バーチャルの世界問題



2022.01.18-IT media NEWS(産経新聞)-https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/18/news080.html
メタバース市場、日本勢が相次ぎ参戦 高性能VRゴーグル、スタジアム仮想化……

  インターネット上で現実に近い体験ができる仮想空間「メタバース」の市場に、日本企業が相次いで本格参入している。1月上旬、米ラスベガスで開かれた家電とデジタル技術の見本市「CES2022」では、パナソニックがメタバース事業への参入を発表した。ソニーグループもメタバース上でファンが交流できるサッカースタジアムを再現するサービスを予定するなど、市場開拓へ向けた動きが加速。日本のものづくりやゲーム産業の知見が生かせる分野として期待が寄せられている。

CESで注目日本の技術
   1月5~7日にかけて開催されたCESでは、メタバースをよりリアルに体感できる機器やサービスが注目を集めた。日本企業では、パナソニック子会社のシフトールが新製品を展示。仮想現実(VR)を体験できるメガネ型の端末「MeganeX」は重量が約250グラムと一般的なVRゴーグルと比べて軽く、小型化した有機ELパネルを採用し、高精細な映像が楽しめるという。また、今春発売予定の「Pebble Feel」は専用のシャツと組み合わせることで、首元を瞬時に冷やしたり温めたりできる装置。メタバースと連動して暑さや寒さを体感できる。
   同社の担当者は「快適にメタバース内に入るために必要なのは軽量・高画質のVRヘッドセット。全身で空間内にダイブするような感覚になれる」とメタバースにおけるVR端末の重要性を強調した。

   一方、ソニーグループは英サッカーの強豪クラブ「マンチェスター・シティー」と提携し、実際のスタジアムをメタバース上に再現する計画だ。クラブやファン同士が交流できるサービスの提供を目指しており、CESではプロモーション映像を公開した。また、プレイステーション(PS)用のVR端末次世代機の情報も公開。4K相当の高品質な映像体験ができるという。
バーチャル渋谷も
   国内ですでにメタバース事業に力を入れているのがKDDIだ。2020年5月から東京・渋谷の街をメタバース上で再現した渋谷区公認の「バーチャル渋谷」を公開。これまでハロウィーンのイベントや、サッカー日本代表戦のパブリックビューイングなどをメタバース上で実施して、延べ100万人を集めた。今春には実在の都市と仮想空間を連動させた街づくり事業を本格的に始動する。

  また、キヤノンやソフトバンク、NTTドコモなども人物の見た目や動きなどを3Dデータ化する専用スタジオの充実を図る。通常なら膨大なコストと手間がかかる3D映像が短時間で制作できるため、メタバースをよりリアルに近づけることが可能になる。

  大和証券のシニアストラテジスト、金丸裕美氏は「VR端末や第5世代(5G)移動通信システムなどのインフラが整ってきたことに加え、コロナの影響でメタバース市場の拡大は加速している」と指摘。米調査会社エマージェンリサーチの分析によると、20年に476.9億ドル(約5兆4000億円)だった世界のメタバース市場規模は、28年には8289.5億ドル(約94兆8000億円)にまで拡大すると予想されている。「日本が持つゲームコンテンツなどの強みをうまくメタバースのビジネスとして展開できるかが今後のカギとなる」と話した。(桑島浩任


バーチャルアイドル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

   バーチャルアイドル英語: virtual idol)は、実在しない架空のアイドルのこと。広義としては美少女キャラクター全般を指す場合もある。仮想アイドルとも呼ばれ、特に姿形にコンピュータグラフィックス (CG) を用いているものについては、CGアイドルバーチャル・リアリティ・アイドル(VRアイドル)などと呼ばれたこともある。

概要
  バーチャルアイドルは、絵、アニメーションコンピュータグラフィックスなど、さまざまな手段で形作られ、インターネットを含む仮想的な場や、時には現実の場においても、アイドル(アイドル歌手グラビアアイドルなど)のように活動を行う、またアイドルのように扱われるキャラクターである。
  もともとは和製英語で、バーチャルアイドルという言葉が使われるようになったのは1990年代から。同時期はバーチャルリアリティという概念が一般に知られるようになったころであり、英語"virtual"の大元の意味「実質的に同じ、効果としては同じ」さらにそこから派生した「コンピューターを用いて現実に実体のあるものの本質的な部分を仮想的に構築した」とは異なり、日本では「バーチャル」=「架空の」と理解され、実在しないアイドル、アニメやゲームに登場する美少女キャラクターを意味する造語としてバーチャルアイドルという言葉が用いられるようになった

  出自は物語の登場人物であったり、クリエイターとファンが自由にキャラクターとその活動を形作っていく参加型のものであったり、一般的なアイドルやタレントと同様にキャラクターがプロデュースを受けてメディア活動するものなどに大別される。人格まですべて架空ではなく、実在する人物がキャラクターのアバターで耳目を集める活動をするのもバーチャルアイドルの一形態になっている。
  1990年代に、アニメやゲームに登場する架空の美少女が次々とアイドル化していき、1996年には芸能事務所による3DCGを使用したバーチャルアイドルも登場[15]1990年代末から2000年代初頭にかけてはパーソナルコンピュータの高性能化や、インターネットの普及に伴い、一般の個々人が3DCGアプリケーションソフトウェアを用いてバーチャルアイドルを作り上げようという動きも見られた。2000年代には、ネットアイドルの仮想版であるバーチャルネットアイドルも誕生する。2005年にはアイドルグループのプロデュースシミュレーションするアーケードゲーム『THE IDOLM@STER』が発表され、流行した。2007年には、バーチャルアイドル歌手をプロデュースするというコンセプトで歌声合成ソフト『キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク』が登場し、そのキャラクターである「初音ミク」は世界的な人気を博している。2017年下半期から2018年上半期にかけて、「Kizuna AI」をはじめとし、YouTubeを中心に活動するバーチャルYouTuberと呼ばれるバーチャルアイドル達が人気を得始めた。
  バーチャルアイドルは、生身の人間の限界を超えて、歌や動画、写真集など、さまざまな展開が可能なものの、受け入れられるには同人の二次創作などの受け手の自由な活動を許容するなど、押し付けがましくないことが必要である。また、一方通行の媒体よりも、操作する余地の格段に広いゲームのような双方向の媒体の方が、バーチャルアイドルとのより自由で濃密な交流が可能である分、優位とされる。
歴史
前史
  バーチャルアイドルという言葉が注目されるようになる以前に生まれたキャラクターでも、アニメ『超時空要塞マクロス』(1982年 - )のヒロイン「リン・ミンメイ」や、ラジオ番組『伊集院光のオールナイトニッポン』から生まれた「芳賀ゆい」などが、代表的なバーチャルアイドルとして挙げられる。
  リン・ミンメイはアニメ『超時空要塞マクロス』に登場する架空のアイドル歌手だが、作中で使用されている歌が一般のアイドル歌謡として販売され、オリコンチャート入りした。他にも作中に登場するキャラクター商品「歩くミンメイ人形」が実際に発売されたり、ミンメイがDJを担当するラジオ番組という設定のLPレコードがリリースされるなど、後のバーチャルアイドルの活動や展開を先取りするような様相であった。

  芳賀ゆいは、1989年11月、伊集院光がラジオ番組で発した「『歯がゆい』という名前のアイドルがいたら面白い」という発言に端を発し、リスナーたちの投稿によって基本設定や目撃情報を構築していき、理想のアイドル像を作り上げたものである。現実での活動は翌1990年から歌担当、写真媒体担当、握手会の手の担当など複数の女性が分担して行った。その方法論や実践は、その後のバーチャルアイドルにも影響を与えている。
  また、SF作品には作内でバーチャルアイドルを描いていると評されたものあり、そうしたものとしてはウィリアム・ギブスンの小説『あいどる』(原題: Idoru、1996年)などに登場する「投影麗」、アニメ『メガゾーン23』(1985年)に登場する「時祭イヴ」や『マクロスプラス』(1994年 - 1995年)に登場する「シャロン・アップル」などが挙げられる。一方で、単に美少女キャラクターを指す意味でのバーチャル・アイドルの流れを作っていったものとして、日本のパソコンにおける美少女ゲームの存在が大きい。
登場
  1993年2月、コナミコンピューターゲームツインビー』シリーズのヒロイン、「ウインビー」をバーチャルアイドルとして育てようという企画「ウインビー国民的アイドル化計画」を開始。ファンクラブを組織し、会報誌を発行、ラジオ出演やオリジナルアルバム発売など、さまざまな活動を行なった。1994年11月10日にはバーチャルアイドル専門誌『Virtual IDOL』も創刊された。また、1994年にはコナミが恋愛シミュレーションゲームときめきメモリアル』を発売。メインヒロイン藤崎詩織らがバーチャルアイドルとして大きな人気を呼び、バーチャルアイドルという言葉が世の中に浸透し始めた。
  1990年代は、「アイドル冬の時代」と呼ばれる、それまでのアイドルのあり方が否定的に捉えられる時代であったが、そのような中で、徐々に声優がアイドル化し、彼女らがバーチャルアイドルにおける唯一の実在の部分であったため、キャラクターの人気と相まって支持を増やしていった。中には声優の麻績村まゆ子のように、実体を持たないバーチャルアイドル声優として登場しながら、途中から実体を持つ普通のアイドル声優に路線変更したという事例もある。
  2000年代には、アニメ『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』の作中アイドル中原小麦が、全く架空のコンサートを収録した「ライブアルバム」を発売した。
バーチャルアイドル育成ゲーム
  1984年発売の『Emmy』が、最初期の美少女育成ゲームとして挙げられる[2][36]。1991年の『プリンセスメーカー』を経て、1992年の『卒業 〜Graduation〜』のキャラクターは歌、ドラマCDなどを数多く出し、更に同じシステムの1993年の『誕生 〜Debut〜』では、直接アイドルの育成を扱った。
  2005年にはアイドルのプロデュースと、さらにそれを3Dで観賞できるアーケードゲーム『THE IDOLM@STER』が登場し、大きな流行となっている。
CGによるバーチャルアイドル
  1986年発売の『Shade』に参考例として同梱されていた加藤直之作の「沈黙の美女」が3DのCGアイドルの源流として指摘される。1996年ホリプロが3DCGによる伊達杏子を大々的に登場させたものの不評に終わったが、1998年には漫画家くつぎけんいちがインターネットでテライユキを発表し、二次使用を促したこともあって流行となった。そのころまで、重い負荷のため、専用に設計されたコンピュータで生成されていた3Dのコンピュータグラフィックスが、性能の向上とともに徐々にパソコン上で作成できるようになっており、インターネット上で個人制作のバーチャルアイドルが多数発表され、1999年には写実的な描写の飛飛が発表されて人気となった。
  2011年、AKB48の新人として登場した江口愛実が、他のAKBメンバーを元に合成したCGであったのが明かされて批判を浴びるという出来事があったが、これは一見しただけでは実在のアイドルと区別が付かないほど精巧なものであった。
  バーチャルYouTuberは、一般的に、モーションキャプチャを利用しながら3DCGまたは2DCGによって作られている。手軽にバーチャルYouTuberになれるスマートフォンアプリも存在する。(「バーチャルYouTuber」を参照)
DTMソフトのバーチャルアイドル
  DTMソフトウェアから生まれたバーチャルアイドルとして、「キャラクター・ボーカル・シリーズ」の第1弾として2007年8月31日に登場した『初音ミク』がある。このDTMソフトウェアは、声優の藤田咲の音声データーベースを元に、使用者が歌詞とパラメーターとしてのMIDI楽曲データを指定し、これをDTMソフトが解析してキャラクター初音ミクが「歌を歌う」というもので、DTMソフトとしては異例の販売数となった。
  ニコニコ動画のような動画投稿サイトで、DTMソフトウェアとして初音ミクを用いた、またバーチャルアイドルとしての初音ミクを描いた動画が大量に投稿され、その人気は新聞やテレビ番組などのメディアで特集が組まれたり、社会現象として経済界などからも注目を集めた。また、歌手として市販ソフトのイメージソングを単独で歌い、実在の音楽家と協業し、スクリーン上のアニメーションや3Dホログラフィによるライブを国内のみならず海外でもたびたび展開して、世界規模で話題を呼んだ。
バーチャルアナウンサー
  アイドルとは異なるものの音声ソフトと合わせたバーチャルアナウンサー(AIアナウンサー)も2010年代後半に登場。2018年11月には国際インターネット会議で中国の“リアルすぎるアナウンサー”が発表され、日本でも2017年8月、共同通信デジタルソニーの共同でバーチャルアナウンサーの沢村碧を開発。デジタルサイネージで活動する。2018年4月には日本テレビにアンドロイドのアオイエリカ(AOI ERICA)が入社。2019年7月、日経電子版ではAIアナウンサー・好実エリカが読み上げを担当。テレビ大阪の番組『エリカのAIニュース』にも出演する。2019年、テレビ東京では実在のアナウンサーをモチーフとした「相内ユウカ」が複数の番組を担当。2020年2月、テレビ朝日ではNTTテクノクロスの技術を使用したAI×CGアナウンサー・花里ゆいなを採用した。
  2020年2月の「AIでも良いと思う職業ランキング」(東京スター銀行調べ)では、アナウンサーが販売員や銀行員を上回り1位となった


バーチャルスクリーニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


  バーチャルスクリーニング英語:Virtual screening、略称:VS)は医薬品開発に用いられるコンピュータ技術の1つ。医薬品ターゲット(多くの場合、タンパク質受容体もしくは酵素)と最も良く結合する化学構造を特定するために、コンピュータを用いて高速に多数の構造を評価する
  バーチャルスクリーニングは医薬品開発のプロセスにおいて不可欠な要素となりつつある。より一般的に長く用いられてきたデータベース検索の概念とくらべて、「バーチャルスクリーニング」という用語は比較的新しい。
  ウォルターズらはバーチャルスクリーニングを「非常に大きな化合物群(ライブラリ)を(コンピュータプログラムで)自動的に評価すること」と定義する[3] 。この定義が示すように、バーチャルスクリーニングとは、膨大な数の想定可能な化学物質をふるいにかけて、いかにして実際に合成、試験できる妥当な数に絞りこめるか、という点に注目する数のゲームと言っても良い。
  理論的に存在しうる全化学物質を対象としたスクリーニングは魅力的な題材ではあるが、計算量が無限に増えてしまうため現実的ではない。そこで実際のバーチャルスクリーニングでは、分子設計と最適化により、ターゲットに絞り込んだ化合物ライブラリを構築することと、既にある自前の、または他者から提供された化合物群を基にして、上質なライブラリを作ることが基本戦略となる。
  バーチャルスクリーニングの目的は、標的となる高分子と結合する新規な化学構造を発見することである。したがって、ただ標的物質と結合する化合物(ヒット化合物)が数多く見つかるだけでは意味がなく、興味深い新規な基本構造が見出された時にバーチャルスクリーニングは成功したと言える。それゆえバーチャルスクリーニングの結果の解釈には注意を要する。
方法
  バーチャルスクリーニングには大きく分けて、リガンド法構造法の2つの手法がある
リガンド法
  構造が未知の受容体に対し、結合することがわかっているリガンド同士の構造を比較することで、受容体の構造を予想しモデルを構築する。生理活性を発現するためのリガンドに必須の部分構造をファーマコフォアと言う。候補リガンドの構造とファーマコフォアモデルとを比較し、リガンドが受容体と結合する可能性を検討する。 もう1つのアプローチとして、1種類の活性リガンドに対する化学的類似性を元にデータベースを検索する方法がある
構造法
  構造に基づくバーチャルスクリーニングでは、候補となるリガンドの標的タンパク質への形状から見たはまり具合(ドッキング)の評価と、それに続く結合の強さの数値化により、タンパク質とリガンドの親和性を見積もる
計算機
  多くのバーチャルスクリーニングで必須になる原子間の対相互作用の計算は、演算上N個の原子に対して0(Nの2乗)の複雑さを持つ。つまり相互作用を知りたい対象となる原子の数の2乗に比例して演算量が増加することを意味する。この指数関数的演算量の増加ゆえに、考慮する原子数が少ないリガンド法ではノートパソコン、多くの原子が関係する構造法では大型汎用コンピュータ、など手法により必要な計算機の規模は異なる。
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リガンド法
  典型的なリガンド法では、各1組の構造比較が数分の1秒程度で処理されれば良く、1つのCPUでも、比較的大きなスクリーニングが数時間で終了する。いくつかの比較を並行処理することで、全体の処理速度を向上することができる。
構造法
  構造法は計算量が多いため、コンピュータ・クラスターなどの並列処理が可能なシステムで、Sun Grid EngineやTorque PBSなどのバッチ処理ジョブ管理システムを用いて処理する必要がある。 大きな化合物ライブラリからのデータ入力を制御し、平行して計算が行われている複数のノードへ、必要な化合物データを分配する手段が必要となる。一般的なデータベースエンジンでは処理が遅いので、Berkeley DBのような高速なデータベース管理システムが好ましい。さらに、1つのジョブで1つの比較を行うと、各クラスターノードで消費時間が容易に増大して、全体の処理速度が落ちる。この問題を解決するために、結果をある種のログファイルとしてまとめることで、各クラスタージョブでいくつかのバッチを一度に処理させる。全ての計算処理が終わった後、ログファイルを検索して、評価の高い候補化合物を抽出する。


バーチャル・プライベート・サーバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


  バーチャル・プライベート・サーバ(仮想専用サーバ、英語:virtual private server、略称:VPS)とは、一台の物理的なサーバコンピュータ上で仮想的なサーバコンピュータを何台も起動する技術(仮想機械; Virtual Machine)によってつくられた仮想的なサーバコンピュータである。
  VPSは、ホスティングサーバ(レンタルサーバ)事業者のサービスの一つとしても提供されている。これらのサービスは、上記の技術を用いることで、管理者権限が付与される自由度の高い専用サーバを、従来的な専用サーバよりも大幅に安い価格で契約者に提供することを可能にしている。VPS(仮想専用サーバ)は、物理的なサーバを一台占有する「専用サーバ」に比べて処理能力は劣るものの、構成の自由度は専用サーバとほぼ変わらない。

概要
  VPSとは、個々のユーザーに仮想機械内において管理者権限 (root) を付与し、共用サーバにおいて専用サーバのような環境を実装するものである。これによって管理者権限を必要とするソフトウェアインストール等が可能になる。また、サーバのリソースを個々のユーザーに配分し、1ユーザーが使用できるサーバのリソースの上限を設定する事が一般的である。
  VDS:Virtual Dedicated Server(バーチャル・デディケーティッド・サーバ)という語があるが、これもVPSとほぼ同義である。国内ではVPSの呼称が一般に使用されているが、英語圏では「専用サーバ」は"Dedicated Server"と記載するため、海外ではこの名称も一般的に使用されている。
  VPSを起動させるOSとしては Linux が多用されており、XenもしくはKVMを使ったものが主流となっている。その他にもOpenVZベースのSWsoftVirtuozzoが使われている。 海外では、NTTコミュニケーションズの子会社であるVERIO(NTT/VERIOブランド)のVPSサービスが有名であったが、2015年12月にサービスを終了した。日本国内ではさくらインターネットGMOインターネッカゴヤ・ジャパン使えるねっとABLENETDTIのVPSサービスが有名である。また、アマゾンAWSなどはパブリック・クラウドサービスと呼ばれVPSとは区別されている。
VPSのメリット
  VPSでは、1つの物理的サーバで2つ以上の仮想サーバを起動することが出来る為、サンドボックスを容易に使用することが出来る。具体例では、1つの仮想サーバ(A)上で実稼動させるウェブサイトを公開し、もう1つの仮想サーバ(B)上にそのコピーを製作し、ソフトウェアの重大な変更を行う際には、Aと同等のハードウェア環境を持つB上で、実稼動中のウェブサイトに影響を与えることなくテストを行うことができる。
  また、VPSはハニーポットの運営にも適している。VPS上では容易に同じ環境を持った複数の仮想サーバを立ち上げることができるため、容易に既知のセキュリティホールを持ったソフトウェアを故意に起動しておくことができる。それとともに、ログの監視などを行う仮想サーバと実際にハニーポットが設置されている仮想サーバを分けることによってセキュリティを確保することができる。
仮想化方式の違い
  完全仮想化はエミュレータのようにハードウェアを仮想化して自由なOSを使うことができる。従来の完全仮想化はオーバーヘッドが大きいため速度が必要な用途には使えなかったが、CPU支援による高速化によってオーバーヘッドを低く抑えられるようになった。さらに、高速化のために仮想ドライバが実装されてきており、準仮想化に近づいてきている。CPUの仮想化支援で未対応の命令(リアルモードなど)はソフトウェアエミュレーションを行う。CPUの支援を使った完全仮想化にKVMがある。自由なOSを使うことができるため、Linux上でWindowsを動かすといったこともできる。
  準仮想化はゲストOSに互換層を設けたカーネルを用い、ゲストカーネルを低い権限(RING1など)で動作させる。そのため、ゲスト向けにコンパイルされたカーネルが用意されているOSならばゲストOSとして自由に使うことができる。準仮想化としてはXenがある。
  OSレベルの仮想化は一つのカーネルしか動かないためにメモリが少なくて済む。カーネルは固定であるが、ユーザランドはchrootのように切り替えることができる。カーネルが一つでも、それぞれにIPが割り当てられ、リソース管理もしっかりと行われる。異なったカーネルを使うことができない、カーネルモジュールを追加できないなどの難点がある。LinuxではOpenVZやcgroupをベースにしたLXCなどがある。


