ウクライナ-1



2022.06.25-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220625-7FKDI2LIUZPRRKV3YLJSCOQ2QU/
親露派幹部「1週間半でルガンスク州制圧」

  ロシアによるウクライナ侵攻で、露軍と実質的に一体の親露派武装勢力「ルガンスク人民共和国」(LNR、自称)幹部は24日、東部ルガンスク州内のウクライナ側の最終拠点の一つ、リシチャンスクの制圧が「1週間から1週間半で完了する」との見通しを示した。タス通信が伝えた。同市を陥落させた場合、露軍側は事実上、ルガンスク州全域を制圧する形となる。

  タスによると、LNR幹部のキセリョフ氏は24日、リシチャンスク周辺の集落の制圧が完了し、その過程で600人近くのウクライナ兵を投降させたと主張。同市には約4500人のウクライナ軍部隊がいるとした。キセリョフ氏はまた、ウクライナ軍が同市に増援部隊を派遣しようとしているとの情報があるとも述べた

  露国防省は24日、リシチャンスクの南方で包囲が完了したと主張した。
  ルガンスク州のガイダイ知事は24日、ドネツ川を挟んだリシチャンスクの対岸の都市、セベロドネツクを防衛してきたウクライナ軍部隊に撤退命令が出たと発表。ただ、同市にはなお同国軍部隊が残存しているとみられ、ウクライナ国防省や露国防省、LNRのいずれもセベロドネツクでの戦闘終結を宣言していない
  東部ドンバス地域(ルガンスク、ドネツク両州)全域の制圧を主目標とする露軍は、セベロドネツクとリシチャンスクを制圧し、ルガンスク州を完全に掌握した後、攻防が続くドネツク州に戦力を差し向ける戦略だとみられている。


2022.06.24-日本経済新聞-https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR245MD0U2A620C2000000/
ウクライナ部隊に東部要衝から撤退命令 地元知事表明

  ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は24日、ロシア軍が大半を制圧した要衝セベロドネツクに残る部隊に対し、撤退命令が下ったとSNS(交流サイト)で明らかにした。セベロドネツクは同州でのウクライナ側最後の拠点とされ、同国軍は化学工場に立てこもって抗戦していた。

  ガイダイ氏はこれに先立つ投稿で撤退の必要性に言及し「(施設が)壊れた場所にとどまる意味はなく、死者の数は増え続けている」などと説明していた。
  同国メディアによると、撤退は未明のうちに始まっていたもようだ。川を挟んでセベロドネツクに隣接するリシチャンスクをめぐっても、ロシア軍は南部近郊の2集落を23日までに制圧。ガイダイ氏は同市から撤退する可能性も示唆していた。

  ロシア通信は24日、セベロドネツクでロシア側の「市長代行」が任命されたとする親ロ派勢力の話を伝えた。ロシア国防省によると、ロシア軍は同市近郊でウクライナの部隊約2000人を包囲している
  首都キーウ(キエフ)攻略に失敗したロシア軍は4月以降、ドンバス地方と呼ばれるルガンスク、ドネツクの東部2州の完全制圧に目標を切り替えた。5月下旬からセベロドネツクの制圧に向けた攻撃を本格化していた。
  ウクライナのゼレンスキー大統領は今月8日「ここ(セベロドネツク)でドンバス地方の命運が決まる」と徹底抗戦を訴えていたが、死傷者の急増で撤退を余儀なくされたもようだ。
  一方、米国は23日、ウクライナに4億5000万ドル(約600億円)相当の兵器を追加で支援すると発表した。6月に初めて4基の引き渡しが行われた高機動ロケット砲システム「ハイマース」をさらに4基追加する。
  ハイマースはりゅう弾砲よりも射程が長く、火力の応酬となっている東部戦線でウクライナ側の劣勢を埋める兵器と期待されている。
  米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は「最も強い決意をもってウクライナ支援を進める」と述べた。戦闘車両や機関銃、哨戒艇、弾薬なども追加供与する。
  英国防省は24日公表の戦況分析で、ロシア空軍の人材不足などを指摘した。ウクライナ軍が6月中旬に拘束したロシア軍機のパイロットが退役将校で、民間軍事会社ワグネルの雇い兵として重要な近接航空支援に従事していたことが判明したという。


2022.06.22-Yahoo!Japanニュース(KYODO)-https://news.yahoo.co.jp/articles/d28d2522268eaea4f0c78c2205b920e5c69c441a
ウクライナ、独製の自走砲を配備 欧米の武器続々、実戦へ

  【キーウ共同】ウクライナのレズニコフ国防相は21日、ソーシャルメディアで、ドイツ製の自走式155ミリりゅう弾砲が配備されたと明らかにした。英国防省は21日の分析で、ウクライナ軍が欧米供与の対艦ミサイル「ハープーン」により攻撃を初めて成功させたと発表。ウクライナの要求に応じて提供された欧米製の武器が続々と実戦投入され、今後の戦況に影響を与えそうだ。

