけを見ればステージ4に近い。府民や事業者の協力を得て感染を抑え、何とか爆発拡大にならないようにしたい」
  大阪市内の一部飲食店への営業時間短縮要請が始まった27日、吉村洋文知事は記者団にこう危機感を示した。
   政府の対策分科会が示した感染状況のステージは4段階。ステージ3は「感染急増段階」だが、ステージ4は「爆発的な感染拡大と医療提供体制の機能不全を避けるための対応が必要」とされ、政府は緊急事態宣言の発令も視野に入れる。

   どのステージにあたるかは都道府県知事がそれぞれ判断する。目安として6つの指標が設定されている。
   大阪府の場合、23日時点で、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数など全ての指標でステージ3の基準を満たした。26日は新規感染者数が27・31人、人口10万人当たりの療養者数が39・12人に達するなど5つの指標でステージ4の基準を上回った。残る1つは、感染ピーク時に想定する確保病床の使用率で、50%以上が基準となる。
   府によると、軽症から重症までの病床全体(1615床)の使用率は26日に46・7%に上った。重症病床に限定すれば、想定の215床に対する使用率が50・2%に達している。
   吉村氏はステージ4の判断について「機械的に判断するより、数値を大切にしながら感染拡大のカーブを踏まえて判断したい」と述べた。


2020.11.27-リスク対策.COM-https://www.risktaisaku.com/articles/-/42696
大都市で時短・休業要請=コロナ抑え込みへ相次ぐ―北海道、愛知も

  新型コロナウイルスの感染拡大が全国的に進む中、各地の地方自治体は抑え込みに乗り出している。政府の分科会は感染者急増などを示す「ステージ3」相当の地域を対象に、酒類を提供する飲食店への営業時間短縮要請の検討を提言。すでに実施を決めている東京都と大阪府のほか、北海道が26日に休業を含む対策強化を発表し、愛知県も時短要請を決定した。

  北海道は26日、新型コロナの対策本部会議を開き、感染拡大が顕著な札幌市の全域を対象に、接待を伴う飲食店への休業要請を決めた。期間は28日から14日間。その他の飲食店やカラオケ店は、市内の繁華街ススキノに限り、営業や酒類提供の時間短縮を求める。
  これに伴い、札幌市は1店舗につき30万~60万円の協力金を支給。準備期間を考慮し、遅くとも30日からの対応を求める。鈴木直道知事は対策本部会議で「つらい決断だが一日も早く感染拡大を抑えるため徹底した対策を講じる」と強調した。
 これに先立ち、鈴木氏は26日午前、道内の経済団体代表者らとオンラインで会談。「職場での感染拡大も見受けられる」として、テレワークや時差出勤の推進を求めた。
  愛知県の大村秀章知事も26日の記者会見で、名古屋市内の繁華街で酒類を提供する飲食店やカラオケ店などに対し、午後9時までの営業時間短縮を要請すると発表した。期間は29日から20日間。応じた事業者に最大40万円の協力金を支払う。
  大村氏は「感染者の半分強は名古屋市の人だ」と説明。市内の繁華街である栄、錦両地区を対象とする方針を示した。また、政府の「Go To トラベル」に対しては「状況を注視し、必要があれば国と協議する」と述べるにとどめた。 


2020.11.22-NHK NEWS WEB-
東京都 新型コロナ 新たに391人感染確認 日曜日の発表で最多に

  東京都は22日、都内で新たに391人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が300人を超えるのは5日連続で、日曜日の発表人数としてはこれまでで最も多くなりました。また、都は感染が確認された1人が死亡したことを明らかにしました。
  東京都は22日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて391人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
     年代別では、
▽10歳未満が9人、▽10代が19人、▽20代が129人、▽30代が72人、▽40代が45人、▽50代が52人、▽60代が37人、▽70代が14人、▽80代が8人、▽90代が6人です。
  1日の感染の確認が300人を超えるのは5日連続で、日曜日の発表人数としては、8月9日の331人を上回ってこれまでで最も多くなりました。
  391人のうち、およそ47%にあたる184人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ53%の207人は、これまでのところ感染経路が分かっていないということです。
  累計では、都内で感染が確認されたのは合わせて3万7708人になりました。一方、都の基準で集計した22日時点の重症の患者は、21日と同じ40人でした。
  また都は、感染が確認された1人が死亡したことを明らかにしました。これまでに都内で感染が確認されて死亡した人は合わせて479人になりました。


2020.11.22-NHK NEWS WEB =https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201122/k10012726141000.html
大阪 新型コロナ 新たに490人感染確認 過去最多

  大阪府は22日、府内で1日としては過去最多となる490人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。1日の感染者数は2日連続で400人以上となりました。大阪府内で感染が確認された人の累計は、1万7649人となりました。


2020.11.20-Yahoo!Japanニュース(FNNプライムニュース)-https://news.yahoo.co.jp/articles/9ab1dac3dd6de5bbe22c6f82aab6519e452b957c
【速報】全国も「過去最多」2411人に 大阪 過去最多の370人

  大阪では20日、370人の感染が確認され、新型コロナウイルスのきょう1日の新規感染者は19日を上回り、過去最多となった。
  京都では20日、過去2番目となる522人の感染が確認された。 また、北海道の304人は、過去最多。 現時点で、全国の感染者は最多となった19日の2,386人を超え、2,411人となった。


2020.11.19-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201119/k10012720301000.html
東京都 新型コロナ 新たに534人感染確認 過去最多を更新

東京都は19日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて534人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では
  ▽10歳未満が5人▽10代が27人▽20代が130人▽30代が110人▽40代が96人▽50代が80人▽60代が31人▽70代が42人▽80代が10人▽90代が3人です。
都内で1日に500人を超えるのは初めてです。
  都内では18日、それまでで最も多い493人が確認されました。19日は、さらに上回り、18日に続き最多更新となります。534人のうち、およそ40%にあたる216人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ60%の318人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
  これで都内で感染が確認されたのは合わせて3万6256人になりました。一方、都の基準で集計した19日時点の重症の患者は、18日より1人減って38人でした。また19日は、死亡が確認された人はいませんでした。
東京都 重症者病床 倍増で300床確保へ
  東京都は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、重症患者用の病床を現在の150床から2倍の300床を視野に入れて確保を進めることを決めました。
  東京都は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、小池知事は、重症化リスクの高い高齢者の新たな感染が増えているとして、重症患者向けの医療提供体制を強化する考えを示しました。具体的には、重症患者用の病床を現在の150床から2倍の300床を視野に入れて確保を進めます。
  都は、必要な体制を確保するよう医療機関に要請しました。
  小池知事は、中等症以下の患者の医療提供体制について「専用医療施設の整備を進めており、今月中には工事が完了、来月には開設する予定だ」と述べました。
加藤官房長官「東京都などと連携し病床確保を支援」
  加藤官房長官は、19日午後の記者会見で、「地域の状況に見合った対策が講じられていると考えているが、引き続き、東京都をはじめとして自治体と連携し、感染拡大防止に向けた取り組みや、計画に沿った病床確保の取り組みなどを支援していく」と述べました。
  そのうえで、20日開かれる予定の専門家の分科会などでの議論も踏まえ、さらに効果的な対策を講じていきたいという考えを示しました。


