北朝鮮-1



2021.02.18-SankeiBiz-https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210218/mcb2102180624002-n1.htm
北朝鮮が制裁破り 中国近海で400回以上の石炭密輸

  【ニューヨーク=上塚真由】北朝鮮が国連安全保障理事会の制裁決議に違反し、昨年1~9月に少なくとも250万トンの石炭を中国などに輸出したことが16日、明らかになった。安保理北朝鮮制裁委員会の専門家パネルの年次報告書の全文を産経新聞が入手。報告書では中朝で続く制裁破りの実態を追及している。

  安保理決議は、北朝鮮産の石炭の輸出を全面的に禁止している。報告書は、北朝鮮が昨年1~9月に中国近海で少なくとも400回にわたり石炭を密輸したと指摘。その大半は中国東部、浙江省・寧波の近海で海上で積み荷を移し替える「瀬取り」の手法を使ったという。報告書では、同年6月17日の衛星画像を添付し、約40隻の北朝鮮船や中国船が寧波の近海に集中する様子を詳報している。
  また、石油精製品についても「瀬取り」の手法で、昨年1~9月に少なくとも121回にわたって密輸したと指摘。輸入量は、タンカーの最大積載量の90%が使用されたと仮定した場合、計約440万バレルとなり、決議で定められた年間の上限(50万バレル)の8倍以上に及ぶとした。

  報告書によると、北朝鮮の制裁違反に中国の企業が関与している疑いも複数浮上。北朝鮮との合弁事業は禁止されているが、浙江省にある中国企業が、北朝鮮の貿易会社と合同で養鶏業や砂利の採取を行っているとの情報がある。中国東北部の遼寧省・丹東には北朝鮮向けのネット販売会社があり、電子機器や船舶などが扱われているという。


2021.01.16-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210116/k10012817381000.html
北朝鮮 軍事パレードでミサイル公開 核・ミサイル開発を強化

  北朝鮮は14日の軍事パレードで、新型とみられるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを公開し、核・ミサイル開発を強化する姿勢を強調しました。
17日には最高人民会議が開かれることになっていて、一連の行事を通じてキム・ジョンウン(金正恩)総書記の求心力を一段と高めたいねらいがあるとみられます。
「北極星5」と記された新型とみられるミサイル公開
  北朝鮮の国営テレビは14日、ピョンヤンで行われた軍事パレードの映像を15日放送し、「北極星5」と記された新型とみられるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルなどを公開しました。
  北朝鮮は、軍事パレードを去年10月にも行ったばかりで、3か月という短い間隔での実施は異例で、アメリカのバイデン新政権の発足を目前に控え、核・ミサイル開発を強化する姿勢を強調しました。
  一方、ICBM=大陸間弾道ミサイル級のミサイルは、軍事パレードに登場しませんでした。
17日に最高人民会議
  また北朝鮮では17日、各地の代表からなる最高人民会議が開かれることになっていて、党大会の結果を受けて国家機関の組織改編や人事などが発表される見通しです。
  朝鮮としては、制裁や新型コロナウイルスの感染対策の影響などで経済に大きな影響が出るなか、今月12日に閉会した党大会から続く一連の行事で国威発揚を図り、キム総書記の求心力を高めたいねらいがあるとみられます。
専門家「米との対決と対話の双方の姿勢」
  北朝鮮情勢に詳しい南山大学の平岩俊司教授は、軍事パレードからアメリカとの対決と対話、双方の姿勢がうかがえると指摘しています。
  平岩教授は「パレードに登場したSLBMは、実験が成功しているわけではないのでアメリカの出方次第では、こうした選択肢があると示すところに北朝鮮としての意味があったのだろうと思う。また、アメリカを非常に意識しながらも、アメリカへの核打撃力であるICBMを登場させなかったことは、対話の可能性について、最終的な判断をしているわけではないというように受け止められる」と指摘しました。
  そのうえで、今後については「アメリカ側がどう対応をしてくるのかを、まずは見たいというのが北朝鮮側のねらいだと思う」と述べ、バイデン新政権の出方を当面、見極めるという見方を示しました。