   レズニコフ氏は供与に謝意を表明し「十分な知識とともに100%効果的に使う」と実戦使用に自信を示した。ドイツは当初、供与に慎重だったが、その後7両の供与を表明していた。


2022.06.22-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220622-Z7CCAOXJ4JLXBLQY37REQPFZBI/
「露が120万人強制連行」 ウクライナ、帰還へ圧力強化訴え

  ロシアの侵攻を受けるウクライナのベレシチュク副首相は20日の記者会見で、侵攻後に「子供24万人を含む国民120万人がロシアに強制連行された」と発表した。捕虜になった軍人の扱いなどを定める戦時国際法のジュネーブ条約は民間人を適用対象とせず、連行された国民を帰還させる枠組みが存在しないと強調。国民を帰還させるために国際社会による対露圧力の強化が必要だと訴えた。

  ロシア側は20日時点で、親露派武装勢力の実効支配地域を含むウクライナ国内から、子供30万人超を含む約200万人の「避難者」を受け入れ、「人道支援」を提供していると主張。ウクライナはロシアが自国内への避難ルートを一方的に設定しており、事実上の強制連行だと批判している。

  東部ルガンスク州のガイダイ知事は21日、同州の中心都市セベロドネツクをめぐり、ウクライナ軍が保持するアゾト化学工場で激しい戦闘が続いていると明らかにした。隣接するリシチャンスクも砲撃され、民間人犠牲者が出ている。
  ガイダイ氏は20日、「露軍が予備戦力を投入し、大規模攻勢を開始した」と発表。ウクライナ国防省のマリャル次官は同日、「露軍は26日までにルガンスク州全域を制圧しようとしている」との認識を示した。
  東部ハリコフ州の当局者は21日、州都ハリコフが露軍の砲撃を受けて乳児1人を含む4人が死亡、10人が負傷したと発表した。シネグボフ州知事は同日、20日にも露軍の砲撃で民間人3人が死亡したと明かした。露軍は最近、一時後退した同州内で再び前進を図っている。ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、「露軍はハリコフの占領を断念していない」と述べた。
  ウクライナ軍によると、露軍は20日、南部オデッサ州などに計14発のミサイルを発射。同州の食糧貯蔵施設が破壊されたという。


2022.06.20-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220621-VVQVEYQKGBP67BAVQ2PFF74B7E/
ウクライナ「露軍、東部で攻勢強化」 南部オデッサにはミサイル

  ロシアによるウクライナ侵攻で、東部ルガンスク州のガイダイ知事は20日、激戦が続く同州の中心都市セベロドネツクなどで「露軍が全ての予備戦力を投入し、大規模攻勢を開始した」と発表した。ウクライナ軍が保持する市内のアゾト化学工場などで戦闘が起きているという。同国国防省のマリャル次官は同日、「露軍は26日までにルガンスク州全域を制圧しようとしている」と述べた。ウクライナメディアが伝えた。

  セベロドネツクは、ドネツ川を挟んだ対岸の都市リシチャンスクとともにルガンスク州内でウクライナ軍が保持する最終拠点。露軍は同州の制圧後、攻防が続くドネツク州に戦力を集中させる思惑だとみられている。ガイダイ氏によると、露軍はリシチャンスクにも激しい砲撃を加えている。
  東部ハリコフ州のシネグボフ知事は20日、露軍のミサイル攻撃で民間人3人が死亡したとし、「露軍が州都ハリコフや周辺集落への砲撃を強化している」と明らかにした。露軍はウクライナ軍の反攻に遭い、同州内で後退したが、最近は再び前進を図る動きを強めている。ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、「露軍はハリコフの占領を断念していない」と述べた。
  ウクライナメディアによると、ウクライナ軍は20日、露軍が同日、南部オデッサ州とミコライフ州に計14発のミサイルを発射したと発表した。一部は撃墜したが、攻撃でオデッサ州の食糧貯蔵施設が破壊され、負傷者も出たという。


2022.06.19-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220619-INXTFF64UJK3PIOBR33A6GH52A/
セベロドネツク攻防続く 米機関「露、各地で停滞」

  ロシアによるウクライナ侵攻で、ロシアと実質的に一体の親露派武装勢力「ルガンスク人民共和国」(自称)は18日、激戦が続くルガンスク州の中心都市セベロドネツク近郊の集落メテルキノを制圧したと発表した。ウクライナ軍参謀本部もメテルキノの喪失を認めた一方、別の集落では露軍を撃退したとした。