2020.11.19-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201119/k10012721121000.html
大阪 新型コロナ 過去最多338人感染確認 1日の感染300人超は初

大阪府の関係者によりますと、19日に府内で新たに338人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。大阪府内で、1日の感染者が300人を超えるのは初めてで、過去最多です。これで、大阪府内で感染が確認された人の累計は、1万6374人となりました。
大阪市 松井市長「重症者病床使用率50%超で時短要請も」
  新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大阪市の松井市長は今後、重症患者の病床の使用率が50%を超えた場合、府内の飲食店などに営業時間の短縮を要請するかどうか検討する必要があるという認識を示しました。
  新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、政府は自治体がエリアや業種を限定して営業時間の短縮要請などを行う場合、財政的な支援を行う方針を示しています。
  これについて松井市長は19日の定例会見で「今の感染状況は大阪府域に分散していて、年齢層もそれぞれ増えている。このエリアで増えているというようなデータはない」と述べ現時点では要請を行う必要はないという認識を示しました。
  そのうえで、「判断する目安は医療現場の状況だ」として重症患者を受け入れる病床の使用率が、18日時点の35%から、今後50%を超えた場合、府内の飲食店などを対象に営業時間の短縮を要請するかどうか大阪府の吉村知事と検討する必要があるという認識を示しました。
  また、要請を行う際は、移動の自粛もあわせて行うべきだという考えを示しました。
大阪府 吉村知事「確実に右肩上がり 感染対策徹底を」
  大阪府内で新型コロナウイルスの1日の感染者数が過去最多の338人になったことについて、吉村知事は、19日夕方、記者団に対し「確実に右肩上がりの状況だ。府民には、マスクの着用の徹底や、飲食の際には静かに楽しむことをお願いしたい。大声でのどんちゃん騒ぎや5人以上の会食は控えて、少人数で楽しんでほしい。加えて、手洗いやうがい、3密回避といった、基本的な感染症対策の徹底をお願いしたい」と述べました。
  そのうえで、吉村知事は「医療崩壊を防ぎながら社会経済活動を動かしていくことを大きな目標にしているが、重症患者の病床の使用率が50%を超えるとひっ迫した状況になるので、ブレーキをかけるためより強いお願いを検討することになる。大阪市内の感染者が多いので、市内が中心になってくると思うが、20日の府の対策本部会議で状況を分析していきたい」と述べました。


2020.11.15-NHK NEWS WEB -https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201115/k10012713641000.html
大阪 新型コロナ 266人感染確認 過去2番目の多さ

  大阪府は、15日、府内で新たに266人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
  大阪府内で感染者が200人を超えるのは、6日連続で、過去2番目の多さです。
  大阪府内で感染が確認された人の累計は1万5421人となりました。


2020.11.15-msnニュース-https://www.msn.com/ja-jp/news/national/
全国で1017人感染 東京は255人感染

  全国では15日午後5時時点で1017人の新型コロナウイルスへの感染が新たに確認されました。一方、東京都では255人の感染が新たに確認され、6日連続で200人を超えました。
  東京都によりますと新たに感染が分かったのは255人で、そのうち最も多かったのは20代で68人でした。
  直近1週間の感染者数の平均は305.9人でおよそ3か月ぶりに平均で300人を超えました。重症者は14日から3人減って38人でした。
  都内の感染者は累計で3万4751人となりました。


2020.11.14-東京新聞 TOKYO WEB-https://www.tokyo-np.co.jp/article/68392/
イタリアの新規感染者4万人超え 過去最多、外出禁止を拡大

  【ローマ共同】イタリア政府は13日、新型コロナウイルスの感染者が前日から4万902人増え累計110万人を超えたと発表した。1日の新規感染者が4万人を超えたのは初めてで過去最多。政府は外出原則禁止地域に中部フィレンツェや南部ナポリなどを加えた。
  外出が原則禁止されたり、飲食店が閉鎖されたりする「レッドゾーン」には北部ミラノを含むロンバルディア州など4州と1県が指定されていたが、今回6州と1県に拡大した。
  新たな死者は550人で、累計は約4万4千人。重症者の増加傾向も止まらず、集中治療を受けている患者は3千人を超えた。


2020.11.13-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/life/news/201113/lif2011130002-n1.html
感染最多1660人 コロナ「第3波」急拡大 首相が対策徹底指示

  国内で12日に報告された新型コロナウイルス感染者数は1660人で、8月7日の1597人を上回り、過去最多を更新した。10月からの「第3波」は飲食店や外国人コミュニティーなどクラスター(感染者集団)が多様化。北海道や東京、愛知、大阪といった都市圏の歓楽街などを中心に感染が広がっており、放置すれば、さらに急速な感染拡大が起きる懸念が強まっている。
   菅義偉首相は「爆発的な感染拡大にならないように引き続き知事と連携して対応してほしい」と関係閣僚に対策の徹底を指示した。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会後に記者会見した西村康稔経済再生担当相は「夏の流行に匹敵する大きな流行が来つつある」と強調。現段階で緊急事態宣言を出す状況ではないが、感染状況が悪化した場合、休業要請といった経済活動の制限も必要だとの見解を示した


2020.11.13-朝日新聞 Digital-https://www.asahi.com/articles/ASNBF7JF7NBFUTIL01B.html
全国で501人が新たに感染 劇団クラスターは4人増加

新型コロナウイルスの国内感染者は13日午後9時半現在で、新たに501人が確認された。最多の東京都は166人で2日ぶりに100人を上回った。大阪府では69人、愛知県で24人、北海道で20人、沖縄県で15人の感染が確認された。死者は東京で2人、千葉、長野の両県で各1人増えた。
  日本大学は男子バレーボール部の28人が感染したと明らかにした。大学によると7日に部員2人の感染が判明し、濃厚接触者54人がPCR検査を受け、13日までに28人の感染が分かった。いずれも重症ではないという。当面、活動を休止する。所属する関東大学1部の秋季リーグの代替大会は中止が決まった。
 埼玉県では、クラスター(感染者集団)が発生したさいたま市の劇団「ミュージカル座」では13日に新たに4人の感染が判明し、劇団関係の感染者は計72人となった。さらに劇団の体験レッスンに参加した人ら24人の検査を進めている。このうち結果が出た2人は陰性だったという。


2020.11.12-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201112/k10012708831000.html
新型コロナ 国内の感染確認1634人 1日として過去最多

  国内の新型コロナウイルスの感染確認の発表は12日、これまでに1634人となり、1日の発表としては8月7日の1605人を上回って過去最多になりました。


2020.11.11-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201111/k10012705671000.html
大阪府 新型コロナ 過去最多の256人感染確認 府内計1万4376人