バーチャル・リアリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


  バーチャル・リアリティ: virtual reality)とは、現物・実物(オリジナル)ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザーの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。略語としてVRとも。日本語では「人工現実感」あるいは「仮想現実」とされる。古くは小説や絵画、演劇やテレビなども、程度の差こそあれVRとしての機能を有している。
  2022年現在、バーチャル空間上に根付いた文化の延長上の中で、VRには造語的意味合いも生まれており、仮想現実空間の略称を指す単語としても幅広く用いられている。
概要
  バーチャル・リアリティは、コンピュータによって作り出された世界である人工環境・サイバースペース現実として知覚させる技術である。時空を超える環境技術であり、人類認知を拡張する。
  コンピュータグラフィックスなどを利用してユーザに提示するものと、現実の世界を取得し、これをオフラインで記録するか、オンラインでユーザに提示するものとに大別される。後者は、ユーザが遠隔地にいる場合、空間共有が必要となり、テレイグジスタンス (Telexistence) 、テレプレゼンス (Telepresence)、テレイマージョン (Teleimmersion) と呼ばれる。後者は、5Gとの連携で一層実現しやすくなると期待されている。
  ユーザーが直接知覚できる現実世界の対象物に対して、コンピュータがさらに情報を付加・提示するような場合には、拡張現実 (Augmented reality) や複合現実 (Mixed reality) と呼ばれる。
  現実と区別できないほど進化した状態を表す概念として、シミュレーテッド・リアリティ(Simulated reality) やアーティフィシャル・リアリティ (Artificial reality) があるが、これはSFや文学などの中で用いられる用語である。
  商用化としては、1990年代初頭の第1次VRブームが、技術的限界から画面表示のポリゴン数や解像度が低く、センサーの精度が低かったため利用者の動きと画面描画のズレが起きて酔いやすく、VR機器の値段も非常に高価で普及に至らず失敗に終わった。その後、2010年代初頭の第2次VRブームが起きてから商用化が進んだ。iPhoneが登場した2007年からのスマートフォン開発競争で、モバイルCPUのみならず、センサーの小型化や高精度化と低価格化まで達成されたことが、第2次VRブームを成功に導いている。
歴史
SF作品におけるコンセプト段階
  スタンリイ・G・ワインボウムによる1935年の短編小説『Pygmalion's Spectacles』にゴーグル型のVRシステムが登場する。これは、視覚、嗅覚、触覚の仮想的な体験をホログラフィに記録してゴーグルに投影するというシステムで、バーチャル・リアリティのコンセプトの先駆けとなった。
技術開発
 1960年代
  1962年に、映像技師のen:Morton HeiligSensoramaというVR体験装置の試作機を開発した。これは視覚、聴覚、嗅覚、触覚を模擬する機械装置(デジタル・コンピュータ式ではない)であった。これは、コンピュータのGUIが開発され始めたころとほぼ同じ時期のことであった。
  1968年に、ユタ大学アイバン・サザランド によってヘッドマウントディスプレイ(HMD、頭部搭載型ディスプレイ)のThe Sword of Damoclesが開発されたものが最初のウェアラブル型のバーチャル・リアリティ装置であるとされる。
 1970年代
  1978年に、MITで初期のハイパーメディアおよびVRシステムであるen:Aspen Movie Mapが開発された。これはユーザが、仮想世界の中でコロラド州アスペンの散策を行うことができるというシステムであった。季節は夏か冬を選ぶことができた。初期のバージョンは実際に撮影された写真を張り合わせた世界であったが、3版目からは3Dコンピュータ・モデルによって仮想世界が再現された。
 1980年代
  1982年に、アタリはVRの研究チームを創設したが2年で解散した。
  1989年ジャロン・ラニアーが設立したVPL Researchが発表したVR製品のデータ・グローブ (Data Glove)・アイ・フォン(Eye Phone)・オーディオ・スフィア (Audio Sphere) の紹介から「バーチャル・リアリティ」という言葉が一般的に使われ始めた。
 1990年代
  1991年イリノイ大学のElectronic Visualization LaboratoryのThomas DeFantiらによって、ウェアラブル型ではなく部屋の壁の全方位に映像を投影して没入環境を構築するVRシステムが提案された。CAVECave automatic virtual environment没入型の投影ディスプレイ)が有名である。
  1992年7月21日から7月24日にかけて、NHKNHK衛星第2テレビジョンで放送した『仮想現実遊戯大全―ゲーム・ワールドへの招待』内で、ゲーム業界関係者のインタビューを交えて、開発が進められているVRを使用したゲームや今後のゲーム業界について紹介した。実際にアーケードゲームVirtuality1991年)やジョイポリスに設置されたVR-1(1994年)、Sega VR(1994年)や家庭用ゲームのバーチャルボーイ1995年)、PCゲームのVFX1(1995年)などが開発されたが、当時は表示画素が粗く、トラッキングの精度が不十分でコンピュータの処理能力が限られていたこともあり、本格的な普及には至らなかった。
  1994年には、VRデータ用のファイルフォーマットVRMLが開発された。
  1997年にはCABINが東京大学インテリジェント・モデリング・ラボラトリーに設置され、2012年まで、15年間にわたり運用された。岐阜県各務原市のVRテクノセンターには6面を大型スクリーンで囲んだCOSMOSが設置された
  1990年代から2000年代初頭にかけて、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)は仮想現実の表示デバイスとしては適さないと評価された時期があり、この種の投影型表示装置と液晶シャッタグラスを組み合わせて没入型デジタル環境を実現して仮想現実の研究の発展に貢献した時期があったものの、装置が大がかりで設置するための空間や維持費がかかることもあり、近年では一部を除き、下火になりつつある。
 2000年代
  2007年Googleグーグルマップに全方位パノラマ撮影されたストリートの風景を体験できるストリートビュー機能を追加した。
  アメリカでは軍隊でパラシュートの訓練などにHMDが使われ始めた。
 2010年代
  2010年Googleグーグルマップに3Dモデルを追加した。
  2012年後半に登場したOculus RiftからVRへの投資は加速した。
  2016年Valve CorporationSteamVR規格対応の「HTC Vive」、スマートフォンを装着して使う"モバイルVR"であるGear VRに対応した『Minecraft』が発売された(簡易のGoogle Cardboardや一体型のオールインワンVRもある)。さらにPlayStation 4と接続するHMDデバイス「PlayStation VR」の登場もあり、VR元年といわれている。
  2017年には、世界三大映画祭の一つであるヴェネチア国際映画祭で世界に先駆けて『VR部門』を設立。日本のVR映像作品としてはアニメーション制作会社のプロダクション・アイジーが手がけたVR映像作品『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』が初の正式招待。
  2019年に日本ではNTTメディアサプライが、音楽ライブを高画質・マルチアングル・立体音響で体感できるスマートフォンアプリ「REALIVE360」を開発し、ももいろクローバーZをはじめとするアーティストのライブがコンテンツ提供されている。
特性
  現代のバーチャル・リアリティは、3次元の空間性、実時間の相互作用性、自己投射性の三要素を伴う(Presence/Interaction/Autonomy)。視覚聴覚味覚嗅覚前庭感覚体性感覚など、多様なインタフェースマルチモーダル・インタフェース)を利用する。
  VRゲームの分野では酔い対策のガイドラインがある。
  現時点で実用化できるのは視覚と聴覚のみであり、操作はコントローラで行うことになる。肉体で操作することもできるが本質的には変わっていない。
  フィクション作品のように意識も肉体も完全にその世界に入り込むことは実現のめどが立っていない。また、現実世界よりも体感時間を遅らせる理論も提唱されていない(光速に近い速度で移動すると時間の流れが早くなるが、必要なのはその逆である)。
基礎となる技術と応用
  バーチャル・リアリティの技術を構成する要素には、コンピュータ科学ロボティクス通信計測工学制御工学芸術認知科学などが含まれる。また、その応用は、科学技術における情報の可視化 (en:Scientific visualization)、ソフトウェアの構築、セキュリティ、訓練、医療、芸術などと幅広い。たとえば、VRに関するIEEEACMの国際会議などでは次のようなセッションが準備されている。
  ・情報の取得と提示のシステム  ・分散処理システム・インテリジェントシステム  ・人物や物体のトラッキング  ・ヒトの知覚  ・インタラクションと共同作業  ・シミュレータ  ・拡張現実複合現実  ・ナビゲーション  ・CSCW (en:Computer supported cooperative work)  ・CHI/HCI (en:Human-computer interaction)
「仮想現実」という訳語について
  バーチャル・リアリティは、もともとシュルレアリスムの詩人アントナン・アルトーが造語した芸術用語であった。現在のような意味では「バーチャル・リアリティの父」と呼ばれるジャロン・ラニアーらが普及させた。
  本来、英語の "virtual" は本来「厳密には異なるがほとんど同様の」という意味であり、コンピュータ関連の文脈においては「物理的には存在しないもののそのようにみえる」という意味で用いられ、「バーチャル・リアリティ」はその一例である(他分野であるが電子工学用語の仮想接地という用語の英文は「Virtual ground」と呼ばれている。実際に接地されているわけではないが、理屈上接地しているという概念である)。

  「バーチャル・リアリティ」は、たとえば、人間が行けない場所でのロボット操作などの応用や、コンピュータ上の作り出す仮想の空間を現実であるかのように知覚させることなどに使用される。現実の光景にさまざまなデジタル情報を重ね合わせて表示する技術の拡張現実 (Augmented Reality) とは異なる。
  他方、「仮想」という言葉は、本来は「仮に想定すること」を意味するが(仮想敵国など)、コンピュータ関連の文脈においては、上記のような意味における "virtual" の訳語として用いられており(仮想記憶 (virtual memory) など)、そのような意味で、"virtual reality" は「仮想現実」と訳されることがある。
  バーチャルという概念が中国に存在しなかったため、それを著す適切な一文字の漢字および二文字の熟語が存在しない一方で、現在使われている「仮想」や「虚」は誤解を与えかねない訳語であることから、東京大学大学院教授(当時)の舘暲は、2005年の日本バーチャル・リアリティ学会第10回大会において、バーチャル・リアリティの訳語として、「實現実」という語を提案した。「實」はこのために提案された国字で、立心偏に實(実の正字体)と書き、「ジツ」または「ばーちゃる」と読む