2021.01.09-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210109/k10012805561000.html
北朝鮮 キム委員長「米国は最大の敵」朝鮮労働党大会

  北朝鮮の国営メディアはキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の党大会での演説内容を伝え、このなかでキム委員長はアメリカを「最大の敵」と強調したうえで、バイデン次期政権の発足を前に核・ミサイル開発を強化する方針を表明しました。

  北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が今月5日から開催されている党大会で行った演説の内容を9日、映像とともに放送しました。
  このなかでキム委員長は対外政策について「最大の敵であるアメリカを制圧し、屈服させることに焦点を合わせる」と述べ、バイデン次期政権の発足を前に対決姿勢を示しました。そのうえで、「誰が政権に就こうとアメリカの実体とわれわれへの政策の本心は変わらない。新たな米朝関係を樹立するかぎは、敵視政策を撤回することだ」と要求しました。
  アメリカの大統領選挙後にキム委員長が対米政策に言及するのはこれが初めてです。さらに、キム委員長は「核兵器の小型化、軽量化を発展させ、戦術核兵器を開発し、超大型核弾頭の生産も持続的に推し進める」などと述べ、核・ミサイル開発を強化する方針を表明しました。
  また、開発の進展については弾道ミサイルに複数の弾頭を積む「多弾頭化」や固体燃料を使ったICBM=大陸間弾道ミサイルの開発を進めているとしたほか、原子力潜水艦の設計などにも言及し、核の放棄に応じない姿勢を鮮明にしています。
  国営メディアは、「党大会は続く」と伝えていて、5日目に入っているとみられます。
キム委員長 南北関係にも言及
  北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン委員長が党大会で南北関係について演説した内容も伝えました。
  このなかでキム委員長は韓国について「アメリカとの合同軍事演習を中止すべきだというわれわれのたび重なる警告を無視している」として南北関係の冷え込みの責任は韓国側にあると主張しました。
  そのうえで3年前(2018)の南北首脳会談で合意したパンムンジョム宣言に触れ、韓国との関係について「宣言の前に戻ったと言っても過言ではなく、統一の夢はさらに遠ざかった」としています。
  そして韓国に対して「現時点で以前のように一方的な善意を見せる必要はなく、われわれの正当な要求に応えた分、合意の履行のために行動した分だけ相手をする」と述べて、首脳会談での合意の履行を要求しました。
  このほか、今後5年間の新たな経済計画について、「基本的なテーマはいまもなお自力更生と自給自足だ」として、輸入への依存度を下げる考えを示しましたが、計画の具体的な内容は伝えられませんでした。
韓国報道官「南北合意を履行しようとする意志は固い」
  北朝鮮のキム・ジョンウン委員長が韓国との関係について演説したことを受けて、韓国統一省の報道官は「朝鮮半島の非核化と平和定着、南北関係の発展を追求していくという韓国政府の立場は一貫している。南北合意を履行しようとするわれわれの意志は固い」とする論評を出しました。
  一方、報道官は「アメリカのバイデン次期政権の発足はよい機会となる」として今後の米朝関係の改善に期待を示しました。
専門家「対決と対話の両構え」
  北朝鮮情勢に詳しい南山大学の平岩俊司教授は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が演説でさまざまな核・ミサイル開発に言及したことについて「アメリカの関心を高めるために核実験やミサイル発射を強行する可能性に十分注意する必要がある。しかし演説で対話を完全に否定しているわけではないのでバイデン次期政権の体制が定まるのを待っているところだと思う」と指摘しました。
  そのうえでキム委員長がアメリカを「最大の敵」とするとともに「新たな米朝関係」と述べたことについて「バイデン次期政権が北朝鮮にどういう姿勢で臨んで来るのか明確でないなかで、今の段階では敵対的な姿勢を示しながら、仮にアメリカが対話姿勢を見せるならそれに応じるという両構えの姿勢だ」と述べました。
  そして、今後の動向については「アメリカの出方を見極めて次の対応を決めるはずなのですぐにミサイル発射や核実験を行うとは考えにくい。アメリカとの間で北朝鮮が望む形で交渉できるかどうかを探りながら、次の一手を考えていくだろう」という見方を示しました。