  新型コロナウイルスの感染が改めて拡大傾向にあることが鮮明になってきた。11日は大阪府で256人、兵庫県で70人の感染を確認。いずれも過去最多だった。大阪府の吉村洋文知事は「第3波が生じている」との認識を改めて示した。感染防止のため、静かに飲食することやマスク着用の徹底を呼びかけた。
  前日の10日も府内では226人の感染を確認しており、連日200人超となった。事態を重くみた府は対策本部会議の開催を11日に1日前倒し。吉村知事は「トレンドは右肩あがり。第2波と比較して若い人に偏っているわけでもなく、特定のエリアに偏りがあるわけじゃない。散発的に広がっている」と述べた。
  10月末から、府内では連日のように1日の感染者が100人を超えた。今月10日に226人となり、11日に最多を記録した。今夏の「第2波」のピークの255人(8月7日)を超えた。


2020.11.10-ZaqZaq by 夕刊フジ-https://www.zakzak.co.jp/soc/news/201110/for2011100005-n1.html
コロナ封鎖のフランス ネットで中国系攻撃呼びかけ アジア人差別「第2波」で再発

  【パリ=三井美奈】新型コロナウイルス「第2波」流行が広がるフランスで、中国系住民への攻撃を促すインターネットの書き込みが相次ぎ、検察が捜査を開始した。今月始めには国会議員100人が、「コロナ禍でアジア系への人種差別が広がっている」と連名書簡で警告し、波紋が広がっている。
  中国系を標的とした書き込みは10月28日、マクロン仏大統領が外出禁止令を宣言したのと前後して見つかった。「路上で会った中国人をすべて攻撃せよ」「漫画はやめる。これからはアジア人狩りだ」などと記されていた。パリ検察筋は「人種差別に基づく攻撃挑発の疑いで、捜査を始めた」と明かした。

  仏メディアによると、パリ市内で女性が「コロナ禍はお前のせい」と罵倒されて殴られたり、公園で卓球をしていた高校生が襲われたりするケースが報告されている。パリ内外では今年始めにも、中国での第1波拡大に伴ってアジア系への嫌がらせが急増。マスク姿の女性が遠ざけられたり、中国系経営のすし店に白ペンキがぶちまけられたりなどの被害が出た。
  公開書簡は仏紙リベラシオン(電子版)に掲載され、「コロナ流行の第2波で、アジア系がかつてないほど標的にされている」と主張。差別発言が攻撃的になっていることを懸念し、被害防止のため、差別的な行為や発言を見かけたら、当局に届け出るよう訴えた。(産経新聞)


2020.11.10-日本経済新聞-https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66062270Q0A111C2EA2000/
国内感染、再拡大強まる 急増の北海道「正念場」

  北海道をはじめ国内で新型コロナウイルスの感染が再拡大している。政府は10日の対策会議で感染防止策の徹底を改めて求めた。経済再開のためにも第3波を食い止める必要がある。
  全国の新規感染者数(7日間移動平均)は9日に951人となり、2週間前に比べ65%増えた第2波のピークだった8月上旬の1300人台よりはまだ少ないものの増加が続いている。
  とりわけ北海道はペースが速く、新規感染は5日から4日間連続で100人台を記録、9日には初の200人に達した。10日も166人に上った。繁華街を中心にクラスター(感染者集団)が多発、職場など日常生活の場にも飛び火している。道内のクラスター発生は10月に32件、11月も26件と急増している。
  日本感染症学会の舘田一博理事長(東邦大教授)は「北海道は正念場だ。寒くなり室内に閉じこもって3密になりやすくなったことに加え、換気の減少が要因と考えられる」と指摘する。
  道は新型コロナ用に最大1811床の病床を確保している。現状の利用は約400床だが急増が続けば不足しかねない。北海道は軽症者向け施設の収容数を1千床に増やすなど対策を強化する。
  10日は東京でも293人、大阪も226人と多数の新規感染が確認された。各地の感染拡大は、人出が徐々に戻っていることも背景にある。ソフトバンク系のアグープ(東京・渋谷)のデータ分析では、9日の午後3時台の人出は、緊急事態宣言が出た4月7日と比べて東京・歌舞伎町で14.8%増、大阪・梅田駅で35.5%増えた。
  経済と感染防止の両立は政府にとって譲れない課題だ。菅義偉首相は10日、北海道を「Go To トラベル」から外す考えはないと表明。同日の新型コロナ対策本部では「大規模・集中的な検査の実施やクラスター対策の専門家派遣など、地方自治体の感染拡大防止を支援する」と述べた。
  現場の緊迫度は増している。新規感染や病床の逼迫度合いなど6指標を基に感染状況を4段階で評価する政府の目安によれば、北海道や東京、大阪などで一部の指標がステージ3に該当する水準になってきている。緊急事態宣言が視野に入るステージ4も、例えば北海道では新規感染者数で1日平均190人弱が1週間続けば該当する。
  東京医科大の浜田篤郎教授は「流行の第3波が始まっているとみてもよいのではないか。重症化する患者を減らす策も重視すべきで、検査体制を整えて感染者を早期発見し治療につなげるのが重要だ」と訴えている。


2020.10.30-朝日新聞 DIGITAL-https://www.asahi.com/articles/ASNBY7FQTNBXUHBI04R.html
禁じ手のロックダウン、欧州で再び ほかに打つ手ない仏

  新型コロナウイルスの「第2波」が猛威を振るっている欧州で、各国政府が再度、厳しい行動規制にかじを切り始めた。病床が埋まりつつあるフランスは春の流行時を超える危機を迎え、「禁じ手」だった外出禁止令に踏み切った。クリスマス商戦を救いたいという思惑もにじむ。
  「11月半ばにはフランスの集中治療室は限界を迎える」
  フランスのマクロン大統領は28日の国民向けテレビ演説で、こう危機感をあらわにした。医師が治療すべき患者を選別することになるとも指摘。「第2波は第1波より大きな犠牲者が出るだろう」と警告し30日から全土で1カ月、外出を禁じると明らかにした。市民の外出は食料品の買い出しなどに限られ、違反者には再び罰金が科される見通しだ。飲食店など「必要不可欠でない」店舗はすべて閉鎖される。一方、教育格差を広げる恐れがあるとして、学校は大学をのぞいて閉鎖しない。
  マクロン氏は規制を2週間ごとに見直すことも明らかにした。「感染をより制御できていれば、クリスマス前の大事な時期に、一部の商店は再開できる期待を持てるだろう」と語った。 マクロン氏は8月末、ロックダウンについて「もっともやぼで、単純すぎるやり方だ。(ペストが蔓延(まんえん)した)中世からすでにやってきた」などと否定してきた。代わりに採った戦略は「ウイルスと生きる」という感染対策と経済を両立させる道だった。5月に最初のロックダウンを解除すると、国民に職場で働くよう呼びかけ、夏休みには国内旅行を促進した。9月からの新学期も全学校を再開させた。感染者の隔離期間は2週間から1週間へ短縮した。
  市民にほぼふだん通りの生活を促し続けた結果、5月に200人以下に抑え込んだ1日の感染者数は、10月に5万人まで膨らんだ。全国の入院者数も春のピーク時に迫り、もはやほかに打つ手がなくなっていた。(パリ=疋田多揚)