VRの問題点
 健康リスク-10歳未満の子供がVRデバイスを利用して斜視になった症例が、過去に一件だけ報告されている。幼少期は目の筋肉や視力が発達途中で、大人よりも悪影響を及ぼしやすいとされる。ちなみに立体細胞は6歳までに形成され、瞳孔間距離については10歳ごろまでに発達するため、VRデバイスの業界標準では対象年齢13歳以上など保守的な設定となりつつある。
 VR酔い(詳細は「VR酔い」を参照)
  VRの映像によってVR酔いを起こし頭痛や吐き気を催す。PlayStation VRでは健康のための注意として映像上の光の表現(光の刺激)によって痙攣意識障害などの発作が起きることがあるとしており、頭痛、めまい、吐き気など体に不快感を感じたときはすぐに使用を中止して、治らない場合は医師に診察を受けることなどを注意をしている。VR酔いはなぜ起こるのか完全な解明はされてはいないが、視覚系と前庭系の間でミスマッチが生じることではないかとされている。 開発側でもこれらの問題が認識されており、不快感を軽減するため視点の移動速度やゲーム内の重力を調整するなどの対策が行われている。
 VRへの関心度
  2016年はVR元年と言われ、VRがブームになるだろうと期待されていたのだが、VR元年から1年がたち蓋を開けてみるとVRヘッドセットの売り上げが伸び悩んでいる。調査会社のスライブ・アナリティクスがVRヘッドセットの購入を考えていない理由を聞くと「値段が高くコンテンツが少ない」「乗り物酔いになりそう」などの回答があった。中でも一番多い回答が「単純に興味がない」で53%だった
  中国ではVRスタートアップの9割が倒産したと中国のメディアが報じている


初音ミク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


  初音ミク(Hatsune Miku)は、クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成デスクトップミュージック (DTM) 用のボーカル音源、およびそのキャラクターである。年齢16歳、身長158cm、体重42kgの設定
  ヤマハの開発した音声合成システム「VOCALOID」に対応したボーカル音源で、メロディ歌詞の入力により合成音声によるボーカルパートやバックコーラスを作成することができる。息継ぎ、強弱も入力可能。また、声に身体を与えることでより声にリアリティを増すという観点から女性のバーチャルアイドルのキャラクターが設定されている。
概要
  初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メディア(以下クリプトン)が2007年から展開している、ヤマハが開発した音声合成システムVOCALOIDにより女声の歌声を合成することのできるソフトウェア音源で、対応エンジンのバージョン、声質の違いにより複数の製品が発売されている。最初の製品は、2007年8月31日に、声に歌い手としての身体を与えることでより声にリアリティを増すという観点からソフトウェア自体をバーチャルアイドル(バーチャルシンガー)と見立ててキャラクター付けした製品シリーズ「キャラクター・ボーカル・シリーズ(CVシリーズ)」の第1弾として発売された。初音ミクは「未来的なアイドル」をコンセプトとしてキャラクター付けされている。名前の由来は、未来から来た「初めての音」から「初音」、「未来」から「ミク」。発売元のクリプトンはキャラクター画像については非営利であればほぼ自由な利用を認めており、ユーザーによる歌声の利用だけでなくキャラクターを用いた創作活動をも促進する形がとられている。
  動画を中心に初音ミクが「歌っている」歌という形をとった、あるいは初音ミクを題材とした、10万曲以上に上るとされる楽曲や、イラスト、CGによるプロモーションなど様々な作品が発表されており、初音ミクはこうした多くのユーザーの手による多彩な創作物から形づくられる、消費者生成メディア (CGM) により成立している女性アイドルという性格を持つ。ユーザーによる創作物の中には、キャラクター利用の許諾を受けた上でCD、書籍などの形で商業展開が行われているものもある。また、キャラクターとしての人気の高さからゲームソフトや、キャラクターフィギュアなど関連商品、CG映像を使ったライブなど企業の企画からなる商業展開も多く行われているが、それらについてもフィギュアにアイテムとしてネギ初音ミクとネギを参照)を付属させるなど、ユーザーによる創作から広まった流行を取り入れることも行われている。
製品
音源(「VOCALOID」も参照)
  ボーカル音源ソフトとしての初音ミクは、2007年8月31日にVOCALOID2対応の最初の製品が発売され、その後2010年4月30日に表情付けの異なる6つの歌声を収録した拡張音源パック『初音ミク・アペンド(MIKU APPEND)』が、2013年8月31日にVOCALOID3に対応した英語用の歌声を収録した『初音ミクV3 English』が発売された。2013年9月26日に日本語用の歌声5つを収録した『初音ミクV3』と、それに『初音ミクV3 English』の歌声も収録した『初音ミクV3バンドル』が発売された。2016年8月31日には、最新のVOCALOID4に対応した英語用の歌声を収録した『初音ミクV4 English』、日本語用の歌声5つを収録した『初音ミクV4X』と、それに『初音ミクV4 English』の歌声も収録した『初音ミクV4X バンドル』が発売された。VOCALOID2版の製品はWindows専用で、『初音ミクV3 English』からはWindows/Macintoshの両対応となっている。

  CVシリーズでは、歌手ライブラリのベース音声に音楽業界関係者からの起用が順調にできなかったという事情や特徴ある声を求める狙いなどから声優の音声を収録しており、初音ミクでは藤田咲が起用されている。クリプトンは、初音ミクを制作するに当たり約500人の声優の声を聴きこんだうえで、VOCALOID2に適し、かつかわいらしい声であることを基準に藤田を選んだという。なお選定に当たっては、演じてきたキャラクターのイメージの影響を受ける懸念から有名声優は避けられており、藤田は当時とりたてて有名だったわけではなく、むしろ初音ミクに声を提供したことで名が知られるようになった。藤田の声はVOCALOIDの仕組みとの相性が良いと言い初音ミクはVOCALOID製品の中でも扱いが容易な製品となっている。音声には得意な曲のジャンルやテンポ音域プロフィールを参照)が設定されているが、これらはあくまで目安であり、実際は非常に広い範囲で歌えるとしている。ただし、他のVOCALOID製品同様、歌唱に特化した音声合成ソフトウェアであるため台詞を歌劇のように歌わせることは容易でも自然に「喋らせる」ことには対応していない
初音ミク
  2007年8月31日に最初に発売された音源は、当時最新バージョンの「VOCALOID2」エンジンを採用した初めての日本語用ソフトであり、新エンジンの採用によりそれまでのVOCALOIDシリーズと比べより自然な歌声が合成できた。発売直後から、初音ミクにより作成された楽曲やキャラクターイメージを用いた動画がニコニコ動画などの動画投稿サイトに次々と投稿され、ここから人気に火がつき、DTMソフトウェアとしては異例のヒット商品となる。DTMソフトウェアのジャンルでは年間1,000本売れれば大ヒットとされるが、発売後2週間だけで3,500-4000本の売れ行きを見せた。発売から3週間後にはサウンド関連ソフト内での1週間の販売シェア(BCNによる集計、楽器店やネット通販の売上げ数は含まれない)が30%を超え、最も高い時期には60%以上を占めた。体験版を収録した「DTMマガジン」(寺島情報企画)2007年11月号は通常より相当数を発行したにもかかわらず3日で完売したうえ、一時ネットオークションで高騰する事態となった。その後、発売から約1年後の2008年9月までに累計で約4万2000本の売り上げを記録している。なお、こうした売り上げには、実際の音楽製作に使用しない「キャラクターのファン」による購入も多く含まれるとされる。
初音ミク・アペンド
  2010年4月に発売されたVOCALOID2版初音ミクの拡張音源。VOCALOID2版初音ミクのパッケージに収録されている音声ライブラリは1つであるが、『初音ミク・アペンド』では、それぞれ表情付けの異なる追加音声「Sweet」、「Dark」、「Soft」、「Light」、「Vivid」、「Solid」の6つのライブラリが提供され、VOCALOID2対応の初音ミクのライブラリは、合計7種類が提供された。なお、『初音ミク・アペンド』を使用するにはVOCALOID2版初音ミクがインストールされている必要があり、アペンドのみで使用することは出来ない。
初音ミク V3 English
  2013年8月31日に発売されたVOCALOID3用の英語用音源。Windows/Macintoshの両対応となった。クリプトン自社開発のボーカルエディタ『Piapro Studio』も付属する。ダウンロード販売のみ。単独でのパッケージ版は発売されていないが、同年9月に『初音ミクV3』に『初音ミクV3 English』の音源を付属した『初音ミク V3 バンドル』が発売されている。
  初音ミクでははじめてのVOCALOID3対応の音源であるが、企画はVOCALOID3の発表よりも以前から進められていたものである。2010年10月にクリプトン社長がFacebookの初音ミクコミュニティのフォロワーが39390人を超えたら英語版をリリースすると宣言し、その40日後に達成、開発が進められた。当初はカタカナ英語的なものを目指しており、2011年7月にデモ音源の公開が行われたが、カタカナ英語は日本語となじむというメリットはあったものの反応は芳しくなく、方向性を転換、開発に2年かけ2013年8月の発売となった。
初音ミク V3
  2013年9月26日に発売されたVOCALOID3版の日本語用音源5種類を収録したパッケージ。クリプトン自社開発のボーカルエディタ『Piapro Studio』も付属する。『初音ミクV3 English』の音源を付属した『初音ミク V3 バンドル』も同時発売。
  VOCALOID2版の『初音ミク』、『初音ミク・アペンド』用の音声素材に新録音を加えて制作されたVOCALOID3対応の音源で、初音ミクの元々のオリジナル初音ミクである「ORIGINAL」と、『初音ミク・アペンド』から「SWEET」「DARK」「SOFT」「SOLID」の4種類の計5種類の音源を収録している。これまでの『初音ミク』、『初音ミク・アペンド』の声質イメージとの互換性を重視して開発されているという。
初音ミク V4X
  2016年8月31日に発売開始されたVOCALOID4版のパッケージ。
初音ミク NT
  2020年11月27日発売のパッケージ。「NT」は「ニュータイプ」と読む。日本語用音源3種類を収録し、付属するボーカルエディタの『Piapro Studio NT』はプラグインとスタンドアロンの2つのバージョンが用意された。歌声合成エンジンは、これまでのヤマハ VOCALOIDではなく、産業技術総合研究所クリプトンが共同開発したものにアップデートされている。発売時に公開される音源は「Original+」のみだが、後日「Whisper+」と「Dark+」が追加される。
キャラクター
  初音ミクの元々のキャラクターデザインイラストレーターKEIによるもので、頭髪は青緑色、髪型はくるぶしまで届く長さのツインテールで、黒のヘッドセットを装着している。衣装は襟付きノースリーブ上着ネクタイミニスカートにローヒールのサイハイブーツ、黒を基調として所々に青緑色の電光表示をあしらっている。左上腕部には赤色で「01」とキャラクター名をデザインしたタトゥーが入れられており、数字についてはキャラクター・ボーカル・シリーズで最初に発売された製品であることを表す。初音ミクのデザインは、ヤマハのシンセサイザーDX7をモチーフとしており、これは1983年に発売されデジタルシンセサイザーの普及に貢献したヒット商品であるDX7にちなみ、初音ミクも一時代を築いて欲しいとの願いを込めて、ヤマハの担当者を説得した上でデザインに取り入れたものであるという。また、後述の公式プロフィールにあるように年齢、身長、体重も定められている。

