ギリシア共和国(grecia-ギリシャ語-欧)
2023.03.01-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230301/k10013994611000.html
ギリシャ中部 列車どうしが衝突 36人死亡 政府が原因究明へ
日本時間の3月1日朝、ギリシャ中部で乗客を乗せた列車と貨物列車が衝突し、これまでに
36人の死亡が確認されました。ギリシャ政府は3日間、喪に服す期間を設けるとともに、事故原因の究明に乗り出すことにしています。
日本時間の3月1日朝、
現地では2月28日の深夜、ギリシャの首都アテネから北に200キロほど離れた中部の町、テンピで、乗客を乗せた列車と貨物列車が衝突しました。消防当局によりますと、この事故で36人の死亡がこれまでに確認されたほか、66人が病院で治療を受けているということです。
事故から一夜明けた現場の映像では、窓ガラスやドアが壊れて大きく脱線した車両が確認できるほか、複数のクレーン車を使って車両を動かそうとしている様子が映っています。
現地のメディアは、
鉄道会社の発表として、旅客列車にはおよそ350人が乗っていて、首都アテネから北部のテッサロニキに向かっていたと伝えています。
ギリシャ政府は3月1日から3日間の喪に服すと発表するとともに「2つの列車が同じ線路を反対方向から何キロも走行した状況が、なぜ起きたのかを明らかにする」として、事故原因の究明も進めていくことにしています。
現地の日本大使館によりますと、これまでのところ、この事故に日本人が巻き込まれたという情報はないということで、引き続き確認を進めています。
乗客「悪夢のような瞬間だった」
列車から避難したおよそ250人は、ギリシャ北部のテッサロニキにバスで到着しました。映像では、頭にけがをした男性が包帯をまかれるなどの手当てを受けている様子が確認できます。乗客の1人は「
大きな音がして、悪夢のような瞬間だった。車両が止まるまで、私たちは車内で回っていた。揺れがおさまると、パニックが起きた。すぐに車両の至るところで火の手があがった」と話していました。別の乗客は「
そばで火災が起きたが近くにいた男性が車両に穴を見つけ、そこから外に出ることができた」と話していました。
目撃者「明らかな正面衝突」
事故を目撃したという人は「
大きな鉄の破片がたくさん散らばっていた。旅客列車は速いスピードで走行していて、明らかな正面衝突だった」と話していました。また、
乗客の様子について「とても怖がっていた。
自分たちがどこにいるか分からず周りを見回していた」と話していました。