神社・お寺問題-1


2024.08.23-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240823-ZAENFCMM7VKK7B2A3KZGGMBU2Y/
靖国神社の落書きは10代男性か 数日前に複数人で中国から来日、単独で実行し当日出国

  東京都千代田区の靖国神社19日に石柱への落書きが見つかった事件で、関与したとみられ同日に中国に出国した人物は10代男性であることが23日、捜査関係者への取材で分かった。事件数日前に複数人で来日。落書きは1人でしたとみられ、警視庁が器物損壊の疑いで調べている

  捜査関係者によると、男性は新宿区内のホテルに滞在。18日夜に石柱の台座に上がる様子が防犯カメラに残っており、落書きの画像を中国の交流サイト(SNS)に投稿したとみられる。1人で靖国神社に向かい、同区内に戻ったという
  落書きは19日午前3時50分ごろに神社職員が見つけ、石柱に中国語で「トイレ」などを意味する文字が書かれていた。


2024.08.19-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240819-5ONTTKHVIVIWHB4OHXR4KPRCNU/
靖国神社にまた落書き 5月と同じ場所「厠所」や「屎」 警視庁が器物損壊容疑で捜査

  19日午前3時50分ごろ東京都千代田区九段北の靖国神社で「石柱に落書きされた」と男性職員から110番通報があった。警視庁麴町署員が駆けつけたところ、神社入り口の神社名を示す「社号標」に中国語とみられる落書きが6個あった。警視庁は器物損壊容疑で落書きした者の行方を追っている。

  麴町署によると落書きは社号標とその台座に各3個ずつあった。中国語でトイレの意味の「厠所」や、「屎」「狗」「軍国主義」とも読み取れる簡体字とみられる落書きもあった。
  現場の社号標では5月にも中国人の男3人が落書きし、うち1人が器物損壊容疑などで逮捕もう2人についても警視庁が逮捕状を取っている


2024.07.09-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240709-XXI4OD5XLNMIJEYHPA3NJX6XEM/
<独自>靖国神社落書きの中国籍の男3人に逮捕状 器物損壊と礼拝所不敬容疑 男1人を逮捕へ

  東京都千代田区の靖国神社で石柱に落書きが見つかった器物損壊事件で、中国籍の男3人が事件に関与した疑いが強まったとして、警視庁公安部が器物損壊と礼拝所不敬の疑いで、3人の逮捕状を取ったことが9日、捜査関係者への取材で分かった。うち2人はすでに中国に出国しているが、1人は日本国内におり、公安部は同日中にも逮捕する方針。

  捜査関係者によると、男3人は5月31日午後9時55分から午後10時までの間、靖国神社入り口の「社号標」という石柱に赤いスプレーを使い、「Toilet(トイレ)」と落書きした疑いが持たれている。6月1日朝、通行人が発見し、周囲にいた警察官に伝えた
  捜査関係者によると、3人のうち1人が落書きをし、もう1人が撮影。2人は落書きをした直後の6月1日未明の便で中国・上海に出国した。もう1人の男は日本に住んでおり、2人と行動をともにしていた。
  落書きする様子は、中国の動画投稿アプリ「小紅書(レッド)」に投稿されていた。動画によると、男は石柱の台に登り、石柱に向かって放尿しているようなしぐさをした。
  その後、赤いスプレーで「神」と「社」の間に「Toilet」と書いて立ち去った。男は英語で「アイアンヘッド」名乗っていた
  事件を巡っては、上川陽子外相が6月4日の記者会見で、外交ルートで中国政府に懸念を伝えたと明かした。一方、中国外務省の毛寧(もうねい)報道官は6月3日の記者会見で「外国にいる中国公民は現地の法律を順守し、理性的に訴えを表現するよう注意を促したい」と注意喚起した。
  礼拝所不敬罪では、仏堂や墓所など宗教的な崇拝尊敬の対象に、公然と不敬な行為をした者に対し、6月以下の懲役か禁錮、または10万円以下の罰金が科される。


2024.06.09-産経新聞(週刊フジ)-https://www.sankei.com/article/20240609-DLECVEBKVFCKBEE2IDEOJ4QCL4/?outputType=theme_weekly-fuji
靖国落書き事件 現役自衛官が吐露「いまの日本と中国の国家関係の縮図だ」「情けない」