  キャラクター設定については、キャラクターを色付けしすぎないことも考慮されており、企画時には考えられていた背景設定なども採用は見送られ、最低限のプロフィールだけとなっている。また、発売後ブームとなってからはキャラクターを用いた作品の商業展開(初音ミクのメディア展開を参照)も行われているが、ユーザーによる創作物において好きなイメージの初音ミクがそれぞれ存在しているという状況があり、そうして拡散した初音ミクのイメージを収束させてしまう懸念から「初音ミクの公式コミックスを作ったり、公式アニメにしたりすることは考えていない」としている。ただしアニメ化の企画を持ちかけられたことはあったが、クリプトン側の方向性とは異なるため成立しなかった。キャラクターデザインを行ったKEIの手がける漫画作品「メーカー非公式 初音みっくす」もタイトルにあるように「非公式」という扱いになっている。ユーザーの創作から生み出されたものの中には、後述の「ネギ」のように広く受け入れられ、関連グッズなどの商業展開に取り入れられた例もあるが、これも公式設定に組み入れられているわけではない。
  各製品のパッケージ等に使用されているキャラクターイラストは、最初のVOCALOID2版のパッケージではKEIの描いたものが用いられているが、以降に発売となる各製品ではそれぞれ異なる作家が起用されている。2010年4月に発売された『初音ミク・アペンド』のパッケージでは初音ミクがその流行の中で様々な絵師によって描かれてきたことを踏まえ、特定の絵師が描くのではなく、フィギュア原型師浅井真紀がデザインした3Dのフィギュア「Miku(Zero-Vocalist ver)」にイラストレーターの ねこいた が着色をする、という形がとられた。2013年8月に発売の『初音ミクV3 English』では ざいん が、同年9月発売の『初音ミクV3』ではiXimaがイラストを担当している。
キャラクターの利用(詳細は「キャラクター・ボーカル・シリーズ#キャラクターの利用」を参照)
  初音ミクは発売後キャラクターとしても人気が出たことからキャラクターをモチーフにしたイラストやアニメーションの作成といった、ファンによる二次創作が行われた。そうした状況に応える形で「ピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)」とそれに基いた「キャラクター利用のガイドライン」が定められた。ライセンスの内容に沿ったものであればキャラクターを用いた無償の範囲での二次創作活動が公式に認められているほか、二次創作物の頒布のため「ピアプロリンク」という仕組みが提供されている。また、日本以外の利用者への対応のため、2012年12月に公式キャラクターイラストのクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC 3.0(表示 - 非営利 3.0)でのライセンスも行われた。ただし、キャラクターのイメージを損なうような行為などについては規制されており、実際に成人表現を含む二次創作物などに対する対応が行われたケースもある。
  なお、キャラクターの名称や画像を用いない楽器としてのみの利用の場合は公序良俗に反する歌詞を含むなどの一部の例外を除き、商用・非商用問わず使用は制限されていない。
プロフィール
  初音ミクについては以下のようなキャラクター設定、得意ジャンルなど公開されている。関連資料によっては生年月日が公開されていることもある。
  ・年齢:16歳 ・身長:158cm ・体重:42kg ・誕生日:2007年8月31日生まれ
パッケージ ライブラリ 得意ジャンル 得意な曲のテンポ 得意な音域
『初音ミク』 アイドルポップス / ダンス系ポップス 70-150BPM A3-E5
『初音ミク・アペンド』 「Sweet」 フレンチポップ、バラード、エレクトロニカ等 55-155BPM F3-D5
「Dark」 バラード、ジャズ、フォーク、アンビエント等 60-145BPM D3-B4
「Soft」 ソフトロック、バラード、フォーク、アンビエント等 70-150BPM A3-E5
「Light」 ポップス、ロック、ダンス、テクノポップ等 85-175BPM A3-D5
「Vivid」 ポップス、テクノポップ、トラッド等 95-180BPM G3-D5
「Solid」 ポップス、ロック、ダンス、エレクトロ等 65-160BPM D3-C5
『初音ミク V3 バンドル』 『初音ミク V3 ENGLISH』 「ENGLISH」 ハウス、テクノ、クロスオーバー等 100-130BPM B2-B3
『初音ミクV3』 「ORIGINAL」 アイドルポップス/ダンス系ポップス 70-150BPM A2-E4
「SWEET」 フレンチポップ/バラード、エレクトロニカ等 55-155BPM F2-D4
「DARK」 バラード、ジャズ、フォーク、アンビエント等 60-145BPM D2-B3
「SOFT」 ソフトロック、バラード、フォーク、アンビエント等 70-150BPM A2-E4
「SOLID」 ポップス、ロック、ダンス、エレクトロ等 65-160BPM D2-C4
『初音ミク V4X バンドル』 『初音ミク V4 ENGLISH』 「ENGLISH」 ポップス、バラード、ジャズ等 80-135BPM B2-C#4
『初音ミクV4X』 「ORIGINAL」 アイドルポップス/ダンス系ポップス 60-160BPM A2-E4
「SWEET」 フレンチポップ、バラード、エレクトロニカ等 55-155BPM F2-D4
「DARK」 バラード、ジャズ、フォーク、アンビエント等 60-160BPM D2-B3
「SOFT」 ソフトロック、バラード、フォーク、アンビエント等 60-160BPM A2-E4
「SOLID」 ポップス、ロック、ダンス、エレクトロ等 65-160BPM D2-C4
『初音ミク V4 CHINESE』 80-135BPM B2-C#4
デモソング
各製品のデモソング
  ・『初音ミク』・・・1 星のカケラ / (0分51秒) / 作詞・作曲・編曲:平沢栄司 2 フルバージョンが公認ヴォーカルCDとして販売された。 3 かくれんぼ / (1分53秒) / 作詞・作曲・編曲:クロキヨースケ 4 ・(名称不明 0分53秒)
『初音ミク・アペンド』 1 夜の虹 / (1分38秒、「solid」「sweet」使用) / 製作者:whoo 2 shoelace / (1分33秒、「vivid」使用) / 製作者:ドッP 3 影踏み / (1分32秒、「dark」「soft」「sweet」使用) / 製作者:kous 4 私らしさ / (1分46秒、「dark」使用) / 製作者:k-shi (けしスタジオ) 5 chocolat / (4分13秒、「sweet」使用) / 製作者:chiquewa 6 ハニビー! / (1分42秒、「Light」使用) / 製作者:もじょP
・『初音ミク V3 ENGLISH』、『初音ミクV3』、『初音ミク V3 バンドル』・・・1 Six Greetings (Short ver.) / (1分37秒、「ORIGINAL」「SWEET」「DARK」「SOFT」「SOLID」「ENGLISH」使用) / 製作者:きくお 2 Six Greetings (Long ver.) / (2分0秒、「SWEET」「DARK」「SOLID」「ENGLISH」使用) / 製作者:きくお 3 ペイメント / (2分23秒、「SOFT」「SWEET」使用) / 製作者:Heavenz 4 Happy Rainy Day / (1分35秒、「SOFT」「SOLID」使用) / 製作者:八王子P 5 Coming Together / (1分36秒、「ENGLISH」使用) / 製作者:bsc a.k.a kuni 6 Let The Music Speak / (2分5秒、「ENGLISH」使用) / 製作者:Dan Corches (Fid Rizz) 7 Shine for me / (1分34秒、「ENGLISH」使用) / 製作者:Cosima & Takaaki Suzuki 8 New world / (1分47秒、「ENGLISH」使用) / 製作者:Gramline a.k.a O.N.O 9 LET ME FLY / (1分54秒、「ENGLISH」使用) / 製作者:DAISHI DANCE
『初音ミク V4 ENGLISH』、『初音ミクV4X』、『初音ミク V4X バンドル』・・・1 figure. / (3分14秒、「SOLID」使用) / 製作者:sasakure.UK 2 僕が最期に創るプラネタリウム / (3分6秒、「SWEET」「DARK」使用) / 製作者:アオトケイ 3 ヒアミー / (4分47秒、「SOFT」「ORIGINAL」使用) / 製作者:tilt-six 4 ミュージックミュージック / (3分48秒、「SOFT」「DARK」使用) / 製作者:とあ 5 Melody (English Version) / (3分2秒、「ENGLISH」使用) / 製作者:MJQ 6 Our Broken Anthem / (2分29秒、「ENGLISH」使用) / 製作者:Circus P
『初音ミク V4 CHINESE』・・・1 花与梦 ~keeping~ / (2分4秒) / 製作者:PIPPO 2 失败作少女 ~失敗作少女~ / (1分17秒) / 製作者:かいりきベア 3 初嵐 ~First Storm~ / (1分45秒) / 製作者:DECO*27
主な受賞歴・・・第13回AMDアワード年間コンテンツ賞・優秀賞(デジタルメディア協会、2008年3月10日) ・第39回星雲賞自由部門(日本SF大会、2008年8月24日) ・第13回アニメーション神戸賞・作品賞・ネットワーク部門(アニメーション神戸、2008年11月2日) ・2008年度グッドデザイン賞(日本産業デザイン振興会、2008年11月6日) ・第66回北海道新聞文化賞・特別賞(北海道新聞社、2012年11月3日)
反響
発売前の反応
  発売前にはクリプトンの公式サイトやブログ上で、デモソングやキャラクターデザインの公開が行われたが、当初は「萌え」を前面に押し出したイメージ戦略に対し、買いにくいといったような否定的な反応も寄せられた。また、大手DTM雑誌からも製品の紹介を断られたという。初音ミクは発売後約一年間で4万本以上を出荷することになるが、当初の販売目標は2007年内に1000本であった。しかしその一方、初音ミクの流行の起点となる動画サイトでは、同じクリプトンの販売している先代の合成エンジンVOCALOIDを使用した製品「MEIKO」を使用した動画が投稿され一定の人気を集めていた。このためクリプトンも発売後の大ヒットは想定外だったが、初音ミクを使用した動画が動画サイトに投稿されること自体は予測していたとしている。初音ミクはMEIKOユーザーの間では大きな話題となり、動画サイトには発売日を待たずに公式サイトで公開したデモソングを利用した動画が投稿されていた。
動画投稿の流行
  2007年8月31日に初音ミクが発売されると、初音ミクを用いた動画が動画投稿サイトに次々と投稿された。それらの中でも特に9月4日にニコニコ動画に投稿されたロイツマ・ガールをアレンジした動画『初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』は大きな支持を集め、初音ミク人気の発火点となった。この動画は初音ミクの歌声によるIevan Polkkaとデフォルメされた初音ミクが長ネギを振る映像をあわせたもので、初音ミクの定番アイテムとしてネギが定着するきっかけとなる(初音ミクとネギを参照)、派生キャラクターはちゅねミク」が誕生するなど後に対し大きな影響を与えている。クリプトン側は、後にこのはちゅねミクの登場について「創作ツールとしての初音ミクは何でもありだと直感してもらえただろう。可能性が思いっきり拡散して、本当に良かった」と評価している。こうした動画がニコニコ動画やYouTubeで人気となり、それを見た視聴者が初音ミクを購入、新たな動画を投稿するという好循環により、初音ミクの人気は膨らんでいった。特にニコニコ動画は、動画の視聴者がその動画上に直接コメントできる機能を特徴としており、そうした視聴者の反応が得られることも投稿者のモチベーションを刺激した。

