事件問題-1


2024.04.23-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240423-ZDP2ZXE2SNPQRP4TEGHLT2JITE/
「連合捜査班」投入で特殊詐欺摘発 容疑の「出し子」男を逮捕 警視庁

  医療費の還付金が受け取れるとうそをつき、埼玉県の70代女性に約50万円を振り込ませ盗んだとして、警視庁捜査2課は23日、電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで、東京都足立区椿、職業不詳、H容疑者(53)を逮捕した。4月に発足し、都道府県警の連携で特殊詐欺を捜査する「連合捜査班」を投入していた。

  捜査2課によると、H容疑者は1~4月、20件の詐欺事件に出し子として関与したとみられる。被害総額は約3千万円に上るといい、裏付けを進めている。
  警視庁は1月に大阪府警からの嘱託を受けて捜査に着手。4月からは連合捜査班も投入し、都内の防犯カメラ映像の分析などで容疑者を特定したという。
  逮捕容疑は何者かと共謀して3月中旬ごろ、市役所職員などに成り済まして女性に電話し、還付金を受け取れると信じ込ませて約50万円を振り込ませ、ATMから引き出したとしている。


2024.04.23-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240423-ZF4OW7NRBBK3BFATR5M23ATPRI/
「ガシャーンという音とともに悲鳴」 京都の9メートルサクラ倒木で目撃者

  京都市東山区の参道・三年坂(産寧坂)で23日、サクラの木が倒れて通行人の男性(62)が一時下敷きとなった事故で、周辺は当時、多くの外国人観光客でにぎわっていたことが目撃者への取材で分かった。下敷きになった男性は意識はあるが、自力で歩くことが難しいという。京都府警が詳しい原因を調べている。

  倒れた木の近くで営業していたカフェのアルバイトの男性(22)は「木が倒れた際、『ガシャーン』という大きな音がしたと同時に観光客の悲鳴が聞こえた」と話した。男性は当時店の奥にいたが、そこにも響くほどの大きな音だったという
  地元消防団に加入している自営業の男性(72)は昼食中に大きな音に気付き、そのまま出動。周辺の雑踏警備にあたった。「周りは外国人観光客でにぎわっていた。台風以外での倒木は初めて。巻き込まれる可能性があり危なかった」と話した。
  京都府警東山署によると23日午前11時45分ごろ、三年坂で、桜の木が倒れて人が下敷きになったと目撃者が110番。下敷きになった男性は病院に搬送された。意識はあるという。倒れた木の高さは約9・1メートルで私有地にあった。同署が詳しい状況を調べる
  三年坂は世界遺産・清水寺近くにある屈指の観光スポットで、土産物店などが多い。


2024.04.23-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240423-DM3EK5XKPVOPDB6GQVLBYFJXX4/
遺体発見直前に栃木県走行 男の車、被害者乗車か 河川敷焼損男女遺体事件

  栃木県那須町の河川敷で焼損した男女の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕されたA容疑者(25)の車が、遺体発見直前の16日未明に栃木県内を走行していたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。車内には血痕があり、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は、被害者が東京都内でA容疑者の車に乗せられ、栃木に向かったとみている。

  A容疑者は「栃木には行っていない」と供述しており、捜査本部は車に乗っていた人物の特定や経緯を調べている。
  遺体は会社役員の宝島龍太郎さん(55)と妻とみられる女性。発見から1週間となり直前の足取りが分かってきた2人は15日午後9時半ごろ、東京・上野でA容疑者とは別の人物と歩いていた。


2024.04.22-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240422-OOXGP56GJRLPRHPJQSV6BGTDJE/
首都高6号線で橋の鋼板が落下、歩行者の頭に当たり切り傷を負わせる

  首都高速道路会社22日、東京都墨田区の首都高6号線で21日に高架橋から重さ140グラムの鋼板が落下し、高架下付近の歩行者の頭に当たって切り傷を負わせる事故があったと発表した。命に別条はないとしており、詳しい原因を調べている。

  首都高によると、鋼板は橋を覆う外装パネルの一部で長さ290ミリ、幅100ミリ、厚さ0・6ミリ。21日午後2時45分ごろに落下した。同じパネルを使っている事故発生箇所付近を緊急点検し、落下の恐れのあるものはなかったとしている。


2024.04.22-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240422-P5VHYSKO4FIJRBWVDTEEZ2TWA4/
口論の末、荷台つかんだ女性引きずられ重傷 軽トラ?が逃走