  ウクライナメディアによると、同州のガイダイ知事は同日、セベロドネツクのウクライナ軍の拠点、アゾト化学工場内に退避している民間人が工場からの避難を拒否した-と明らかにした。
  ガイダイ氏によると、同工場には子供38人を含む568人が退避。これに先立ち、ロシア側は民間人を同工場から退避させる「人道回廊」を設置すると一方的に発表。その後、「ウクライナ側が人間の盾とするため民間人の退避を妨害している」と主張していた。
  英国防省は18日、ロシア側はセベロドネツクの市民を親露派支配地域に強制的に移送していると指摘。市民には親露派支配地域に送られることへの拒否感情がある-と分析した。
  米シンクタンク「戦争研究所」は18日付の戦況リポートで、「露軍はセベロドネツクに戦力を集中投入し、わずかな成果を上げてているが、その代償として他方面では大幅に停滞に陥っている」と指摘した。
  東部ドニエプロペトロフスク州当局は18日、州内の石油貯蔵施設が露軍のミサイル攻撃を受け爆発し、11人が重軽傷を負ったと発表した。


2022.06.17-JIJI com-https://www.jiji.com/jc/article?k=2022061700173&g=int
仏独伊首脳がキーウ訪問 ウクライナのEU加盟支援

  【パリ時事】フランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相が16日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。ロシアによる2月の侵攻開始後、3首脳のウクライナ訪問は初めてで、3首脳はウクライナの欧州連合(EU)加盟を後押しし、軍事支援を強化していくことを確認した。会談にはルーマニアのヨハニス大統領も出席した。
欧州東部の防衛強化協議 NATO国防相理事会
  ロシアとの対話を重視する仏独伊とウクライナの間には、対ロ姿勢をめぐり溝が生じている。西欧3国はウクライナ寄りの姿勢をアピールし、関係修復を図った格好だ。
  マクロン氏は会談後の共同記者会見で、「(ウクライナの)勝利までEUはあなたたちの味方だ」と強調。「われわれ4人はウクライナを『EU加盟候補国』として速やかに認定することを支持する」と表明した。EUは来週の首脳会議で、ウクライナを加盟候補国と認めるかどうか議論する見通し。

  ゼレンスキー氏は、西欧3首脳の訪問を「歴史的な意義がある」と歓迎。「これまでの支援に感謝している」と述べた上で、「より強力な武器があれば、より早く国民と国土を解放できる。最新のロケット砲や対ミサイル防衛システムなどの提供を期待している」と呼び掛けた。
  これを受け、マクロン氏は「(対ロ)制裁や経済・軍事支援を強化する。頼りにしてほしい」と応じた。ショルツ氏も、ウクライナへの「できるだけ長期的な」軍事支援を続けると強調した。


2022.06.16-Yahoo!Japanニュース(読売新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/bcc412458e7cfe3a1c5491cfde1c88daf541f15c
米、「劣勢」ウクライナ軍へ追加軍事支援10億ドル…ハープーンも初供与

  【ワシントン=田島大志、ブリュッセル=酒井圭吾】米政府は15日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、地上配備型の対艦ミサイルシステム「ハープーン」2基など10億ドル(約1345億円)の追加軍事支援を発表した米国による対艦ミサイル供与は初めて。露軍が黒海を封鎖し、ウクライナからの穀物輸送が停滞しているため、南部オデーサの港からの輸出再開に向け、ウクライナ軍の対艦能力向上を図る。

  バイデン米大統領は15日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談し、支援内容を説明した。東部地域の地上戦で劣勢が伝えられるウクライナ軍に、榴弾(りゅうだん)砲18門、砲弾3万6000発も追加提供する。4基の供与を決めている高機動ロケット砲システム(HIMARS)用の砲弾も含む。

  ゼレンスキー大統領は15日のビデオ演説で、「(東部)ドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)における我々の防衛にとって特に重要だ」と謝意を示した。
  米国による軍事支援は、2月の侵攻開始後、総額56億ドル(約7530億円)に上った。バイデン氏は15日、2億2500万ドル(約300億円)の追加人道支援も表明した。
  一方、15日にオースティン米国防長官が主導してブリュッセルで開かれたウクライナへの軍事支援を協議する国際会合では、ドイツが多連装ロケットシステム3基の提供を表明するなど、各国が支援拡大の意向を示した。
  会合後、北大西洋条約機構(NATO)の防衛相会合も始まり、ウクライナ軍やNATO加盟各国の装備近代化を進める重要性を確認した。NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は15日の記者会見で「重火器や長距離(攻撃)システムなど、ウクライナの勝利に必要な軍備提供を続けることを約束する」と述べた。


2022.06.15-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220615-KY4NTVHBVBL3VFCOQRBKIHFCHI/
ウクライナ軍、ヘルソン20キロ地点まで前進 奪還に意欲