2020.10.29-毎日新聞-https://mainichi.jp/articles/20201029/k00/00m/040/100000c
コロナ国内感染者数、10万人超える 10月に入り再び増加の兆候

  新型コロナウイルスの感染者は29日、全国で新たに809人が確認された。クルーズ船の乗客乗員らを合わせた国内の感染者数は毎日新聞のまとめで10万412人となった。
  感染者数は8月から9月にかけて減少傾向にあったが、再び増加の兆候を示している。1日の感染者が800人を超えるのは8月29日以来、2カ月ぶり。
  厚生労働省の10月28日時点の資料によると、感染者のうち30代までの若年層は52%を占める。全体の陽性者のうち死亡率は1・8%。しかし、年齢別にみると、60代は2・2%で70代7・1%、80代以上は17%と年齢が上がるにつれて高くなっている。
  毎日新聞のまとめによると、国内初の感染者が出たのは1月16日。「第2波」に見舞われた今夏には感染者数が急増し、わずか7日間で4万人から5万人になった。その後、増加のペースは鈍って8万人から9万人になるまでに20日間かかったが、9万人から10万人までは18日間と再び短くなっている。
  月別の1日の平均感染者数でも、9月は506人だったが、10月28日までの1週間は平均624人と増加に転じている。

  都道府県別では、東京が計3万677人と最多だが、最近は1日の感染者数が100~200人台で推移しており、7月下旬から8月上旬のピーク時の半分程度となっている。2番目に感染者が多いのは大阪(1万2473人)で、神奈川(8585人)、愛知(6081人)と続く。
  一方、北海道や青森、宮城、岡山などでは10月に入って1日の感染者数が過去最多を更新するなど、地方での感染拡大が目立つ。
  厚労省のアドバイザリーボードによると、今月26日までの1週間の人口10万人あたりの感染者数は沖縄の16・66人が最多で、北海道(5・62人)や青森(5・46人)は東京(7・82人)や大阪(6・06人)に近い数値を記録した。病院や飲食店などでのクラスター(感染者集団)が感染者数を押し上げる要因になっている。
【島田信幸、大島祥平】


2020.10.26-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/life/news/201026/lif2010260026-n1.html
中国ウイグル自治区で164人集団感染 新型コロナ、工場で拡大か

  【北京=西見由章】中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区カシュガルで26日までに、新型コロナウイルスの感染者164人が確認された。地元当局はいずれも「無症状」としている。中国では6月に北京の卸売市場で260人を超す感染者が発生して以来、最大規模の集団感染となる
   当局の発表や中国メディアによると、24日に実施された定期的なPCR検査で少女(17)が陽性となった。これを受けて濃厚接触者らを対象に一斉検査を実施したところ、少女の両親が働く衣料品工場で関係者137人の陽性が25日に判明。26日も感染者が26人増えた。カシュガル地区の全人口約470万人を対象にPCR検査を実施する予定。
   同自治区では以前から、少数民族を含む市民への厳しい管理体制が敷かれていたが、コロナ発生後は監視・外出制限を徹底。集団感染の発生で、再び厳格な措置が復活しそうだ。
   中国当局は新型コロナの累計感染者について発症者のみを公表し、無症状者は加算していない。今回、160人以上の感染者が確認されながら1人も有症者がいないのは不自然にも感じられる。中国紙、環球時報(英語版)は「今後、有症者に変わるケースが出てくるだろう」との専門家の談話を伝えた。


2020.10.26-SankeiBiz-https://www.sankeibiz.jp/macro/news/201026/mcb2010260858011-n1.htm
欧州で新型コロナ感染再拡大 スペイン非常事態再宣言、仏は1日5万人超え

  【パリ=三井美奈】スペイン政府は25日、新型コロナウイルス感染の広がりを受け、全国で非常事態を宣言し、夜間外出を禁じると発表した。フランスでは25日の発表で、1日当たりの感染者数が欧州で初めて5万人を突破した。
  スペインが新型コロナ対策で非常事態を宣言するのは2度目。外出禁止は午後11時~午前6時で、各自治州の判断で、開始と終了の時刻をそれぞれ1時間ずらすことができる。
  非常事態宣言期間は15日間で、6カ月間の延長が可能。スペインでは今月、感染者数の累計が100万人を超えた。3~6月の最初の非常事態では、全国で外出禁止や商店閉鎖の措置がとられた
  フランスは今月17日、パリなど大都市圏で午後9時~午前6時の夜間外出禁止令が施行された。22日には地域を広げ、国の人口の約3分の2が対象となったが、感染拡大に歯止めがかからない。10月半ばに2万人前後で推移していた1日当たりの感染者数は、2週間でほぼ倍増した。25日の発表で、1日当たりの死者は116人だった。
また、イタリア政府は25日、飲食店の午後6時以降の営業禁止を発表した。映画館や劇場、ジムは閉鎖される。期間は1カ月。イタリアでは25日、1日当たりの感染者数が2万人を超えた。


2020.10.23-新潟日報 モアー-https://www.niigata-nippo.co.jp/world/national/20201022576411.html
欧州の感染者、560万人超に・・・第2波の拡大深刻、世界3位規模

 【パリ共同】欧州で新型コロナウイルス感染の第2波が拡大し、米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、感染者の合計が22日時点で560万人を超えた米国とインドに次ぐ規模で、世界で3番目に多いブラジルを上回る深刻さ。スペインとフランスでは同日までに、欧州で初めて感染者数が100万人を超えた。各国政府は拡大を防ごうと、移動制限や都市封鎖など再規制の動きを強めている。
 両国に次いで感染者数が多い英国とイタリア、ドイツのほか、オーストリアやクロアチアなどでも1日当たりの新規感染者が過去最多を記録した。


2020.10.19-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/world/news/201019/wor2010190014-n1.html
EU、首脳や閣僚の隔離・感染相次ぐ

  【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)で、12日の外相理事会に出席したオーストリア、ベルギー両国の外相が17日、ともに新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された。15、16日のEU首脳会議でも、感染対策の自主隔離のため欠席者が相次いでおり、加盟27カ国による会議は「オンライン形式にすべきだ」の声も出ている。
  感染が発覚したのは、オーストリアのシャレンベルク外相とベルギーのウィルメス外相で、外相理事会では近くの席に座っていた。オーストリア外務省報道官は、シャレンベルク氏が「EU外相理事会で感染した疑いがある」と指摘した。ウィルメス氏はツイッターで「感染は私の家族の中に起因するとみられる」と発信した。
  EU首脳会議では15日の開幕直前、ポーランドのモラウィエツキ首相、ボレルEU外交安全保障上級代表が、それぞれ「感染者と接触したことが分かった」として自主隔離入りを理由に欠席を表明した。フォンデアライエン欧州委員長も「職場の近くに感染者がいた」として参加見送りを発表。さらに会議2日目の16日にはフィンランドのマリン首相が「感染者と接触していたことが分かった」として、急きょ退席した。
  EUは今春、新型コロナの流行を受け、首脳会議をオンライン形式に切り替えたが、7月に対面方式に戻していた。EU本部のあるベルギーでは19日から4週間、感染封じ込めのため飲食店の営業が禁じられた。