  22日午後0時5分ごろ、京都府向日市寺戸町の府道交差点で、アルバイトの女性(46)=同市=が、軽トラックとみられる車に引きずられて顔面などを強打する事件があった。女性は病院に搬送されたが重傷とみられ、車はそのまま逃走した。京都府警向日町署がひき逃げ事件として捜査している。

  向日町署によると、この直前、交差点の横断歩道を渡っていた女性と横断歩道前で停止した車の運転手の男が、何らかの理由で口論となった。女性が車の荷台をつかんだところ、車はそのまま発進。女性を数メートル引きずり逃走したという。現場は信号のないT字路。


2024.04.22-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240422-OMU3D6E23VKTDM6W5YDTFMZ43Y/
恋愛詐欺マニュアル販売「頂き女子りりちゃん」に懲役9年、1億5500万円詐取

  「頂き女子りりちゃん」を名乗って恋愛詐欺のマニュアルを販売し、自身も男性の好意につけ込み計約1億5500万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われたA被告(25)に名古屋地裁(大村陽一裁判長)は22日、懲役9年、罰金800万円の判決を言い渡した。求刑は懲役13年、罰金1200万円だった。

  起訴状によると、令和3年3月~5年8月、50代の男性に借金返済の金が必要といったうそを言い約1億1700万円を、5年4~8月には別の男性に同様のうそをつくなどして約3800万円を詐取するなどした。
  被告は他に、別の女=詐欺罪で有罪確定=に対し、恋愛感情を利用して金をだまし取るためのマニュアル「頂き女子の参考書」などを販売して手助けした詐欺ほう助罪、男性からだまし取った金を隠して所得税約4千万円を脱税した所得税法違反の罪にも問われた。


2024.04.21-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240421-LETDKQUGV5JOTNU62MCKM3TUAU/
栃木・那須町の男女焼損遺体 25歳建設業の男を死体損壊容疑で逮捕 事件後都内交番に出頭

  栃木県那須町の河川敷で焼損した2人の遺体が見つかった事件で、警視庁捜査1課は21日、死体損壊の疑いで、埼玉県越谷市花田、建設業、A容疑者(25)を逮捕した。A容疑者は東京都内の交番に出頭していた。警視庁は大崎署に捜査本部を設置した。

  逮捕容疑は何者かと共謀し、16日未明から朝にかけて栃木県内の河川敷で、東京都千代田区外神田、会社役員、宝島龍太郎さん(55)と女性の遺体に火をつけて損壊したとしている。女性は宝島さんの妻とみられる。
  16日に遺体発見後、栃木県警が死体遺棄や死体損壊の疑いがあるとみて捜査していた。
  捜査関係者によると、2人は手足を縛られ、顔を袋とテープで覆われていたA容疑者は17日朝、都内の交番に出頭し、任意で事情を聴かれていた


2024.04.20-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240420-J5L6AYMSCJLRLM7OORND4YXRAE/
純金茶碗窃盗で逮捕の男の不可解行動 犯行時の服装で徘徊「お茶飲みたかった」
(内田優作)

  東京都中央区の日本橋高島屋で開かれた金製品の展示即売会「大黄金展」で、営業中の会場から白昼堂々と純金製の茶碗(ちゃわん)が盗まれた事件追跡の末に確保された男は、「盗んだ茶碗でお茶を飲みたかった」と口にしたという。犯人は逮捕されたものの、犯行時の服装で繁華街を徘徊(はいかい)するなど男の不可解な行動や、転売が繰り返された茶碗の行方など、未解決の問題が残されている。