  ロシアによるウクライナ侵攻で、露軍が制圧を宣言しているウクライナ南部ヘルソン州のフラニ顧問は14日、ウクライナ軍が同州の州都ヘルソンから20キロ地点付近まで前進したと発表した。一方、最激戦地となっている東部ルガンスク州の中心都市セベロドネツクについて、ウクライナ軍参謀本部は同日、「戦闘が続いている」とした上で、露軍が部隊を再編成して攻勢を強めようとしている-と発表した。

  ロシアは5月下旬、ヘルソン州と南部ザポロジエ州の占領地域の住民に露国籍を付与する政策を開始。実効支配の永続化を図ろうとしている。ウクライナは両州の奪還を掲げている。
  ウクライナメディアによると、同国のゼレンスキー大統領は同日のビデオ声明で「ヘルソンの奪還という主要目標に向け、われわれは前進している」と述べた。また、セベロドネツクなど東部に関しては「戦況は特に変わっていない」と説明。「わが軍の損害は大きいが、持ちこたえなければならない」と述べ、戦闘を継続する考えを示した。
  米シンクタンク「戦争研究所」は5月下旬、仮にセベロドネツクを制圧しても露軍は軍事的利益を得られず、同市掌握を宣言できる政治的利益しか得られない-と分析。露軍がルガンスク州での前進に注力する間に、より戦略的に重要なヘルソン州や東部ハリコフ州で反攻を進めたウクライナを「賢明だ」と評価した。

  一方、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、同国を支援する米欧諸国の会議が15日にブリュッセルで開かれるのを前に、露軍を敗北させるには155ミリ榴弾(りゅうだん)砲1000門▽多連装ロケット砲システム300基▽戦車500両-など大幅な追加支援が必要だとツイッターで表明。「(米欧の)決断を期待している」と述べた。


2022.06.14-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220614-HLMKWKXJBNPY7C7PEO7S7WKSWU/
ウクライナの砲弾不足鮮明に 東部苦戦の主因と米側分析

  【ワシントン=渡辺浩生】ウクライナ軍が東部ドンバス地域(ルガンスク・ドネツク両州)の戦闘で大砲などの火力で露軍との圧倒的な差に直面し、死傷者増加など苦戦の主因となっているとの分析を米紙や専門家が相次ぎ示している。15日、ベルギーで米国は北大西洋条約機構(NATO)などの同盟諸国と対応を協議するが、西側がより多くの重火器を迅速に投入できなければ、ウクライナが東部でさらに苦境に陥る危険も指摘されている。

  13日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルはウクライナ軍の試算として、同軍の大砲1発に対し露軍は10~20発を有し、量的に圧倒していると伝えた。ウクライナ側の兵力の消耗も進み、死者は連日100~200人、負傷者はその約5倍に上るとみられる
  ウクライナ当局者は同紙に「西側の兵器供給の大増強がなければ、露軍は現状の進行速度で8月か9月までにドンバス全域を取るだろう」との見方を示した。

  11日付米紙ワシントン・ポストは、ウクライナ側は装備の大部分を占める旧ソ連製の弾薬をほぼ使い果たし、それを補充してきた東欧諸国も余剰がなくなってきた、とするウクライナの軍事顧問の見方を伝えた。
  同紙によれば、露軍は連日5万発の大砲を発射するのに対し、ウクライナ側が撃ち返せるのは5千~6千発にとどまるという。
  バイデン米政権は今月1日に7億ドルの追加軍事支援を発表し、高機動ロケット砲システム(HIMARS=ハイマース)4基を新たに供与、155ミリ榴弾(りゅうだん)砲と砲弾の供給は計108基・22万発に達した。

  榴弾砲は大半が投入されたが、砲弾の総数は「露軍が発射する4日分」(同紙)。ハイマースは到着後に約3週間の訓練が必要となり使用に至っていない。ウクライナが待望する長射程の多連装ロケット発射システム(MLRS)は、ロシア領内への直接攻撃とそれによる露側のエスカレートを懸念して排除された。
  東部地上戦に備え重火器支援にシフトした西側だが、露軍との質量差が露呈した格好で、米政策研究機関、戦争研究所も10日付の報告で、ウクライナ軍が「東部の重要戦線における砲撃戦に閉じ込められている」と危機感を呈した。
  オースティン米国防長官は15日、ブリュッセルでNATO加盟国や他の同盟諸国の当局者を招集して第3回「ウクライナ・コンタクトグループ」を開く。

  ブリードラブ元NATO・ヨーロッパ連合軍最高司令官は13日、米大西洋評議会の対談で「西側はウクライナへのタイムリーな支援に失敗している」と批判。「西側はより計画的で速やかな補給に向け、決断を下す必要がある」と訴えた。