  靖国神社(東京都千代田区)の石柱に中国籍の男が落書き・放尿した疑いがある事件で、日本政府は外交ルートを通じて中国に「懸念」を表明したが、多くの日本人の怒りは収まらないままだ。国難に殉じた英霊たちをまつる靖国神社は、これまでも一部の外国人らから標的にされてきた。靖国神社に携わる人たちに、事件の再発を防ぐためには何が必要なのかを聞いた。

  「あの場所であんな非礼なことを…。本当に日本国の尊厳を傷つけられたと思いました」。そう悔しさをみせるのはジャーナリストの葛城奈海氏だ。
  事件をめぐっては上川陽子外相が4日、「外交ルートを通じて中国政府に懸念を表明した。中国政府から国民に、現地法令の順守や冷静な行動を取るよう注意喚起を要請した」と述べた。
  「防人と歩む会」会長で、靖国神社で行われる勉強会などで講師なども務めている葛城氏は、こうした日本政府の対応も問題視する。
  「国のために命を落とされた方々がまつられている所で、政府が毅然(きぜん)とした抗議の姿勢を見せないと、それこそ、日本は本当に国なのかという話になる」
  靖国神社では2011年にも中国籍の男が放火をして韓国へ逃亡した。15年には韓国籍の男が神社内の公衆トイレに時限式の爆発物をしかけて天井を壊すなど、繰り返し蛮行の標的となってきた。
  葛城氏「拉致問題などとも根本的には一緒だ。戦後の日本が戦う意志をなくし、国の尊厳を踏みにじられても『遺憾』と口で抗議するだけで実効性を伴う対策をとらないために起きている」と強調する。
  靖国神社では毎月1回、制服を着用して境内の清掃奉仕活動をしている自衛官もいる。「みたま奉仕会」は1986年、4人の自衛官有志によって始められ、現在は現職、OBら約30人が休日に早朝から清掃と参拝を続ける。

  メンバーで40代の現役自衛官は「真心の発露として行っている。制服を着ている方が英霊たちも喜ばれると思うし、自らの覚悟とも向き合い、身が引き締まる。誰かに見せつけたいというものではない」と説明する。
  今回の事件については「いまの日本を端的に表していて情けない。もめごとを避ける日本政府がいる。英霊たちはどのように思うのか。とても申し訳ない気持ちです」
  再発させないためには、国としての強い意志表示と「日本人一人一人が強くなることが必要」と現役自衛官は力を込める。
  「『靖国神社で不敬を働こうものなら周囲の日本人が黙っていない』という意志が最大の抑止になると思う。警備や捜査人員を増やすことは本質的な解決には至らない。この事件は尖閣問題の相似形であり、いまの日本と中国の国家関係の縮図だと思う。『靖国を守るということは、国を守る』という意志表示そのものだ
  靖国神社社務所は5日、夕刊フジの取材に「神社施設への落書きという、神社の尊厳を貶(おとし)める行為があった事は誠に遺憾です。今後も神社では警備警戒を行い、静謐な環境でご参拝戴(いただ)けるよう努めていく所存です」との見解を表明した。
◆靖国神社が受けた主な被害◆
  2009年8月 台湾の立法委員(国会議員に相当)が支援者約50人と神社に侵入、職員らに暴行を加え業務を妨害
  2011年12月 中国籍の男が神社に放火し韓国へ逃亡
  2015年11月 韓国籍の男が神社内の公衆トイレに時限式の爆発物をしかけて天井を壊す


2024.06.03-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240603-P3S2HDVFV5KRNBR64GJ3Z4MJZI/
靖国神社石柱に落書きの中国籍の男、1日に出国か 撮影者含め複数人関与も

  東京都千代田区の靖国神社で石柱に落書きが見つかった器物損壊事件で、落書きをした疑いのある中国籍の男が1日にも出国していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。男が落書きする様子は、中国の交流サイト(SNS)に投稿されており、撮影した人物も含めて複数人が関わっているとみて、警視庁公安部が器物損壊容疑で捜査している。

  落書きは1日午前5時50分ごろ、通行人が発見し、周囲にいた警察官に申し出た。神社入り口の石柱に赤いスプレーを使い、英語で「トイレ」と書かれていた。また、同日午後7時ごろには同神社のこま犬に中国語で書かれた張り紙があるのを通行人が発見し、110番通報した。中国語で「世界人民は団結しよう」「ただしおまえらは含まない」という趣旨が記されていた。
 捜査関係者によると、男は5月31日午後9時55分から同10時までの間に落書きをしたとみられる。男は落書きが見つかった6月1日のうちに出国。上海在住とみられる。
  中国の動画投稿アプリ「小紅書(レッド)」には男が落書きをする一連の様子が撮影された動画が投稿されていた動画によると、男は、辺りが薄暗い中、石柱の台に登り、石柱に向かって放尿しているようなしぐさをした。その後、赤いスプレーで英語で「Toilet」と書いて立ち去った。男は「アイアンヘッド」と名乗っていた。