  11日正午過ぎ、日本橋高島屋8階催事場で、クリアケースの中にあるはずの「抹茶茶碗」(販売価格約1040万6千円)が忽然(こつぜん)と消えていることにスタッフが気づいた。
  防犯カメラには発見の約20分前、眼鏡をかけた男が片手でケースを持ち上げ、茶碗を軽々と持参したリュックサックに詰め込む様子が写っていた。警視庁に110番通報が入ったのは午後0時16分。男が高島屋を後にしたのは、そのわずか9分前だった。
財布に現金130万円
  事件から2日後の13日午前10時前。東京メトロ木場駅近くで、警視庁捜査3課の捜査員がある男に目を付けた。グレーのトレーナーにグレーのリュックサック。ズボン以外は追っている容疑者に似ている。捜査員は尾行を開始した。男はタクシーに乗り、東京駅近くで降車。ICカードを使って東京メトロで池袋駅と往復し、電車を降りては商業施設を出入りすることを繰り返していた。
  発見から約4時間半後、捜査員は男に声をかけた。財布にあったのは現金約130万円。当初はぐらかそうとしていた男が関与を認めるまでそう長くはかからなかった
「盗んだ茶碗でお茶を飲みたかった…
  男はA容疑者(32)。窃盗容疑で逮捕された。
たまたま目にとまった
  A容疑者は無職。ユーチューブで自らを「イケメン」と称し、散歩の途中に撮影したとみられる「自撮り」動画も配信していた。
  本人の供述によると、事件当日もいつものようにお気に入りの日本橋を散歩。たまたま「大黄金展」の看板を見つけ、会場に足を踏み入れて目にとまったのが、盗まれた茶碗だった。 「ケースを動かせばとれるかもしれない」。鍵や警報器はなく、簡単に持ち上がった。A容疑者はそのまま、ICカードを使って東京メトロに乗り込んで逃走した。 少額ながら借金もあった容疑者。犯行の帰路、スマートフォンでめぼしい買い取り店を調べ、最寄りの木場駅で降りて向かった。「本人はああ言っていたが、お茶は飲んでいないんじゃないか」(捜査関係者)。約180万円で買い取られた茶碗は、その日のうちに足立区内の別の買い取り店に約480万円で転売された。
押収した茶碗の行方は…
  捜査3課が押収した茶碗の行方はどうなるのか。捜査幹部は「大黄金展の運営会社や買い取り店の当事者間の協議で決まる。警察から要請はできない」と語る。
  見えないのは、茶碗の行き先だけではない。約1千万円という被害の大きさに比べて、A容疑者の手口は、逃走時に身元をたどれるICカードを使って電車に乗る、事件当時と同じ服で出歩く―など稚拙さが目立つ。
  捜査関係者は「本人がどういう感覚なのかわからない…」と首をひねる。容疑者が逮捕されても、一件落着とは言いがたい状況のようだ。
(内田優作)

背景に金相場の高騰も
  今回の事件の背景には、金相場高騰の影響もあるかもしれない。企業の経営破綻などの影響を受けにくいことから「安全資産」とも呼ばれる金。地金大手の田中貴金属工業が公表している日次金価格推移によると、17日の店頭販売価格は前日に比べて36円高い1グラムあたり1万3099円(税込み)となり、過去最高値を更新するなど価格上昇が続いている。
  高騰の背景には、イスラエルとイランの対立激化など地政学的な緊張の高まりが影響しているとみられる。当面高値が続くとの見方も金を買う動きを促しているようだ。
  この1年間の販売価格(税抜き)の推移をみても高騰は著しい。昨年3月は1グラムあたり8249円(平均値)だったが、今年3月には1万0428円(同)と1・2倍以上に値上がりしている。


2024.04.18-メーテレ-https://www.nagoyatv.com/news/syakai.html?id=000345639
上野で10店舗以上を経営 被害者に何が…那須町2人の焼死体事件 20代男性が出頭

  栃木県那須町の林道近くで2人の焼けた遺体が見つかった事件で、警察が、東京都内の警察署で20代の男性から任意で事情を聴いていることがわかりました。
  男性は「自分が那須での事件に関係しているかも」と話しているということです。 2人の遺体が発見されたのは、16日午前7時前のこと。