2020.10.15-JIJI.COM-https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101500218&g=int
欧州で規制再強化 夜間外出禁止、移動制限―新型コロナ

  【パリ時事】欧州で新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、規制再強化の動きが急速に進んでいる。フランスでは17日以降、パリなど複数の都市で夜9時~翌朝6時の外出が禁止される。英国では一部地域でパブやバーが休業となり、ベルリンでは夜間の飲食店や商店の営業が停止。スペイン政府は首都マドリードを対象に非常事態を宣言し、市民の移動を制限している。
  欧州は今や一部でクラスター(感染者集団)が発生している状況ではなく、首都をはじめ人口密集地で感染者の増加が止まらない。各国政府の危機感は強い。
  マクロン仏大統領は14日、地元メディアとのインタビューで「フランス中にウイルスは存在し、懸念される状況にある」と警告。病床に余裕がなく、医療従事者も疲弊していると指摘し「より強力な手段を講じる必要がある」と強調した。
 夜間外出禁止の対象となるのは首都圏のほか、マルセイユやリヨンなど8都市圏。午後9時以降は域内の全ての飲食店や映画館、劇場が営業を終了する。
 マクロン氏は規制強化の理由について、レストランでの飲食や知人同士の会合が感染拡大の主な原因になっていると説明した。ただ、隣国スペインで実施されている都市間の移動制限までは設けない。
 スペイン政府は9日、マドリード自治州政府の反対を押し切って15日間の非常事態を宣言。市をまたぐ不要不急の移動を原則禁止した。
 英国では、西部リバプールを中心に感染が急速に広まっている。政府は感染程度に応じて各地域を3段階に分類。最も警戒度の高い地域では、酒場は閉鎖され、世帯間交流も禁止だ。
 ベルリンでは、夜間の飲食店や商店の営業、さらに酔って騒ぐ原因となる酒の販売自体が禁止された。しかし、反発する動きも根強く、現地からの報道によれば、ベルリンのミューラー市長は「楽しく騒いでいる状況ではない」と危機感を訴え、理解を求めるのに必死だ。
 欧州各国は最初に感染が拡大した3月、相次いで都市封鎖(ロックダウン)に踏み切った。その後、状況は改善し、規制は一部緩和された。
 しかし、夏の休暇で人の移動が増え、最初の感染規模を上回る「強い第2波」(カステックス仏首相)に直面している。いずれの国も、これ以上経済に打撃を与えるロックダウンは「正しい方向ではない」(ジョンソン英首相)と避けたい考えだが、小出しの対策で状況を徐々に悪化させる悪循環が警戒されている。


2020.10.13-msnニュース(産経新聞)-https://www.msn.com/ja-jp/news/national/
英「第2波」対策 ジョンソン首相が地域ごとの規制を発表

  【ロンドン=板東和正】英国のジョンソン首相は12日、新型コロナウイルスの感染状況に応じ、強弱が異なる規制を国内の地域ごとに導入する方針を発表した。感染状況が最も悪い地域では、パブやバーの営業を認めない。人口の大半を占めるイングランド地方で14日から開始する方針で、新型コロナ流行の「第2波」が押し寄せる中、感染封じ込め策を強化する。
  新たに導入される規制では、各地域の感染状況などから感染リスクを解析し、「中程度」「高い」「とても高い」の3段階に分類する。分類は4週間ごとに見直す予定。
  「中程度」に分類された地域では、パブやレストランなどで営業時間を午後10時までに制限。屋内外での7人以上の集まりを禁止する。現状ではロンドンなどイングランドの多くの都市が該当する。
  「高い」の地域では、屋内での別世帯との面会などを禁じる「とても高い」の地域では、屋内外を問わず別世帯との面会を禁じるほか、パブやバーなどの閉鎖を命じる。「とても高い」には、感染が急速に広まっている英中部リバプールが分類された。
  英政府は新型コロナの感染拡大を防ぐために、3月23日から英国全土で外出制限を実施。新型コロナの流行が小康状態になったのを受け5月以降、段階的に緩和していた。だが、8月初旬に1千人未満だった1日当たりの新規感染者数は9月上旬から増加。直近では1万人を超えたことから、ジョンソン政権は新たな規制の導入に踏み切った。
  一方、英国の4~6月期の国内総生産(GDP)が外出制限の影響で大幅に落ち込んだことから、経済への配慮から英国全土での外出制限を回避した形だ。
  ジョンソン氏は今月12日、英国全土での外出制限の実施を望んでいないとした上で「命を救うために行動しなければならない」と規制の意義を強調した。


2020.10.11-Yahoo!Japanニュース(産経新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/8dd7b4c6c3020525e677cef5774aa9c667dfeeab
イランに「第3波」 相次ぎ対策 首都は医療崩壊状態

  【カイロ=佐藤貴生】イランで新型コロナウイルスの感染者・死者数が相次いで過去最悪を更新し、感染拡大の「第3波」に見舞われている。首都テヘラン当局は10日から公共の場でのマスク着用を義務付けるなど、対策に追われている。
 イラン当局は8日、1日当たりの新規感染者数が4392人、7日には死者数が239人に上ったと発表、いずれも過去最悪となった。ロイター通信によると、テヘランでは集中治療室のベッドが不足し、新たに病院に来た感染者もベッドが空くのを待っている。救急車は病院を回って患者の受け入れ先を探している状態だ。
  2月中旬に初感染が確認されたイランでは4月と6月に感染が拡大。その後やや落ち着いたものの、9月から急増に転じた。政府は今月3日、学校やモスク(イスラム教礼拝所)、映画館などの閉鎖を命じた。
   ロウハニ大統領は3日、感染を隠して14日間の自己隔離を行わなかった者は厳罰に処し、感染防止策を順守しない公務員は停職処分にすると述べるなど、拡大阻止に懸命になっている。
   米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、人口約8300万人のイランの感染者は累計50万人に迫る勢いで、死者は2万8千人を超えた。


2020.10.9-gooニュース(産経新聞)-https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010090032.html
欧州のコロナ「第2波」止まらず 入院者急増に危機感も