  投稿される楽曲の傾向は、発売当初こそ既存の楽曲を初音ミクに歌わせたカバー曲が多くを占めていたが、徐々にユーザーが作詞作曲を行ったオリジナル曲の割合が増えてゆく。オリジナル曲も当初は、9月20日に投稿されて大きな人気を集め、ニコニコ動画で一時は最も再生回数の多い動画にもなった[49]みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」のように「歌うソフトである初音ミク」の立場に立った歌詞の楽曲が多いという特徴があったが、同年の末にかけては12月7日にニコニコ動画へ投稿され大きな人気を集めたラブソング「メルト」のように、普遍性のある楽曲が増えていった。また、ブームの広がりとともに「MEIKO」や男声VOCALOIDの「KAITO」にも注目が集まるようになり、12月27日にはCVシリーズの第2弾「鏡音リン・レン」も発売され、初音ミクだけでなく他のVOCALOIDをも巻き込んだムーブメントとなっていった。作品の発表の場となったニコニコ動画にとっても、こうしたユーザーのコミュニティが作り上げる作品による文化の定着は好都合だった。初音ミクが流行し始めた当時、ニコニコ動画ではMADムービーのような企業の著作権を侵害した動画への対応を進めつつあったためである。

  ニコニコ動画で初音ミクを使用した楽曲を発表している作家は、アマチュアだけでなくプロの作家が楽曲を発表している場合もあり、また2008年以降はlivetuneを皮切りに、ニコニコ動画で初音ミクを使用した楽曲を発表し人気となった音楽家が、初音ミクを使用した楽曲でメジャーデビューを果たすケースが見られるようになっている。2010年5月には動画サイトで人気となった楽曲を集めたコンピレーション・アルバムEXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク』が、2011年1月には同様のコンセプトのアルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalonexus feat.初音ミク』がそれぞれオリコン週間アルバムチャートで1位を獲得した。「初音ミク -Project DIVA-」などのゲームソフトや、2009年以降開催されている初音ミクのライブイベントでも動画サイトで発表された楽曲が使用されている。
  ニコニコ動画では、初音ミクで作成した楽曲以外にも様々な初音ミクに関連した動画が投稿されている。ニコニコ動画上では、初音ミク発売以前より、別のユーザーが投稿した動画を利用して新たな動画を作るといったことが盛んに行われていた。初音ミクを用いた動画からもそうした動画が数多く生み出され、初音ミクで作成された楽曲にPVを付ける、あるいはその楽曲を歌う、演奏するといったように様々な広がりを見せている。また、有志の手により、週ごとにニコニコ動画上で人気の楽曲を紹介する「週刊VOCALOIDランキング」などのランキング動画も投稿されている。
  こうした創作活動の盛り上がりを受け、クリプトンは2007年12月3日にキャラクターの利用に関するガイドラインを公開すると共に、二次利用可能なコンテンツの投稿サイト「ピアプロ」を開設し、クリエイターの創作活動を後押しする体制作りを進めている。
世界各国への波及
  初音ミクに関連するコンテンツは、日本でのブーム当初から日本製コンテンツを好む国外の人々からも関心を集めた。日本製アニメが違法にアップロードされた動画などによって海外に広まっているのと同様に作品の翻訳も行われ、徐々に浸透していった。特に大きな関心を集めるようになったのは、2009年から2010年にかけ、初音ミクのライブイベント「ミクフェス '09(夏)」、「ミクの日感謝祭」の動画がアップされてからとされる。ライブイベントの動画は違法にアップされたものであったが、これについては多くの人に見てもらうことを優先し、あえて削除申請を行わなかったという。クリプトンの運営するレーベルKarenTからiTunes Storeを通じて販売されるVOCALOID関連楽曲では、2010年以降アメリカからの売り上げが急増したという。アメリカでは2011年5月よりトヨタ・カローラの広告に起用され、同年7月には日本国外で初めての単独ライブも催されている。
派生キャラクター詳細は「VOCALOIDの派生キャラクター」を参照
  初音ミクなどのVOCALOIDのファンの間では、VOCALOID製品のキャラクターをモチーフとして自由に名前や容姿、性格などを設定し新しいキャラクターを創作するという遊びが行われている。そうして初音ミクから生み出された派生キャラクターの中でも、ブームのきっかけとなった動画「VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた」から生まれた2.5頭身のデフォルメキャラクター「はちゅねミク」や、初音ミクを巡る騒動から生まれた「亞北ネル」、初音ミクを使いこなせないユーザーの心象を擬人化した「弱音ハク」などはファンの支持を得、クリプトンとデザインを行った作者との合意の上で商用利用も行われている。

  特に、はちゅねミクについてはPS3ソフト『まいにちいっしょ』のトロ・ステーションへのゲスト出演(ゲームとのコラボレーション、ゲスト出演等を参照)を皮切りに、初音ミク関連の漫画作品にも登場、フィギュアやステッカーなど多数の関連商品にも用いられている(詳細は#メディアミックスを参照)。ただし、多彩な商品展開が行われているはちゅねみくではあるが、公式のキャラクターという位置づけではなく、KEIによる公式のSDバージョンのイラストも別に存在しており。公式のSDバージョンについてもフィギュアなどの商品展開は行われている。
初音ミクとネギ
  ネギは、初音ミクにとっての定番アイテムとしてファンの間で広く受け入れられている。これは派生キャラクターのはちゅねミクを生み出した動画『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』で、ミクに長ネギを持たせていたことから広まったとされる。『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』は「ロイツマ・ガール」と呼ばれる世界的に流行したMADムービーのパロディである。ロイツマ・ガールはフィンランド民謡のイエヴァン・ポルッカの音声に日本のテレビアニメ『BLEACH』の登場人物である井上織姫長ネギを回す映像を組み合わせたもので(詳細はロイツマ・ガールを参照)、この流行に触発された Otomania が初音ミクで音声部を作成、これにたまごがデフォルメしたミクがネギを振る画像をつけた。ロイツマ・ガールとはネギの動かし方が異なるが、これは両者の連絡の手違いによるもので、たまご は元のMADムービーを知らなかったのが原因であるという。
  公式設定ではないものの、ファンによる創作物のみならずフィギュアに付属アイテムとして持たせるといったような形で、関連商品にも広く取り入れられている。
みっくみく
  「みっくみく」という言葉は、ネット上で使用されている「ぼっこぼこにしてやんよ(ボコボコにしてやるよ)」という表現と初音ミクの名前を組み合わせたものとされ、初音ミクに魅了された(魅力に『打ちのめされた』)ことを表す表現として浸透している。上位系として完全(フル)にみっくみくにするという意味で「フルみっく」という言葉も使用される。自由国民社発行の『現代用語の基礎知識2008』にも「はてなキーワードにみるWebのことば」の一つとして記載された。この表現は楽曲「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」のニコニコ動画上でのヒットによって定着したものだと言われている。
二次創作と関連する同人文化
  初音ミクは、そのキャラクター設定などから二次創作などの同人との関わりもあり、初音ミク発売の翌月には既に初音ミク関連のオンリーイベント(ジャンルを限定した同人誌即売会)が企画されていた。初音ミクの登場は、同人音楽のシーンにおいて歌い手の確保というボーカル曲に挑む際のハードルを取り除くとともに、初音ミクが歌っていることに価値が見出されたことで既存曲のアレンジなどでなくとも人気を得やすくなり、歌モノオリジナル曲の制作流通を容易にするという状況をもたらした。THE VOC@LOiD M@STERをはじめとするオンリーイベントや同人誌即売会を通じて、初音ミクを題材とする同人誌や同人CDなどの創作物が配布されており、またこういった場で初音ミクを題材にしたコスプレといったイベントが行われるなど盛り上がりを見せている。ただし、こうした文化については初音ミクを題材にした成人向けコンテンツの存在といった問題もある。
  なお、初音ミクを用いて活動を行うユーザー全てが、必ずしもこのような文化と関わりを持っているわけではなく、中にはキャラクター的意匠に対して肯定的でないユーザーもいるとされ、そのため単純にこのキャラクターがそのような文化に密接に関わっているとは言えない。
MikuMikuDance(「MikuMikuDance」も参照)
  MikuMikuDance(ミクミクダンス)はキャラクター3Dモデルを操作し、アニメーションを作成することのできるフリーウェア。クリプトンの製品ではなく、個人の作者が初音ミクの3D映像を作る目的で作成したもので、デフォルトのモデルの一つとして初音ミクの姿の3Dモデルを内蔵しており、扱いの容易さが特徴とされる。クリプトンのガイドラインの改定で、初音ミクを利用したプログラム作品の公開が解禁されたことを受けて2008年2月24日より公開された。それまでニコニコ動画で発表される初音ミクの動画は静止画が主流であったが、これにより多くの3D映像が発表されるようになり、MikuMikuDanceの登場で歌声の存在であった初音ミクが「アイドルとしての肉体を持った」とも言われる。MikuMikuDanceは、ニコニコ動画で発表されている作品のみならず、初音ミクを起用した「Windows Live メッセンジャー」や、「Google Chrome」のCMの作成などにも使用されている。