  第一発見者から、こんな相談を受けたそうです。 通報した人:「『人かマネキンかわからないものが、土手下で燃えているから、一緒に確認してほしい』とのことだったので。顔はビニール袋をかぶせた上からガムテープでぐるぐる巻きにされていて、服とかは焼けただれて、肌が、若干、露出している感じ」
  目撃者や捜査関係者の話をまとめると、2人は仰向けで重なるような形で倒れていたようです。顔に粘着テープをぐるぐると巻かれ、手は縛られた状態。「足に結束バンドが見えた」という目撃情報もあります。そのうち1人は、女性用のブーツのようなものを履いていたことも、新たにわかりました。
  すぐそばでは、ガソリンなどを入れる携行缶のような容器が焼けていたといいます。 1人は、16日、身元がわかりました。宝島龍太郎さん(55)です。身元がわかっていない1人は女性で、年齢が40代~60代くらい、身長は162センチと判明しました。
  死因は2人とも、首を絞められたことによる窒息死だったこともわかりました。女性は、頭蓋骨を骨折していたということです。 2人が、この土地に縁があったかどうかは、まだわかりません。
  遺体が見つかったのは、福島や茨城の県境に近い栃木の那須町。
  警察によりますと、宝島さんの本籍は、直線距離で150キロほど離れた東京都台東区にあります。 宝島さんは、2つの会社で社長を務めていました。届け出ている業態は幅広く、焼き肉店など、10店舗以上の飲食店を上野で経営し、不動産売買も。
  中国や韓国製の衣料雑貨などの輸入販売も手掛けていたようです。 飲食店の元従業員:「あそこが“宝島ロード”になっている。(一角の)半分以上が宝島さんの店で、業者さんが『宝島ロードだ』と」 宝島さんの経営する飲食店で働いたことがある人は、こう話します。 飲食店の元従業員:「初めて店に行ったときは、排水管の修理をしていて、俺、社長だとは、全然、思わなかった。スタッフさんに聞いたら『あれ社長さんだよ』と。冷蔵庫が壊れたり、トイレが詰まったり、全部、自分で修理する。本当にすごい。本当に尊敬する」 宝田さんは、妻と一緒に店舗を回るのが日課だったといいます。
  そもそも、なぜ、2人の遺体は焼かれたのか。それも山奥で。 現場付近は、山に囲まれていて、日が落ちると真っ暗。街灯もありません。 遺体を目撃した森林組合の組合長:「仕事で行く人が通るだけの林道。この先をどこかに抜けることは不可能。こちらにも道ありますけれど、行き止まり。
  (Q.ほかにう回路は)ないです。土地勘がある人か、検索をして来る。そういった方法しかないと思う」 近隣住民:「夜は物音しない。川の音が寝ていても聞こえるような静かな集落。(Q.集落の人以外が、この時期に来ることは)山菜取りとか、外国系の人が農機具や鉄くずの回収には、結構、来る」
  遺体が見つかった現場からは、2人を引きずった跡なのか、何かを引きずった痕跡が確認されています。2人とも、死後、数日が経っていたことも新たにわかりました。
   警察は出頭してきた20代の男性が、何らかの事情を知っているとみて、話を聴くとともに、複数の人物が事件に関わっているとみて調べています


2024.04.15-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240415-BKB6IIT6WFJXJBD54F7MMH443A/
発砲事件指名手配犯をかくまう 容疑の絆会幹部の男を逮捕 長野県警

  長野県宮田村で令和2年に起きた発砲事件に関連し、殺人未遂罪などで起訴されている指定暴力団絆会幹部のAことA被告(55)を指名手配中にかくまったとして、長野県警は、犯人蔵匿の疑いで、住所不定、絆会幹部のB容疑者(46)を逮捕した。

  逮捕容疑は、昨年5月上旬から今年2月上旬までの間、A被告が指名手配され逃走中だと知りながら、仙台市の集合住宅に宿泊させ、かくまったとしている。A被告は2年、同じ組織の暴力団幹部に発砲して重傷を負わせたとして指名手配された。今年2月、殺人未遂容疑で仙台市内で逮捕された。


2024.04.14-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240414-FZFRGI3KLJKYTALWMQLDL4DPOA/
「お茶を飲もうと思った」純金茶わん窃盗の男供述 「金に換えたほうが」180万円で売却

  日本橋高島屋(東京都中央区)で11日に展示販売会「大黄金展」の会場から、純金製茶碗が盗まれた事件で、窃盗容疑で逮捕された職業不詳、堀江大容疑者(32)=東京都江東区=が「盗んだ茶碗でお茶を飲もうと思ったが、金に換えた方がいいと思った」と供述していることが14日、捜査関係者への取材で分かった。

  警視庁によると、茶碗は買い取り店で事件当日に約180万円で売却された。堀江容疑者は確保されたときに約130万円を持っており、警視庁は当初から換金目的だったとみて調べている。
  茶碗は買い取り店に残っておらず、転売されたとみられる。警視庁は買い取り店の関係者から事情を聴くとともに、茶碗を捜している。


2024.04.13-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240413-B5EYVJPSTRKZTHL4SA2JFKIOGM/
死体遺棄の疑いで72歳の男を逮捕 連絡の取れない妻か、布団に横たわり腐敗が進む

  宮城県警古川署は13日、自宅に女性の遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いで大崎市鹿島台平渡狸沢、無職、A容疑者(72)を逮捕した。古川署によると「間違いありません」と容疑を認めている。A容疑者は妻と娘の3人暮らしで、妻と連絡が取れておらず、県警は身元確認を進めるとともに、死亡の経緯を調べる。