2022.06.14-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220614-SRGT7HLV4NLUNJK7YCK6VWUODM/
セベロドネツク孤立か 全ての橋破壊 補給不可能に

  ロシアによるウクライナ侵攻で、東部ルガンスク州のガイダイ知事は13日、激戦が続く同州の中心都市セベロドネツクとドネツ川を挟んだ対岸の都市リシチャンスクを結ぶ3つの橋全てが破壊されたと発表した。同氏は「市の一部はウクライナ軍が保持している」としたものの、避難や物資の補給が不可能になったと明らかにした。

  ガイダイ氏によると、橋のうち2つは12日までに露軍に破壊された。残る1つも損傷して通行が危険な状態になっており、この橋が破壊されればセベロドネツクは孤立するとしていた。また、ウクライナ軍が保持しているセベロドネツク郊外の工場には子供40人を含む民間人約500人が退避しているが、激しい砲撃を受けているという。
  ウクライナ側は、仮にセベロドネツクが陥落しても、高台に位置するリシチャンスクで防衛戦を展開する方針。セベロドネツクとリシチャンスクは、ルガンスク州内でウクライナ側が保持する事実上の最後の拠点となっている。

  東部ドンバス地域(ルガンスク、ドネツク両州)全域の制圧を目指す露軍は、ルガンスク州を掌握後、ドネツ川を渡河し、一進一退の攻防が続くドネツク州の制圧に戦力を集中させる思惑だとみられている。露軍はこれまでに複数回にわたり渡河に失敗してきた。英国防省は13日の戦況分析で「今後の露軍の渡河作戦の成否が、戦争の先行きを決める最も重要な要素になるだろう」と指摘した。


2022.06.13-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20220613-CEPCLL2OV5OC5DLPUJQ4TBCH6I/
英国人捕虜ら死刑撤回せず 親露派幹部

  ウクライナ東部ドネツク州の一部を実効支配する親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」トップのプシーリン氏は12日、ウクライナ側の雇い兵としてロシア側と戦い、捕虜になった英国人ら3人の死刑判決について「犯罪の性質上、特赦の決定をする根拠は見当たらない」と述べ、撤回はしない方針を示した。タス通信が伝えた。

  「ドネツク人民共和国」の裁判所は9日、英国人2人とモロッコ人1人に死刑判決を言い渡した。英政府は「正当性のない偽りの判決」(トラス外相)と反発。3人の弁護人は判決を不服として上訴する方針だ。(共同)


2022.06.11-Yahoo!Japanニュース(産経新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/7ee56f1ece8fb739a8866b3109213b3409d5d207
穀物輸出停滞で「深刻な飢饉」 ゼレンスキー氏

  【シンガポール=森浩】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ対話)でオンライン講演を行った。ゼレンスキー氏はロシアがウクライナ南部の黒海の港を封鎖して穀物輸出が停滞しているため、「アジアやアフリカなどで深刻な食料危機と飢饉(ききん)」が訪れると警告した。

  ゼレンスキー氏は講演で「ロシアが始めたこの戦争に必ず勝利する」と主張。戦争の結果によって「この世界の将来のルールが決まる」と述べて、支援を呼びかけた。 ゼレンスキー氏は、「大きい魚が小さい魚を食べ、小さい魚はエビを食べる」という大国が小国を蹂躙(じゅうりん)することへの危機感について述べたシンガポール建国の父、リー・クアンユー元首相の言葉を引用。国際秩序の重要性を訴えた。


2022.06.11-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220611/k10013666871000.html
ロシア黒海艦隊に巡航ミサイル搭載の潜水艦 ウクライナは警戒

  ウクライナ東部で一進一退の攻防が続くなか、黒海ではロシアの艦隊に巡航ミサイルを積んだ潜水艦が新たに加わり、ウクライナ軍が警戒を強めています
  10日には、イギリスのウォレス国防相がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領は軍事支援のさらなる拡大に期待を示しました。

  ウクライナ東部で攻撃を続けるロシア軍は10日も、激戦地となっているルハンシク州のセベロドネツクに地上部隊を送り込みましたが、ウクライナ側の激しい抵抗にあい、一進一退の攻防が続いています。
  ルハンシク州のハイダイ知事は「セベロドネツクは持ちこたえている。ロシア軍は、行く手を阻むすべてを破壊しようとしている」とSNSに投稿し、住宅などに対する無差別攻撃を非難しました。
  また、ウクライナ軍の報道官は10日に「ロシアの黒海艦隊に、巡航ミサイルを積んだ潜水艦1隻が新たに加わった。ウクライナは、40発もの巡航ミサイルが撃ち込まれる脅威にさらされている」と述べ、ロシア海軍の動きに警戒を強めています。