2021.01.07-BBC News Japan-https://www.bbc.com/japanese/55570431.amp
金正恩氏、経済目標「ほぼ達成できず」と失策認める 5年ぶり党大会

  北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は5日に始まった朝鮮労働党の党大会で、前回大会(2016年)で打ち出した「国家経済発展5カ年戦略」について、「ほとんど全ての部門」の目標を達成できなかったと認めた。
  朝鮮労働党の党大会の開催は2016年5月以来約5年ぶりで、今回が8回目。
  北朝鮮は昨年1月、新型コロナウイルスの感染症COVID-19の拡大を防ぐため国境を封鎖した。これまで国内での感染者は1人もいないと主張している。
  国境封鎖により同盟国である隣国中国との往来は断たれ、同国との貿易は約80%減少した。
  また、核開発計画などをめぐり国際社会から厳しい制裁を受ける中、台風や洪水により国内の家屋や作物が壊滅的な被害を受けた。
  BBCのローラ・ビッカー・ソウル特派員によると、金委員長が失策を認めるのは珍しいことではなく、実際、こうした言動は金氏の特徴的な行動の一つになりつつあるという。
「欠点を思い切って認め」
  首都平壌の4・25文化会館で開幕した党大会の様子はテレビで報じられた。会場にはマスクを着用していない数千人の党員が集まり、金氏が到着すると立ち上がって拍手で迎えた。
  開会の辞で、金氏は2016年の党大会で打ち出した「国家経済発展5カ年戦略」について、「遂行期間は昨年までに終わったが、ほとんど全ての部門が掲げた目標をはなはだしく達成できなかった」と失策について言及。
  「放置するとより大きな障害、ネックとなる欠点を思い切って認め、二度とそのような弊害が繰り返されないように断固たる対策を講じなければならない」と述べた。
  また、「防疫活動で全人民的な自発的一致性を堅持」したとして、新型ウイルスの脅威と闘った党員を称賛した。 北朝鮮は世界保健機関(WHO)に対し、数千人に感染の疑いがあると報告しているが、国内で感染が確認されたとは認めていない。
  同国にとって過去数十年間で最も厳しい時期の1つを、金氏がどう乗り越えるのかは不透明だと、ビッカー特派員は指摘する。党大会2日目の7日、金氏は新たな経済5カ年計画を提示した。
  約2週間後の20日正午にはアメリカでドナルド・トランプ大統領の任期が終わり、ジョー・バイデン新政権が誕生する。北朝鮮の核開発をめぐる交渉では具体的な進展はほとんどみられなかったものの、金氏はトランプ氏と親密な関係をつくりあげていた。


2021.01.01-朝日新聞-https://www.asahi.com/articles/ASP1134TSP11UHBI003.html
金正恩氏「新年も、力強く闘う」 国民向けに直筆の書簡

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は1日、新年に合わせて国民向けに直筆の書簡という形でメッセージを送った。正恩氏は書簡で「私は新年も、人民の理想と念願が花開く新しい時代を早めるために力強く闘う。困難な歳月のなかでも変わりなく党を信じ、いつも支持してくれた心に感謝を送る」などと記した。
 北朝鮮では指導者が「新年の辞」や国営メディアの「共同社説」などの形で内政や対外政策の方向性などを国民に伝え、思想教育の場などで徹底させてきた。正恩氏も新年の辞を出してきたが、2020年は直前の年末まで行った党会議の結果報告で代替していた。
  今年は1月初旬に党大会を開くと公表しており、新年の辞は見送り、党大会で大きな方針を示すものとみられる。朝鮮中央通信は1日、党大会を開く環境を整えようと防疫や経済の立て直しを図るために進めてきた「80日戦闘」が、「多くの成果を出し、勝利した」と報じた。(ソウル=神谷毅)








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