  逮捕容疑は自宅寝室に遺体を遺棄したとしている。古川署によると、親族から通報があった。遺体は布団に横たわった状態で、腐敗が進んでいた。


2024.04.12-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240412-JEPTX62PXNL2RHIY77RVIOU6VY/
同居の86歳女性死亡、息子夫婦を逮捕 埼玉・上尾、暴行容疑で

  埼玉県警上尾署は12日、暴行の疑いで、同県上尾市上尾村のトラック運転手A容疑者(61)と妻の無職容疑者(59)を逮捕した。被害者は容疑者の母親(86)で、3人が同居する集合住宅で死亡が確認された。署は傷害致死容疑も視野に入れ、死因や動機を調べる。

  署によると、11日午後5時半ごろ、容疑者から「母親の意識と呼吸がない」と119番があった。同じ頃、B容疑者が署に自首した。
  逮捕容疑は11日、自宅でA容疑者の母親に対し、全身を殴るなどの暴行を加えた疑い。


2024.04.09-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240409-DMFEGI2WUFJ5NEALFS4AAGX25E/
業務関係先に元従業員男性の遺体遺棄か 青森の運送会社役員の男ら

  青森県七戸町で元従業員の男性(54)の遺体を遺棄したとして、死体遺棄の疑いで同町の運送会社の代表取締役、A容疑者(47)ら2人が逮捕された事件で、遺棄現場は同容疑者が業務として出入りしていた土地だったことが9日、県警への取材で分かった。遺体は深さ6メートルほどの土中で見つかり、県警は重機を使ったとみている。

  県警は同日、A容疑者と、一緒に逮捕された同町の会社員、B容疑者(45)を送検した。知人らによると、B容疑者も同じ会社の従業員との情報がある。逮捕容疑は2月上旬ごろ、七戸町で、同町のトラック運転手、谷名幸児さんの遺体が入った容器を遺棄した疑い


2024.04.08-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240408-GBBZEKEVT5MBRBSVNT4AXNXUC4/
カンニング発覚後に高2自殺 遺族が清風学園を提訴 大阪地裁

  大阪市天王寺区の私立清風高2年の男子生徒=当時(17)=が期末試験でのカンニング発覚後に自殺したのは、教師らによる「卑怯(ひきょう)者」との指導が原因だったとして、生徒の両親が8日、学校法人清風学園を相手取り、計約1億円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした

  訴状によると、カンニングは令和3年12月の倫理・政経の期末試験で見つかった。1巻あたり1時間ほどかかる写経80巻分などを課され、2日後に自殺。同校では朝礼で「カンニングは卑怯者のすることだ」などと伝えており、遺書には「死ぬという恐怖よりも、このまま卑怯者と思われながら生きていく方が怖くなってきた」とつづられていたという。
  両親側は、カンニング後の指導で、生徒は自らが「卑怯者です」と言わされたとして、「必要以上に人格を否定した」と主張大量の写経などもあわせ、特異な心理状況に追い込まれたことが自殺につながったとして、学園側の安全配慮義務違反を訴えている
  学園は「訴状が届いていないのでコメントできない」とした上で、指導で卑怯者と言わせたことなど、一部の事実関係は否定している。


2024.04.04-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240404-QB6UPADVFVKW7CQTR5WK6XCUC4/
接見室にスマホ持ちこみ通話疑い 「ルフィ」元弁護士を不起訴 東京地検

  「ルフィ」と名乗り広域強盗事件を指示したとされるB被告(39)=強盗致死罪などで起訴=が勾留されていた警察署の接見室にスマートフォンを持ち込み、外部の人物とビデオ通話をさせたとして、東京地検は4日までに、証拠隠滅の疑いで書類送検されたH・元弁護士(49)を不起訴処分とした。3月28日付。地検は理由を明らかにしていない

  H元弁護士は国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金などを不正受給したとして詐欺罪に問われ、1、2審で有罪判決を受けた。上告したが、最高裁第3小法廷は3月27日付で棄却する決定をした。広島弁護士会は除名の懲戒処分にした。
  H元弁護士は警視庁原宿署でB被告に接見した際、フィリピンで活動する暴力団系の日本人集団「JPドラゴン」幹部らと通話させ、同幹部らが関与したとみられる事件についてB被告に口止めさせた疑いで、3月19日に書類送検された。


2024.04.03-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240403-OXT3JKHTVJPMPO4O42WEIQZDGA/
天橋立「股のぞき」中、知人を15m転落させた男性の「罪」 悪ふざけと犯罪の境界線
(木下倫太朗)