  報道官によりますと、ロシア海軍は、黒海の北西部でウクライナの船舶の航行を妨害しているほか、上陸作戦に使われる揚陸艇を配置しているということで、引き続き、海上での優勢を確保するとともに、ウクライナ軍の一部を南部にとどめるねらいがあるとみられます。
  こうした中、ウクライナを訪れていたイギリスのウォレス国防相は10日、首都キーウでゼレンスキー大統領と会談しました。
  イギリス国防省によりますと、会談では、ロシアによる違法な占領からの解放という共通の目標に向けて、両国が一層緊密に連携していくことで合意したということです。
  イギリスは、ウクライナへの追加の軍事支援として、射程80キロの多連装ロケットシステム「M270」を供与すると今月発表しています。
  ゼレンスキー大統領は「イギリスは兵器、資金、制裁の3つの分野で、ウクライナ支援のリーダーシップを発揮している。約束したことを、必ず行動に移す国だ」とSNSに投稿し、謝意を示すとともに、軍事支援のさらなる拡大に期待を示しました。


2022.06.09-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220609-NVKIAGO6DRN5TIRZ3Q43FSSJWU/
ウクライナ軍劣勢に「セベロドネツク主要部から撤退」 ドネツク州でも激しい地上戦

  ロシア軍との戦闘が続くウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は8日、通信アプリに投稿し、同州の要衝セベロドネツク主要部からウクライナ軍が撤退したと明らかにした。支配地域は「市郊外だけになった」としており、ウクライナの劣勢が鮮明になった。ロシア軍は東部のルガンスク、ドネツク2州(ドンバス地域)全域制圧へ攻勢を強めており、ドネツク州でもウクライナ軍主力部隊がいる北部の拠点都市包囲を狙って激しい地上戦を展開している。

  ロシア国防省は8日、前日に制圧を表明したドネツク州北部スビャトゴルスク攻略の過程で過去3日間に戦車6両、装甲車15台、36の迫撃砲を破壊し、300人以上を殺害するなどウクライナ側に大損害を与えたと発表した。(共同)


2022.06.06-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220606/k10013659491000.html
ウクライナ東部セベロドネツク 地元の知事「5割まで奪還」

  ウクライナでは5日、ロシア軍が首都キーウをミサイルで攻撃し、鉄道車両の修理工場が被害を受けました。一方、東部ルハンシク州のセベロドネツクでは、ウクライナ軍が市の5割まで奪還したことを地元の知事が明らかにするなどウクライナ側の激しい抵抗が続いています

  ウクライナ軍などによりますと5日、ロシア軍の爆撃機が首都キーウに5発の巡航ミサイルを発射し、このうち4発が鉄道車両の修理工場に着弾し作業員1人がけがをしたということです。
  ウクライナ当局は、ミサイルが着弾した場所だとする現場を5日報道陣に公開し、映像には、建物の外壁や屋根が大きく壊れ、一部がまだ燃え続けていたり、がれきが散乱していたりする様子が写されています。
  一方、東部ルハンシク州でウクライナ側の主要拠点とされるセベロドネツクでは、完全掌握を目指すロシア軍と反撃するウクライナ軍との間で激しい攻防が続いています。
  こうした中、ルハンシク州のガイダイ知事は5日に「ロシア軍はセベロドネツクを70%支配していたが、この2日間で彼らは撃退され、ウクライナ軍は市の半分まで取り戻した」とSNSに投稿し、ウクライナ軍がロシア軍を押し返し、市の5割まで奪還したことを明らかにしました。
  イギリス国防省は最新の戦況分析で、ロシア軍は東部ルハンシク州での戦闘に、装備や訓練が貧弱な親ロシア派の予備役の兵士を動員しているとしたうえで「ロシア軍の勢いは鈍い」と指摘しました。
  こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領はセベロドネツクに隣接する都市などを訪問したことを6日、明らかにしました。
  ゼレンスキー大統領は、軍の司令官と話したり、兵士と一緒に写真を撮ったりする動画をSNSに投稿したうえで、ビデオ演説で「出会ったすべての人を誇りに思う」と述べ兵士らを激励しました。
  ウクライナ軍の抵抗の原動力となっているのが、欧米各国が供与する最新鋭の兵器です。
  これに対して、プーチン大統領は、5日に放送された国営テレビのインタビューで、射程が短く脅威にはなっていないという認識を示しました。
  一方で「もしウクライナに射程の長いミサイルが供与されればわれわれは、新たな標的を攻撃するだろう。破壊するための手段は十分にある」と述べ、ウクライナへの軍事支援を強める欧米をけん制しました。


2022.06.06-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220606-KSO2JC36JZIJ5IVOECFKEZE4KE/
露軍、カスピ海からキーウにミサイル攻撃 ウクライナを威圧