2020.8.15-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200815/k10012567931000.html
安倍政権で最多の4閣僚 靖国参拝 終戦の日の閣僚参拝は4年ぶり

  「終戦の日」の15日、安倍政権としては最も多い4人の閣僚が、靖国神社に参拝しました。「終戦の日」の閣僚の参拝は、平成28年以来4年ぶりです。
  15日参拝した閣僚は、小泉環境大臣、萩生田文部科学大臣、衛藤一億総活躍担当大臣、高市総務大臣の4人です。
  「終戦の日」の閣僚の参拝は、平成28年以来4年ぶりで、4人の参拝は、安倍政権としては最も多くなりました。
小泉大臣「8月15日の参拝をしっかり続けたい」
  参拝のあと小泉大臣は環境省で、「国のために尊い犠牲を払った方々に哀悼のまことをささげるのは当然だ。平和への思いや不戦の誓いは、一議員であろうと大臣であろうと変わらず、8月15日の参拝をしっかり続けたい。令和の時代を、靖国神社への参拝がニュースでなくなる時代にしなければならない」と述べました。
萩生田大臣「不戦の誓いを新たにした」
  萩生田大臣は「先の大戦で尊い犠牲となられた先人のみたまに、謹んで哀悼の誠をささげ、政治家として不戦の誓いを新たにした」と述べました。
衛藤大臣「平和を祈念した」
  衛藤大臣は「国のために亡くなられた方々に感謝を示し、平和を祈念した。慰霊をしているわけで、中国や韓国から言われることではないはずだ」と述べました。
高市大臣「決して外交問題にしてはいけない」
  高市大臣は「国策に殉じた方々のみたまに感謝のまことをささげるとともに、ご遺族の方々の健康と平和を祈った。閣僚であってもなくても、毎回お参りをさせていただいている」と述べました。
  そのうえで、「国のために命をささげられた方をどのようにおまつりし、慰霊するかは、それぞれの国民が判断することで、決して外交問題にしてはいけない」と述べました。
  高市大臣は、いまと同じ総務大臣だった平成27年と28年にも「終戦の日」に参拝しています。
安倍首相 7年前に参拝して以降は見送る
  一方、安倍総理大臣は参拝を見送り、自民党の高鳥・総裁特別補佐を通じて、「自民党総裁・安倍晋三」として私費で玉串料を納めました。
  安倍総理大臣は、第2次安倍内閣発足後、7年前、平成25年12月に参拝して以降は参拝を見送っています。
  高鳥氏は、記者団に「安倍総裁からは、今日の平和の礎となられた戦没者の方々に対して、心から敬意と感謝の念をささげみたまの平安と恒久平和を祈りますということばを預かった」と述べました。
中国と韓国に対する影響は
  外務省幹部は、中国と韓国に対する影響について、「もともと中国は、総理大臣、官房長官、外務大臣の3人以外の参拝は問題視しないという姿勢だったが、その傾向が変わってきている。今回の参拝も問題視するだろう。また韓国も同様に問題視すると見られる」と述べました。
  一方で、「今回は外交に直接関わらない閣僚による参拝であり、中国や韓国が日本と決定的に対立しようとすることはないだろう」と述べました。
「深い失望と憂慮を示す」韓国外務省が報道官の論評
  「終戦の日」の15日、安倍総理大臣が自民党総裁として、靖国神社に私費で玉串料を納め、安倍内閣の閣僚や国会議員が参拝したことについて、韓国外務省は、報道官の論評を出しました。
  論評では、「日本政府と議会の指導者たちが、日本の過去の侵略戦争を美化して、靖国神社に再び玉串料を納め、参拝したことに深い失望と憂慮を示す」としています。
  そのうえで、「日本の責任ある指導者たちが、歴史を正しく直視し、歴史に対する真摯(しんし)な反省を実際の行動で示してはじめて、未来志向的な両国関係が構築され、周辺国や国際社会の信頼を得ることができる」と主張しました。
  論評は、安倍総理大臣を名指しで批判することは避け、去年とほぼ同様の内容でした。




























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