  【パリ=三井美奈】新型コロナウイルス流行の「第2波」で、ドイツ、フランス、英国など欧州の主要国で今週、1日当たり新規感染者数が最多になった。各国政府は全国的な「都市封鎖」の再実施は避けたい方針で、自治体ごとに規制を強化し、感染封じ込めに懸命になっている。
第1波に近づく
  ドイツの8日の発表では、1日当たりの感染者数が4千人を突破した。「第1波」のピークだった4月初め以降、初めてだ。先週まで2千人台で推移していたため、メルケル首相は「今春のような事態を再発させてはならない」と警戒感を示した。ドイツは第1波で、商店閉鎖や移動制限を迫られた。
  フランスでも8日、1日当たりの感染者数が2日連続で1万8千人を超えた。英国は4日、過去最多の2万人を記録。政府は「以前の検査の集計漏れを入れた結果」と説明したが、8日の発表でも1万7千人を超え、4日に次ぐ多さになった。英独仏はいずれも、週約100万件の大量検査を行っている。
飲食店、各都市で規制
  入院者数も急増し、各国で危機感が強まる。フランスのパリ首都圏では6日、集中治療室の病床占有率が40%を超えた。保健当局は病床確保のため、「ほかの病気の手術日程の先送りを始めた」と明らかにした。フランスやスペインでは1日当たりの死者数が「第1波」のピーク時よりははるかに少ないが、8月と比べて増加傾向がみられる。
  飲食店の営業規制も各地で相次ぐ。パリでは6日から、バーの営業が禁止された。独ベルリンでは10日以降、飲食店や商店に対し、午後11時〜午前6時の夜間営業を禁止した。欧州連合(EU)本部があるベルギーのブリュッセルでは8日から1カ月間、バーや喫茶店の営業が禁止された。
  どこも全国的な都市封鎖の再実施を避けようと懸命だ。イタリア政府は今週、「非常事態」を来年1月末まで延長することを決めた。コンテ首相は「経済を止めるような厳しい措置は回避せねばならない」と述べ、理解を求めた。
  ドイツは、EU圏内でも感染が深刻な地域を「危険地区」に指定し、入国者にPCR検査や隔離を求めている。フランスやスペイン、オランダなど近隣国も対象にした。
「命令」に反乱
  スペインの裁判所は8日、中央政府が先週、マドリードで導入を決めた移動制限について、違法だと判断した。地元自治体が「中央政府の一方的措置」だと抗議し、提訴していた。裁判所は「中央政府の越権行為で、市民の基本権の侵害にあたる」と認定した。
  パリやブリュッセルではバー営業を禁じる一方、レストラン営業を認めているため、「根拠があいまい」と批判が出ている。ベラン仏保健相は「(テーブル席の)レストランはバーより感染率が低い」と説明した。春の都市封鎖で打撃を受けた飲食業界には営業停止への反発が強い。南仏マルセイユでは中央政府による飲食店閉鎖の決定に市長が抗議する事態になった。


2020.9.26-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200925/k10012634861000.html
阪神 糸原選手ら7人コロナ感染 球団本部長「会食原因と推察」

  プロ野球・阪神はキャプテンの糸原健斗選手など、選手5人とスタッフ2人の合わせて7人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。阪神は急きょ選手の入れ替えを行い、神宮球場でのヤクルト対阪神の試合は予定どおり行われました。
  阪神によりますと、今月20日まで1軍に帯同していた浜地真澄投手が軽い頭痛などを訴え、24日に検査を受けた結果、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
  このため1軍と2軍の選手やスタッフ全員にPCR検査をしたところ、25日、新たにキャプテンの糸原選手と岩貞祐太投手、陽川尚将選手、馬場皐輔投手の4人と1軍のスタッフ2人の合わせて6人の感染が確認されたということです。
  また今月19日に浜地投手などと一緒に食事をしていた岩崎優投手と小川一平投手が保健所から濃厚接触者と判定されました。
  さらに球団は糸原選手などと会食していた福留孝介選手など合わせて4人について、独自に濃厚接触者として扱うことにしました。
  阪神は急きょ、選手10人の1軍の出場選手登録を抹消して2軍から9人を昇格させ、神宮球場でのヤクルト対阪神の試合は午後6時から予定どおり行われました。
  感染が確認された7人のうち、1軍のスタッフ1人にかぜのような症状があるものの、そのほかの6人には現時点で発熱や嗅覚の異常などの症状はみられないということです。
  阪神で今回、感染が確認された7人のうち、馬場皐輔投手と浜地真澄投手は今月19日の中日戦のあと、名古屋市内の飲食店で濃厚接触者と判定された、岩崎優投手と小川一平投手の合わせて4人で会食していました。
  浜地投手は翌20日まで1軍に帯同していましたが、出場選手登録を抹消された21日以降、軽い頭痛などが続き24日、新型コロナウイルスの検査を受けたところ、陽性と判定されました。
  その後、1軍と2軍の選手やスタッフ全員にPCR検査を実施した結果、25日、新たに6人の感染が確認されたということです。
  一方、25日、感染が確認された選手のうち、糸原健斗選手、岩貞祐太投手、陽川尚将選手と1軍のスタッフの4人は今月19日にほかの4人の選手と合わせて8人で、名古屋市内の飲食店を貸し切り、会食をしていたということで、このとき同席した福留孝介選手など4人について球団は独自に濃厚接触者として扱うことにしました。
  阪神は名古屋と広島に遠征した時は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を見ながら、指定した日に限って球団関係者や家族との外食を許可しているということです。
  その際は個室に限定したうえで、人数は4人まで2時間程度という制限を設け、マスクの着用のほか手や指の消毒を指示していました。
中日「阪神選手との濃厚接触なし」
  プロ野球・中日は、今月20日までの3連戦で対戦していた阪神から選手とスタッフ、合わせて7人が新型コロナウイルスに感染が確認されましたが、中日の選手などには感染が確認された阪神の選手の濃厚接触者はいないとしています。
  また23日、今月、監督や選手、それにスタッフなど合わせて226人に行ったPCR検査の結果、全員の陰性が確認されたと発表しています。
  中日では、これまでも試合後に球場のベンチなどの消毒を行っていて、今後も同様の対応を続けるとしています。
阪神 出場選手登録と抹消に関する特例 初適用
  プロ野球・阪神は新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者が出たことを受け、ことし設けられた出場選手登録と抹消に関する特例を初めて適用し、試合前に急きょベンチ入りの選手を大幅に入れ替えました。
  この特例は新型コロナウイルスによる影響を最小限に抑え、シーズンを最後まで休止することなく乗り切るために、今シーズンに限って、選手に感染やその疑いが生じた場合などに、柔軟に選手を入れ替えられるようにするルールです。
  特例では感染やその疑いで1軍の出場選手登録を抹消された場合、通常の10日間を待たずに再び登録が可能となります。
  ただし、再登録には感染していないことや体調が回復したことを証明するため、医師の所見や診断結果を添えて、所属するリーグ事務局に申請する必要があります。
  また、抹消した選手の代わりに出場登録する選手を「代替選手」として指名することができ、その後、「代替選手」が抹消された場合も10日間を待たずに再登録できます。
  阪神はこの特例を使って、感染が確認された糸原健斗選手や岩貞祐太投手、それに球団が独自に濃厚接触者として扱うことにした、福留孝介選手など合わせて10人の登録を抹消し、代替選手として能見篤史投手や藤浪晋太郎投手、上本博紀選手など9人を出場選手登録しました。
  この特例が適用されたのは今回が初めてです。
  一方、プロ野球の感染予防ガイドラインでは、感染者や濃厚接触者への対応を次のように定めています。
  検査で陽性となり、かつ症状がある場合は、保健所の指示に従いながら発症日から10日間と、さらに症状が改善されてから72時間は入院または隔離するとしています。
  発症日から10日間経過する前に症状が改善した場合は、そこから24時間が経過したあとに、2回の検査を24時間の間隔を空けて行い、陰性が確認されるまでは隔離が必要としています。
  検査で陽性となっても症状がない場合は、検体を採取した日から10日間か、6日間経過したあとに2回の検査を24時間の間隔を空けて行い、陰性が確認されるまでは隔離が必要とし、保健所から濃厚接触者と認定された場合は保健所の指示に従いながら14日間、自宅待機するとしています。
12球団臨時実行委員会「120試合すべての開催目指す」
  プロ野球・阪神で新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者が出たことを受け、12球団は、オンラインで25日午後、臨時の実行委員会を開きました。
  25日午後2時半から開かれた会議では、阪神から、これまでの経過報告があったあと、25日夜のヤクルト対阪神の試合を神宮球場で予定どおり開催することを決め、保健所からの指示を受けながら、この先120試合すべての開催を目指すことを12球団で改めて確認したということです。
  また、阪神戦を主催したヤクルトは、感染が確認された阪神の選手とスタッフ、球団が独自に濃厚接触者と扱った選手は、すでに全員が隔離されていること、ほかの1軍メンバーや監督、コーチ、スタッフに体調の異常を訴える人がいないことなどを理由に開催を決定したと説明しています。
  そのうえで、ヤクルトは「主催者として、神宮球場の導線管理など、考えられるかぎりの感染対策を引き続き実施することによって、グラウンド上の感染は、十分に防止できると判断している」としています。
ファン「代わりに出場する選手はチャンス 前向きに頑張って」
  甲子園球場の近くに住む50代の男性は「どこで、誰が新型コロナウイルスに感染してもおかしくないし、わたしたちも検査をしていないだけで感染しているかもしれない。選手たちの過失で感染したわけでなければ、しかたがない」と話していました。
  また、70代の男性は「この時期に感染者が出てしまったことは残念だが、3か月遅れで開幕してここまでシーズンが進んでいるので、中断せずに最後までやってほしい」と話していました。
  阪神ファンの50代の男性は「ニュースで阪神の選手が新型コロナウイルスに感染していると聞いて驚いた。選手も人間なので、しかたがないと思う。代わりに試合に出場する選手にとっては大きなチャンスになるので、前向きに頑張ってほしい」とエールを送っていました。
阪神球団本部長「会食が原因と推察できる」
  今回の事態を受けて、阪神の谷本球団本部長が25日夜、オンラインで報道各社の取材に応じ、「プロ野球関係者やファンなどに心配をかけ、本当に申し訳ありません」と謝罪しました。
  球団によりますと、浜地真澄投手と1軍スタッフ2人の合わせて3人が入院し、ほかの4人は、ホテルで待機しているということです。
  また感染が確認された7人のうち6人はいずれも今月19日に遠征先の名古屋市内にある2か所の飲食店にわかれて会食をしていました。
  谷本本部長は、「感染経路ははっきりしないが、会食が原因だろうと推察できる」と述べ、19日の会食で感染が広がったという認識を示しました。
  また、阪神は名古屋と広島に遠征した時は、指定した日に限って選手の外食を許可していましたが個室に限定したうえで人数は4人まで、2時間程度という制限を設けていました。
  しかし感染が発覚したグループの1つは8人で食事をしていました。
  これについて、谷本本部長は「非常にゆゆしき事態だ。ただ、4人の会食でも陽性者が出ているので、会食を認めたのは、私の判断ミスだった」と述べ、今後、選手の外食などのルールを見直す考えを明らかにしました。