  ロシア軍は5日朝、カスピ海からウクライナの首都キーウ(キエフ)に向けて巡航ミサイル5発を発射した。ウクライナ軍が同日午後発表した。うち1発は迎撃し、4発が鉄道施設などキーウのインフラ施設に着弾した。キーウのクリチコ市長は、市内2地区が攻撃を受けたとし、1人が負傷したと明らかにした。

  キーウでミサイル攻撃による被害が出たのは、国連のグテレス事務総長が同市を訪問した4月28日以来という。ミサイル攻撃には、米欧からの供与兵器の輸送ルートを破壊する狙いや、ウクライナのゼレンスキー政権を威圧する思惑があるとみられる。
  ゼレンスキー大統領は4日、東部ドネツク州のスビャトヒルスク修道院をロシア軍が攻撃したと交流サイト(SNS)で非難。歴史的建造物である同修道院には子供ら300人が避難しており、ゼレンスキー氏は国連教育科学文化機関(ユネスコ)からのロシア追放を訴えた
  東部ルガンスク州の中心都市セベロドネツクでは5日も激しい市街戦が続いた。露軍は一時、市の大部分を制圧したが、ウクライナ軍が一部を奪還。英国防省は同日、「ウクライナ軍の反攻が露軍の勢いをそいでいる」と分析した。


2022.06.04-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220604-LUNQ4BREZ5LMXPF7NJ2Q3CLPEQ/
ウクライナ、東部中心都市「20%奪還」 露、東部に大軍配備 渡河試みる

  ロシアによるウクライナ侵攻で、東部ルガンスク州のガイダイ知事は3日、激戦が続く同州の中心都市セベロドネツクでウクライナ軍が抗戦を続け、「市内の20%を奪還した」と述べた。ウクライナ軍参謀本部は同日、露軍が東部ドネツク州の要衝スラビャンスク方面に20個大隊戦術群の配備を進めているほか、ドネツ川の渡河を試みたと公表した。ウクライナメディアが伝えた。

  露軍は現在、東部ドンバス地域(ルガンスク、ドネツク両州)全域の掌握を主目標に設定。ルガンスク州を制圧した後、ドネツ川を渡河して攻防が続くドネツク州に戦力を集中させる思惑だとみられている。
  ウクライナ軍の発表によると、ドンバスでは3日、20の集落が露軍の砲撃を受け、子供1人を含む民間人4人が死亡した。
  セベロドネツクはルガンスク州のウクライナ側の最終拠点の一つ。市内の大部分を制圧したとする露軍側は「近く完全制圧できる」との見通しを示してきた。しかし、ガイダイ氏は3日、地元テレビで「20%を奪還した」と主張した。援軍として外国義勇兵部隊が到着したとも明らかにし、セベロドネツクは容易には陥落しないとの認識を示した。
  一方、ウクライナメディアによると、同国のポドリャク大統領府長官顧問は、反攻に必要な米欧からの供与兵器が届きつつあると指摘。「体勢が整い次第、すぐに本格的な反攻作戦を始める」と述べた。


2022.06.04-産経新聞(KYODO)-https://www.sankei.com/article/20220604-3ARA2FPNIBKXLJLZSEN47ZB7X4/
親露派武装勢力の一部「戦意落ち」と州知事 ウクライナ軍、東部要衝市で一部奪還

  ロシア軍が猛攻をかけているウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツク市について、同州のガイダイ知事は3日、ロシア軍が制圧していた市地域の20%を奪い返したと、通信アプリで明らかにした。ロシア側は市の8割を支配下に置いたとされており、激しい攻防が続いている

  ガイダイ氏は、親ロシア派武装勢力の一部は戦意が落ち戦闘に向かうのを嫌がっていると指摘。ロシア軍撃退のため「さらなる長距離砲が必要だ」として米欧などに武器の支援を訴えた。
  セベロドネツク市はルガンスク州でウクライナ軍が抵抗している最後の拠点。同軍によると、ロシア軍は市東部の住宅地を襲撃したほか、西隣リシチャンスク、南西のドネツク州バフムトにも攻撃を仕掛けたものの失敗し、従来の陣地に撤退したとしている。(共同)


2022.06.03-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220603-RJJGSWLBWVOTBG3FV4LS3EO5MI/
セベロドネツク攻防続く 侵攻100日 露、侵攻長期化に焦り

  ロシアによるウクライナ侵攻は3日、開始から100日目を迎えた。攻防が続く東部ルガンスク州のガイダイ知事は2日、州の中心都市セベロドネツクの大部分が露軍に制圧されたが、ウクライナ軍がなお抗戦していると指摘。ガイダイ氏は米CNNテレビに、ウクライナ軍が保持する工場に民間人約800人が退避していることも明らかにした。ロシア側はウクライナ軍が民間人を「人間の盾」としていると非難している。