初音ミクを巡る騒動
『アッコにおまかせ!』内での特集及び画像検索を巡る騒動
  2007年10月14日に放送されたTBSバラエティ番組アッコにおまかせ!』にて『初音ミク』が取り上げられたが、その放送内容に対して「ミクがきちんと紹介されていない」「ソフトとは無関係な「おたく」を面白おかしく取り上げたテレビの印象操作」などといった苦情や批判が相次ぎ、クリプトン・フューチャー・メディアのホームページにあるブログへの書き込みが殺到した。クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役の伊藤博之は、番組制作サイドに問題があったとしつつ、ユーザを不快にさせたことへの謝罪コメントを発表している。なお、TBS側はこの件に関して後にCNETの取材に対し「謝罪のコメントを出す予定はない。具体的にどの辺が問題なのか指摘してもらいたい」とコメントしている。この騒動は、「初音TBSミク事件」と呼ばれるようになった。
  10月17日、『アッコにおまかせ!』による騒動とほぼ時を同じくしてGoogleYahoo! JAPANなどの検索エンジンで「初音ミク」を画像検索すると、見つからないか初音ミクに関連する画像が存在するにもかかわらず無関係な画像が表示されるという現象が指摘される。クリプトンはこの問題に対し、自社の側から検索結果に対し何も依頼していないことをコメント、GoogleとYahoo! JAPANはともに原因は調査中とした。一方で同時期でも中国版Yahoo!の画像検索、gooの画像検索、Live Search(MSN)の画像検索、livedoorの画像検索などでは普通に初音ミクの画像がヒットしていた。GoogleとYahoo! JAPANで検索できなかったのは画像検索時のみで、Web検索には問題が発生しなかったことから、画像検索のインデックスの更新の遅れが原因との推測もあるが、一方でITmediaのインタビューに答えた技術者(匿名、Google及びYahoo! JAPANの関係者ではない)はインデックス更新の遅れという可能性は低いとコメントしている。Google、Yahoo! JAPANはどちらも意図的な削除については否定[85]、Yahooは同年10月21日頃、googleについては23日には初音ミクの画像が回復したとされる。Yahoo! JAPANは10月26日「画像データの収集が不十分だった。意図的に削除したということは絶対にない」と、画像データの収集が十分でなく遅れがあったことを認めるコメントを発表している。この騒動では画像の検閲説まで生まれ、「初音ミク画像検閲事件」などと呼ばれるようになった。

  この二つの件は連続して起こったことから一つに結び付けられて大きな話題となり、一部の電子掲示板サイトでは広告代理店、テレビ局、芸能プロダクションなどによるものだとする説まで登場する祭り騒ぎに発展した。中にはそのような企業から下請けを行っていた会社の存在も指摘されていた。また、同じ時期に行われたウィキペディア日本語版における初音ミクの記事(本記事)の全文削除[注 7]についてもこれらとの関連性を疑われている。電子掲示板サイトではこれらの問題に関するスレッドが乱立し、大きな騒ぎとなった。これらの騒動は、初音ミクが消えた様子から、翌年に発表された曲作品である初音ミクの消失と同名の「初音ミクの消失」と表現されたり、「初音ミク失踪事件」と呼ばれるようになった。なお、こうしたスレッドの書き込みに影響を受け、前述した下請け会社の存在と関連させ、陰謀の首謀者に雇われ騒ぎを沈静化させるための印象操作を行っているキャラクター、という設定の元に創作されたキャラクターイラストが11月1日に公開され、初音ミクの派生キャラクターの一人である亞北ネルが誕生している。亜北ネルの語源は、騒動の最中に、陰謀論を唱えるスレッドでの騒ぎを鎮静化しようと「飽きた」「寝る」等といった発言が各地で続発したことによる。
初音ミク楽曲のJASRAC信託と着うた配信に関する騒動
  2007年12月、初音ミクのムーブメントでの代表的な楽曲の一つであった「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」が、ニコニコ動画を運営するニワンゴの親会社であるドワンゴからの着うた配信に伴って当時の子会社のドワンゴ・ミュージックパブリッシングにより日本音楽著作権協会(JASRAC)への信託が行われたが、これに対しファンからの大きな反発が発生した。上記のように初音ミク関連の楽曲では他のユーザーが歌ったりPVを付けたりといった幅広い二次利用が行われていたが、管理団体の管理下におかれることでこうした作品について、たとえ作者が利用を認めていても許諾手続きや利用料の支払いが必要となる懸念があった。また、同曲はクリプトンの許可を得ずに楽曲のアーティスト名を「初音ミク」として登録されていた。この状況を受けクリプトン側は12月18日、JASRAC登録についてなぜその必要があったのか説明を求めた、初音ミクという表記については事前の説明が無かった、とのコメントを自社のブログに掲載。それに対しドワンゴ・ミュージックパブリッシングは12月20日にニコニコ動画のブログ「ニコニコニュース」にコメントを掲載し、アーティスト名については連絡不徹底による誤りとして謝罪し修正するとしたものの、JASRACへの信託についてはクリプトン側も知っていたはずだとし、両社が互いに異なる主張を展開[91]。更に、ドワンゴから着うた配信されていた初音ミク楽曲の一部について作者との契約の無いまま配信が行われているとする疑惑などが浮上し、これらもあわせ両社がブログ上で食い違う主張を応酬する事態へと発展した。着うたの無断配信については、ドワンゴ、ドワンゴ・ミュージックパブリッシング、クリプトン、クリプトンよりドワンゴとの契約にあたる仲介業者として選定されていたフロンティアワークス、作詞作曲者の5者が絡み、それぞれに十分な意思疎通ができていなかった事が原因と見られている。しかしながら、これら一連の騒動については最終的に双方の主張に食い違いを残したままそれまでの経緯を水に流す形で和解が行われており、詳細については明らかになっていない。なお、「ニコニコニュース」については、和解の後にクリプトンとの応酬に係わるコメントが削除されている。

  12月25日、ドワンゴ・ミュージックパブリッシングとクリプトンは一連の騒動に関する共同声明を発表。この件に関する経緯や事実関係に関して争わず、独自の主張をしないとした上で、今後初音ミク関連のコンテンツを新規に配信する場合には、制作者との契約を事前に締結し、締結が終わるまでは配信しないことを確認したとした。また、権利関係についても、初音ミクで制作した楽曲データに関する権利(原盤権)はデータ制作者が、楽曲データに使われている楽曲の権利(出版権)は作詞・作曲者が持ち、権利行使代行会社を自らの意思により決定できること、ドワンゴ・ミュージックパブリッシングが初音ミクを使用して有名になった楽曲の管理を著作者に申し入れる際はJASRACだけでなくイーライセンス等他の著作権管理団体への信託、信託を行わないなどの複数の選択肢について著作者に説明し、著作者の意思を確認してどれを選ぶか決めることなどが示された。