  今年2月、日本三景の一つ、天橋立(京都府宮津市)を望む公園の展望台で、観光に訪れていた男性が高さ約15メートル下の斜面に転落した原因は一緒に訪れていた知人の悪ふざけ。下半身を押され転落した男性は骨折などの重傷を負ったが、幸い命に別条はなかった冗談のつもりから男性を転落させてしまった知人だったが、刑事責任を問われる可能性はあるのだろうか

落下防止のネット超え転落
  2月15日午後2時ごろ、50代の男性は同僚ら約10人とバスツアーで天橋立傘松公園を訪れていた。海抜約130メートルにある公園の展望台からは天橋立を一望でき、股の間から逆さに見ることで龍が天に舞い上がるように見えるという「股のぞき」は名物となっている。
  例にならい男性も股のぞきを試みた。するとその時、50代の知人男性が近づき、背後から右手で下半身を押したはずみで体勢を崩した男性は斜面を転がり落ちると、落下防止のネットを越え、そのまま高さ約15メートル下まで転落してしまった
  施設関係者によると、突き落とした知人男性は急いで斜面を降り、転落した男性の元へ向かった。服は泥だらけになり、不安そうな表情を浮かべていたという
  転落した男性は意識はあったものの「胸が痛い」と訴えた。通報から約1時間半後、消防隊員らが救助用の担架とロープを使い、斜面から引き上げて搬送した
  京都府警宮津署によると、突き落とした男性は「悪ふざけで押した」転落した男性は命に別条はなく、事故後も会話ができていたが、骨折していたことが分かった。同署は負傷男性の回復を待って事情を聴く方針で、事故の状況を捜査したり男性の処罰感情などを踏まえたりして、立件の可否を検討するとした。
落とし穴で死亡した事件も
  過去にはこんなケースもあった。平成23年、石川県かほく市の海岸。いずれも23歳の夫婦が友人が掘った落とし穴に転落し、窒息死した。落とし穴を作ったのは、妻と、その6人の友人だった。夫の誕生日を祝う目的で約4時間かけ、砂浜に深さ2メートル以上の落とし穴を掘ったという
  石川県警は関係者への事情聴取や人形を使った実況見分を重ね、捜査を継続友人らが穴を掘る際に「パラパラと穴の砂が崩れて危ないと思った」と説明したことや結果の大きさを鑑(かんが)み、立件が可能と判断した県警は重過失致死と海岸法違反の疑いで友人6人と死亡した妻を書類送検した
  悪ふざけか犯罪か。近畿大法学部の辻本典央教授(刑事法)は「結果の重大性と被害者の感情が重要になる」と説明する。例え悪ふざけであったとしても、結果として死亡させたり回復不能なけがをさせたりした場合、被害感情がなくても刑事処分を受ける可能性は否定できないという。
今回の場合は…
  一方で、今回の天橋立での事故は「骨折という回復可能な結果であることや、知人同士という間柄から話し合いで決着がつく可能性がある」(辻本氏)。このまま被害届の提出がなければ、刑事事件に発展する可能性は低いとみた。
  「謝って済むなら警察はいらない」との言葉がある。刑事事件にならなくとも、治療費などを請求されたり、人間関係が壊れたりするケースは十分に想像できる。あまりにも安易なその場の「ノリ」の代償は、決して小さくないのだ(木下倫太朗)


2024.04.01-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240401-QFI5ZU3PBNLXJANWAQFGZJKZJQ/
銃で撃たれたか 血を流した男性が突然車の後部座席に 「降りてこい」と男の怒号も

  1日午後1時50分ごろ、大阪市東淀川区豊新の路上で、「けんかで一方が血を流している」などと複数の110番があった。駆け付けた大阪府警東淀川署員が、けがをした男性が停車中の車に乗っているのを発見。右足には銃で撃たれた可能性がある傷もあり、同署が何らかのトラブルがあったとみて捜査している。

  同署によると、女性が運転する車が信号で停車中、血を流した男性が突然、後部座席に乗り込んできた。続いて「降りてこい」などと叫ぶ男が追ってきたという。女性らが110番し、約10分後に同署員が駆け付けると男は逃走したという。
  男性は救急搬送され、右足内部に金属の玉のようなものが残っているのが見つかったほかにも顔に打撲やすり傷があり、両足の骨も折れた疑いがある。同署は被害者が大阪府内の40代男性と確認。男性は現場でけがの原因について、「自分で転んだ」などと不合理な説明をしたという。







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