2020.9.13-沖縄タイムス-https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/631763
沖縄で10人感染 県内の累計2290人に【9月13日午後】

  県は13日、県内で新たに10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の累計感染は2290人となった。13日の新規陽性10人中、行政検査によって4人の感染が分かった。行政検査は106人に実施していた。また、新たな死亡例の報告はなかった。

12日までに県内の関連死者は計45人で、このうち8月以降の報告が38人に上っている。沖縄本島全域で病院や高齢者施設でのクラスター(感染者集団)発生が相次ぎ、高齢者や重症化リスクのある人に感染が広がっている。人工呼吸器を使ったり、集中治療室などで治療を受けたりしている「重症」の患者は11日時点で24人。新規感染者数は減少傾向にあるが、重症患者は20人台いる状況が続いている。
  直近1週間(5日~11日)で新規感染者は計81人で、人口10万人当たりの5・56人で全国4番目の多さに下がった。最多は東京都の8・27人、2番目は大阪府の6・17人、3番目は神奈川県の5・83人。
  県は、療養者数や新規感染者が「8月中旬をピークに現在は収束に向けた道筋が見えた」として、県の緊急事態宣言を期限通り5日までで解除した。感染の広がりは改善の兆しが見えるとしつつ、「引き続き感染流行期として警戒が必要な状況にある」との認識を示して、警戒レベルは上から2番目の第3段階(感染流行期)を維持している。
  今後は「感染防止対策と社会経済活動の両立」が必要と強調。県民には新しい生活様式の徹底を、事業者には感染拡大予防ガイドラインの順守を求め、感染防止対策への協力を呼び掛けている。流行の前兆が見えた場合は、これまでの緊急事態宣言のような包括的な対策ではなく、地域を絞って注意が必要な対策を「感染注意報」として発信する方針。


2020.9.10-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200910/k10012610461000.html
大相撲 玉ノ井部屋で新たに18人 新型コロナ集団で感染