  露軍は現在、東部ドンバス地域(ルガンスク州とドネツク州)全域の制圧を主目標に設定。プーチン露政権は侵攻の長期化で国民に厭戦(えんせん)気分が高まることを警戒しているとされ、露軍は両州で攻勢を強めている。

  ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、中欧スロバキアで開かれた国際会議でのオンライン演説で「ドンバスで連日、ウクライナ兵が最大100人死亡し、500人が負傷している」と戦闘の激しさを強調。「(強権主義国ロシアと自由主義国ウクライナの)価値観の戦いだ」と述べ、国際社会の支援を求めた。
  また、ロイター通信によると、ゼレンスキー大統領は2日、ルクセンブルク議会向けにもオンライン演説し「現時点でロシア軍はウクライナの領土の2割を支配下に置いている」との認識を示した。
  侵攻直後に露軍に占領された南部メリトポリのフェドロフ市長(市外で執務中)は同日、占領後の市内でウクライナ諜報機関と反露パルチザン(抵抗勢力)により「露軍100人以上が殺害された」と述べた一方、占領に抗議した住民約500人が拘束されたとした。ウクライナ側は最近、同市や南部ヘルソン州でパルチザン活動が活発化していると主張している。
  一方、露独立系インターネットメディア「メドゥーザ」は2日、複数の情報筋の話として、露大統領府が国営メディアに「作戦開始から100日を強調した報道をしないよう命じた-と報じた。国民に戦闘の長期化を意識させ、厭戦気分を高めないようにするためだという。


2022.06.02-Yahoo!Japaニュース(日テレ NEWS)-https://news.yahoo.co.jp/articles/5f93d394c31369ba4e93023305dde28d72c56b0e
セベロドネツク7割が露軍の支配下 ウクライナ軍の一部が撤退

  ロシア軍が制圧を目指すウクライナ東部のセベロドネツクについて、地元の知事は1日、7割がロシア軍の支配下にあり、ウクライナ軍の一部が撤退したと明らかにしました。

  セベロドネツクがあるルハンシク州のハイダイ知事は1日、「セベロドネツクの7割がロシア軍の支配下にある」とSNSに投稿しました。また、市街戦が続く一方で、「ウクライナ軍の一部が、より有利な位置まで撤退した」と明らかにしました。

  「住民の避難が中止になり、人道支援や医薬品を届けるすべがない」と訴えています。
  ウクライナ国防省も、ロシア側が市の中心部に到達したことを認めています。 ウクライナ国防省報道官「(セベロドネツクで)市街戦が行われ、敵は中心部に到達して足場を固めようとしている」 こうした中、ウクライナに対し、アメリカが高機動ロケット砲システムの供与を発表したことに、ロシア側は自国の領土への攻撃につながりかねないとして、強く反発しています。
  ラブロフ外相「西側諸国を軍事行動に引き込むことを目的とした、直接的な挑発だ」 ラブロフ外相がこう述べて、第三国を戦闘に巻き込むことになると警告したほか、ロシア大統領府のペスコフ報道官も、「火に油を注いでいる」とアメリカを強く批判しています。


2022.06.01-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20220601-WHNXB2BB3NPT3BQLRFRATBSOOI/
露軍、セベロドネツク7割制圧 化学工場で爆発も

  ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は5月31日、侵攻を続けるロシア軍が同州の要衝、セベロドネツクの7割を制圧したと英メディアに明らかにした。同市を制圧すれば、露軍はルガンスク州全域を掌握することになる。一方、ウクライナメディアは同日、露軍が市内の化学工場を攻撃したと報道。地元当局が市民に避難を呼びかけているという。

  ガイダイ氏は、露軍がセベロドネツクを完全に制圧しても、「ウクライナ軍はセベロドネツクから戦術的に撤退することで、より強固な陣地で露軍の侵攻を食い止めることができる」と強調した。市中心部にはすでに露軍が侵入し、市街戦が発生している。
  ガイダイ氏はまた、市内の化学工場が露軍の空爆を受け、硝酸が入ったタンクが破壊されたと表明。市民に避難用のシェルターから出ないよう求めた。タス通信によると、親露派武装勢力は、ウクライナ軍の攻撃によるものだと主張した。
  セベロドネツク郊外で活動していたノルウェーの支援団体幹部はロイター通信に対し、市内に最大1万2000人の市民が取り残されているとの見方を示した。十分な水や食料、医薬品がない状態だが、激しい交戦のため市外に脱出できないでいるという。

  ウクライナ軍参謀本部は同日、露軍が東部ハリコフ州イジュムやドネツク州スロビャンスクでも攻勢をかける準備を進めているとの見方を示した。








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