  東京 足立区にある大相撲の玉ノ井部屋で、十両の富士東など力士合わせて18人が新型コロナウイルスに集団で感染していることが新たにわかりました。
この部屋の感染者は、合わせて19人となりました。
  日本相撲協会の発表によりますと東京 足立区にある玉ノ井部屋では、今月5日に幕下以下の力士1人の感染が明らかになり、10日までに部屋の関係者合わせて32人が検査を受けたところ、十両の富士東と幕下以下の力士の合わせて18人が新たに陽性と判定されたということです。
  この部屋での感染者は合わせて19人となり、このうち12人が医療機関に入院していていずれも軽症だということです。
残りの7人は症状がなく、現在、部屋の中で隔離されているということです。
  また足立区は、玉ノ井部屋での感染について感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。
足立区によりますと感染した19人のうち6人に発熱や頭痛、嗅覚障害などの症状が出ていて詳しい感染経路については、調査中だということです。
  玉ノ井部屋は、元大関 栃東の玉ノ井親方が師匠を務め、相撲協会のホームページによりますと力士28人など合わせて34人の協会員が所属しています。
  玉ノ井部屋では、力士全員が今月13日に初日を迎える秋場所を休場することになりました。
  日本相撲協会は、秋場所を予定どおり開催する方針で「今後も感染防止策をより一層徹底して実施し、感染拡大防止に努めます。ほかの部屋の力士は、体調管理を万全に行い本場所に備えます」とコメントしています。
10人以上の集団感染は初
  大相撲では、新型コロナウイルスの感染拡大以降、力士などが感染した例がありましたが、同じ部屋で10人以上の集団感染が明らかになったのは、今回が初めてです。
  ことし4月には、元関脇・安芸乃島の高田川親方と力士、合わせて7人の感染が分かり、5月13日には高田川部屋に所属していた三段目の勝武士が新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全で、28歳で亡くなりました。
  新型コロナウイルスに感染した力士が亡くなったのは、初めてでした。
  日本相撲協会では、専門家のアドバイスを受けて感染防止対策などをまとめたガイドラインを作り、先場所の7月場所では、会場の国技館の収容人数の4分の1程度、およそ2500人の観客を入れて開催していて、場所中の協会員の感染者はいませんでした。
  しかし8月は、親方1人と力士1人が感染したほか、玉ノ井部屋では10日までに19人の感染が分かりました。
  同じ部屋で10人以上の感染者が出たのは、今回が初めてです。
  相撲協会は、不要不急の外出の禁止や出稽古の禁止など、ガイドラインに沿って感染防止対策を取ってきましたが、感染拡大を防ぐことはできず、力士や親方が集団生活をする相撲部屋での感染リスクが改めて浮き彫りになりました。
日本相撲協会の芝田山広報部長「秋場所の開催 問題ない」
  日本相撲協会の芝田山広報部長は「1つの部屋で封鎖をしっかりしているので、秋場所の開催には全く問題ない。相撲部屋と国技館での対策はしっかりしている」と話し、今月13日からの秋場所について予定どおり開催する考えを示しました。
  また玉ノ井部屋のすべての力士を秋場所の千秋楽まで休場させることについては、「完全にその部屋の中で封鎖する形を取るしかない」と説明したうえで、今後の番付上の救済措置などについて「感染したことが悪いことではないので、何らかの対策は取らないといけない。審判部が場所後の番付編成会議で決めることだ」と述べました。


2020.9.3-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200903/k10012598311000.html
東京都 新型コロナ 1人死亡 211人感染確認 200人超は5日ぶり

  東京都は3日、都内で新たに211人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、これまでに感染が確認されていた80代の女性1人が死亡したことを明らかにしました。東京都は、3日都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて211人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染の確認が200人を超えるのは先月29日以来です。また、100人以上となるのは10日連続です。

年代別では、
▼10歳未満が4人、▼10代が12人、▼20代が62人、▼30代が45人、▼40代が30人、▼50代が30人、▼60代が7人、▼70代が9人、▼80代が7人、▼90代が5人です。
  211人のうち、およそ43%にあたる91人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ57%の120人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者の内訳は
▼家庭内の感染が最も多く43人、▼施設内が15人、▼夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が9人、▼職場内が7人、▼会食での感染が6人、などです。

  施設内では、医療機関で70代から90代の入院患者5人がスタッフから感染したケースがあったほか、これまでに入居者と職員合わせて6人の感染が確認されていた老人保健施設で、新たに3人の入居者の感染がわかったケースがあるということです。
  これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万1339人になりました。一方、都の基準で集計した3日時点の重症の患者は、2日より2人減って27人でした。このうち60代以上が19人でおよそ7割を占めています。また、都は、これまでに感染が確認されていた80代の女性1人が死亡したことを明らかにしました。女性は心臓に疾患があったということです。
  これで都内で死亡した人は合わせて365人になりました。入院1333人 重症患者 27人。東京都によりますと、都内で3日までに感染が確認された2万1339人のうち、入院中の人は2日より57人減って1333人となっています。
  このうち都の基準で集計した重症の患者は、2日より2人減って27人です。
  都は、3日の時点で重症の患者向けの病床は150床確保しているということです。
  また、中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指していて、3日の時点で2450床確保しているということです。
  これとは別に今月から来月にかけて2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。
  また、自宅で療養している人は、2日より10人減って433人です。都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は2日より12人減って241人です。
  このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は2日より41人増えて480人です。
  一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は1万8487人となっています。
東京都医師会「都内の感染減少も速度は緩やか」
  東京都は3日、都内の感染状況と医療提供体制を分析・評価する「モニタリング会議」を開きました。
  このうち感染状況について、東京都医師会の猪口正孝副会長が、新たな感染の確認は直近7日間の平均で183人と前の週の225人から減少しているものの、その速度は緩やかで、依然高い水準で推移していると分析しました。
  そして、再びの増加に厳重な警戒が必要な状況だと指摘したうえで、「感染が拡大していると思われる」と評価し、4段階あるレベルのうち最も深刻な表現を8週連続で維持しました。
  一方、医療提供体制について、猪口副会長は、医療機関への負担が長期化していて、重症患者数の今後の推移に警戒が必要だと指摘したうえで、「体制強化が必要であると思われる」と評価し、9週連続で4段階あるレベルのうち上から2番目の表現としました。
都内の感染状況
先月31日までの1週間で新たに感染が確認された人のうち、20代と30代を合わせた割合は48.9%で前の週より6.6ポイント減った一方、40代以上は43.7%と前の週より4.2ポイント増えました。
  また、感染経路が分かっている人のうち最も多いのが
▽家庭内での感染で39.8%、次いで、▽職場内が12.8%、▽会食が10.8%、▽施設内が9.3%、▽接待を伴う飲食店などが7.7%となっています。
  家庭内での感染はこのところ増えていて、ことし7月の1か月平均が19.1%だったのに対し、先月1か月の平均は35.7%で、会議では「大幅に増加した」と報告されました。
  このほか、友人との会食やカラオケ、それに、バーベキューなどによる感染や会合でのクラスターも発生していて、都の専門家は「家庭内に感染を持ち込まないために家族以外との交流では基本的な感染防止対策の徹底が重要だ」と指摘しています。
医療提供体制
  2日の時点での入院患者数は1390人と、およそ3週間ぶりに1500人を下回りましたが、専門家は「再びの増加に警戒が必要だ」としています。
  また、都の基準で集計した重症患者は先月30日は34人でしたが、2日は29人に減りました。
  29人の年代別では、40代が2人、50代から60代が11人、70代以上が16人でした。30代以下はいません。
  会議で専門家は「今後の重症患者の推移に警戒が必要だ」としています。


2020.9.3-日本経済新聞-https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63400100T00C20A9AC8000/
大阪府、3日の新規感染者74人 陽性率3.8%に

  大阪府は3日、新型コロナウイルスの新たな感染者を74人確認したと発表した。府内の累計感染者数は8826人となった。
  重症者は前日から2人減の51人で、重症病床の確保数(188床)に対する使用率は27.1%となった。新たな死者は確認されなかった。
  3日はPCR検査など1969件(陰性確認分を除く)を実施し、陽性率は3.8%。新規感染者のうち感染経路不明は44人(59%)だった。
  吉村洋文知事は3日、出演した民放の番組で「陽性率が下がっているので全体の感染は抑えられつつある。ピークアウトしている」と述べた。








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