  この一連の騒動については、創作者とそれを受け取るユーザーがはっきり線引きされていることを前提とした著作権処理の仕組みが、一般のユーザー同士で無償でコンテンツを利用し合うという状況に対応していなかったことに問題の原因があったとされている。着うたの無断配信疑惑については、業界の慣行からは問題ないとされる”契約書を交わす前に口頭での許諾で配信をはじめる”といった手順が、一般ユーザーの意識とずれていたことが行き違いの要因として挙げられている。また騒動の背景には、楽曲に関する著作権の他に、コミュニティ上で育ったコンテンツで収入を得る行為を好ましく思わない一部のユーザーの態度や、パブリックドメインクリエイティブ・コモンズに関する議論の影響が原因ではないか、との見解が出されている。この騒動ではクリプトンがクリエイター寄りの立場として支持された一方、プロのやり方を貫くドワンゴ・ミュージックパブリッシングや、JASRAC(ただし、JASRACについては単に事務手続きを行っただけである)が批判され、一時はニコニコ動画からzoomeへの初音ミクユーザーの流出も発生したが、クリプトンとドワンゴ・ミュージックパブリッシングの間で比較的迅速に関係修復が図られたこともあり早期に秩序を回復し、その後も流行は拡大を続けることとなる。また、この後にはネットでの流行に配慮した権利処理の仕組みづくりも進められている
(詳細は初音ミクのメディア展開#ユーザーの楽曲の権利処理を参照)。
メディアミックス(楽曲販売、ライブイベント、グッズ、その他コラボレーション等については「初音ミクのメディア展開」を参照)
年表
2007年
・・・7月24日 - クリプトンでの「ライブラリ部に関する作業」終了。 ・8月17日 - 公式ブログでデモソングを先行公開。 ・8月31日 - クリプトン・フューチャー・メディア、ボーカル音源ソフトウェア「キャラクター・ボーカル・シリーズ 01 初音ミク」を発売。 ・9月4日 - ニコニコ動画に『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』が投稿される。「はちゅねミク」、ネギが登場。 ・9月12日 - ITmedia News に初音ミクの流行が取り上げられる。"異例の売れ行き「初音ミク」 「ニコ動」で広がる音楽作りのすそ野" 9月20日 - ニコニコ動画に『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』が投稿され、大人気の楽曲に。 ・9月21日 - 毎日新聞朝刊に取り上げられる。"検索・急上昇:初音ミク" ・9月27日 - BCNランキングに取り上げられる。"大ブレイクの「初音ミク」、売り上げもぶっちぎりのトップを爆走中!" :・10月6日 - 寺島情報企画「DTMマガジン」2007年11月号発売。体験版が同梱され、3日間で完売(ソフトウェアを参照)。 ・10月14日 - TBS『アッコにおまかせ!』内での特集放送内容を巡り騒動に発展。 ・11月9日 - PS2専用ゲームソフト『トリノホシ 〜Aerial Planet〜』(日本一ソフトウェア)のイメージソングの歌い手に初音ミクの起用が発表される。 ・11月16日 ・はちゅねミクがトロ・ステーションへゲスト出演(ゲームとのコラボレーション、ゲスト出演等を参照)。 ・Saori@destinyの初シングル「My Boy」に初音ミクがコーラスとして起用されることが発表される。 ・11月17日 - NHK-BS2ザ☆ネットスター!』放送(2008年4月5日よりレギュラー化)、番組のテーマ曲として初音ミクで作成された楽曲が使用される。 ・11月26日 -ドワンゴ、『みくみくにしてあげる♪』等の初音ミク関連楽曲の着うた着うたフル配信開始 ・11月27日-・キャラクターデザイナー/イラストレーターのKEIとクリプトン・フューチャー・メディアCPS推進室の熊谷友介が初音ミクの誕生秘話を語る。 ・ジャイブ「月刊コミックラッシュ」2008年1月号発売。KEI作『メーカー非公式 初音みっくす』連載開始。 ・12月3日 -クリプトン、CGM型投稿サイト「piapro(ピアプロ)」を開設し、二次創作に関するガイドラインを公表。 ・自由国民社が発売した『現代用語の基礎知識2008』に「初音ミク」及び関連用語が「はてなキーワードにみるWebのことば」として掲載。 ・通信カラオケ「JOYSOUND」で『みくみくにしてあげる♪』、『恋スルVOC@LOID』が配信予定と報道される。配信日はそれぞれ2007年12月8日15日。 ・12月7日 - 「supercellのryoが「メルト」を投稿し大人気を得る。キャラクターソングを中心としていた初音ミクの楽曲だったが、以後、様々なジャンルの曲が作られるようになった。 ・2月18日 - 「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」』が、初音ミクをアーティスト名とするJASRACの管理曲として登録されたことに対して、クリプトン社がコメントを公表(#初音ミク楽曲のJASRAC信託と着うた配信に関する騒動を参照)、ドワンゴ・ミュージックパブリッシングとの対立へ。 ・12月25日 - クリプトン・フューチャー・メディア及びドワンゴ・ミュージックパブリッシング、共同コメント発表(#初音ミク楽曲のJASRAC信託と着うた配信に関する騒動を参照)。対立は終息へ。 ・12月26日 - 角川書店「月刊コンプエース」2008年2月号発売。おんたま作『はちゅねミクの日常 ろいぱら!』が連載開始。 ・12月27日 - テレビ東京番組『うぇぶたま』内でベストプロデューサーコンテスト開始。2008年4月15日放送の『うぇぶたま3』内で結果を発表。
2008年
 ・1月25日 - フロンティアワークス、公認CD『星のカケラ』発売。一般流通のCDで初音ミクのイラストや名称などを使用したものはこれが初めて。 ・2月21日22日25日26日 - ITmediaニュース クリプトン・フューチャー・メディアに聞く。 ・2月24日 - 3D動画作成ソフトウェア「MikuMikuDance」(作者「樋口M」こと樋口優)の初版が一般公開される。 ・3月10日 - 社団法人デジタルメディア協会主催の「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'07 / 第13回 AMD AWARD」で優秀賞を受賞。  ・3月19日 - ネットジャパン、Macintosh上でWindowsソフトを動かすことのできるソフトCodeWeavers「CrossOver Mac」の「初音ミク」バンドル版を発売。 ・3月29日 テレビ神奈川放送分) - 『【俗・】さよなら絶望先生』への出演(アニメ作品への出演を参照)。 ・3月31日 - グッドスマイルカンパニー、ディフォルメフィギュアねんどろいど 初音ミク」が発売。 ・5月22日 - オンラインゲーム「スカッとゴルフ パンヤ」に初音ミクの衣装が登場(6月19日まで)。 ・5月29日 - ニンテンドーDSソフト『13歳のハローワークDS』でゲームデビュー。 ・8月24日 - 大阪府岸和田市で開催された日本SF大会において「ボーカロイド=歌唱に特化した人型ロボットを開発した技術とDTMに「ボーカロイド」という概念を取り入れ、普及させた功績」に対し第39回星雲賞自由部門の受賞が決定。 ・8月27日 - 音楽サークルlivetuneビクターエンタテインメントよりアルバムCD『Re:package』をリリース。初音ミクのイラストや名称などを使用してメジャーレーベルから発売されたCDはこれが初めて。 ・9月16日 - クリプトン、待受画像や楽曲を配信する携帯サイト「初音ミクモバイル」(ミクモバ)を開設。 ・9月24日 - 初音ミクが第13回アニメーション神戸賞作品賞・ネットワーク部門を受賞。 ・9月25日 - 講談社より、ユーザーから募集された作品やキャラクターアイテムなどを収録した『初音ミクMIXING BOX』発売。 ・10月8日 - 公益財団法人日本デザイン振興会主催による2008年度のグッドデザイン賞を受賞。 ・11月9日 -2008年度のSUPER GT最終戦に「初音ミク Studie GLAD BMW Z4」が出走(Studie GLAD Racingを参照)。 ・コスプレイヤーとしても知られるキックボクサー長島☆自演乙☆雄一郎がNJKFスーパーウェルター級王座決定戦の試合で、『みくみくにしてあげる♪』を入場曲に初音ミクの扮装で出場し王座を獲得。 ・11月14日 - 自由国民社の『現代用語の基礎知識2009』が、「初音ミク」をインターネット関連の用語として初掲載。 ・12月12日 - ユリイカ(青土社)2008年12月臨時増刊号として「ユリイカ 増刊号 総特集=初音ミク」発売。
2009年 ・3月 - 内閣府が発行している海外向けオンライン広報誌「Highlighting JAPAN」3月号の記事で、初音ミクが紹介される。 ・3月4日 - 人気楽曲「メルト」などを収録したsupercellのアルバム『supercell』が発売。発売1週間目で5万6千枚を売り上げる、オリコン週間チャートでは4位にランクイン、その後同年6月までに10万枚以上を出荷し日本レコード協会よりゴールドディスクに認定された。 ・3月14日 - PSP専用ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』が同年7月2日に発売される事が正式に発表される。 ・4月9日 - クリプトン、NetVOCALOIDを用いた携帯電話用サイト『ミクと歌おう♪』(ミクうた)を開設。 ・5月25日 - MM Agencyと老舗海老菓子製造メーカーの「志満秀」が初の食品(菓子)系コラボ商品「瀬戸内発!初音ミクのネギ入りえびせん『みくせん』」を発売。 ・6月4日 - クリプトン、キャラクターの非営利無償での利用を一般に許諾するライセンス「ピアプロ・キャラクター・ライセンス」を公開。 ・7月2日 - セガよりPSP専用ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』が発売。 ・7月7日 - 韓国版「スカッとゴルフ パンヤ」に初音ミクの衣装が登場。 ・8月22日 - さいたまスーパーアリーナで開催されたAnimelo Summer Live 2009にアーティストとして映像出演。 ・8月31日 - 東京のSTUDIO COASTにて初音ミク発売2周年記念ライブイベント「ミクフェス '09(夏)」を開催。ステージ上での初めての透過スクリーンの使用。 ・9月10日 - PV製作支援ソフト「Dance×Mixer」の追加ダウンロードコンテンツの第一弾として、初音ミクのモデルを配信。 ・10月6日 - Google社のウェブブラウザGoogle Chromeで初音ミクをあしらったスキンが公開される。 ・11月21日 - シンガポールで開かれた「アニメフェスティバルアジア2009」にて、ステージのスクリーンに初音ミクが出演。初音ミクの「海外初公演」と報じられた。 ・12月16日 - バンダイナムコゲームスより発売されたWii用RPG『テイルズ オブ グレイセス』にてメインヒロイン「ソフィ」専用のコラボ衣装が有料DL配信開始。
2010年
  ・1月 - 2009年に開校した山口県にある広域通信制・単位制の精華学園高等学校とピアプロのコラボレーション企画で初音ミクを使った校歌の公募が行われ、応募作品の中から「羽ばたける君へ」が校歌に選ばれる。  ・2月1日 - 『Studie GLAD Racing』に代わり新チーム『GOOD SMILE RACING with COX』を設立し2010年のSUPER GTへ初音ミクの痛車での参戦を発表。  ・2月5日 - 第61回さっぽろ雪まつりにて、初音ミクの雪像を初展示。雪像化を記念し冬の北海道の応援キャラクター「雪ミク」が誕生。「雪ミク」グッズの販売なども行われる。  ・3月9日 - 3月9日をミクの日と称し、東京のZepp Tokyoでライブイベント「ミクの日感謝祭 39's Giving Day」を開催。  ・4月9日 - クリプトンが携帯電話用サイト『ミクと歌おう♪』にて『初音ミク・アペンド』を使った音声合成サービスの提供を開始。  ・4月30日 - クリプトン、追加音源『初音ミク・アペンド』を発売。 ・5月11日 - 2011年3月に営業運転を始める東北新幹線の新型車両E5系使用列車の愛称募集で「はつね」が応募数で2位になる。E5系のカラーリングが初音ミクを髣髴とさせるものであったことからネット上で「はつね」での応募を呼びかける動きが起こっていた。なお、愛称には7位の「はやぶさ」が選ばれた。 ・5月19日 - EXIT TUNESよりコンピレーション・アルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク』発売。発売1週間目で2万3千枚を売り上げ、5月31日付オリコン週間チャートにて初音ミク関連CDのみならず、ボーカルに音声合成ソフトを用いたアルバムとしては初となる週間1位を獲得。 ・5月20日 - クリプトン、携帯電話向けの育成型シミュレーションゲーム『初音ミク ボカロ×ライブ!』を開始。 ・5月21日 - 初音ミクのイラストと約14,000人の応援メッセージが印刷されたアルミプレートが搭載された金星探査機「あかつき」が H-IIAロケットで打ち上げられた。 ・7月29日 - セガよりPSP専用ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』の続編となる『初音ミク -Project DIVA- 2nd』が発売。 ・8月31日 - 同年3月9日に開催されたコンサート「ミクの日感謝祭 39's Giving Day Project DIVA presents 初音ミク・ソロコンサート〜こんばんは、初音ミクです。〜」の模様を上映するフィルムコンサート「ミクの日感謝祭 39's Giving Day初音ミク・フィルムコンサート 〜ありがとう、初音ミクです。〜」を10カ所の劇場で同時開催。 ・9月1日 - 同年3月9日のコンサートの模様を収録した『ミクの日感謝祭 39’s Giving Day Project DIVA presents 初音ミク・ソロコンサート〜こんばんは、初音ミクです。〜』発売。Blu-ray Disc (BD) 版については発売1週間目で10,211枚を売り上げ、オリコンミュージックBDランキングで1位を獲得。 ・12月20日 - クリプトン、着うたフルを配信する携帯電話用サイト「初音ミク ボカロサウンド」を開設。
2011年
  ・1月8日 - 角川書店(現:KADOKAWA)より発行の月刊Newtype2011年2月号誌上より『電脳戦機バーチャロン』とのコラボキャラクター「フェイ・イェンHD」を発表。  1月19日 - EXIT TUNESよりコンピレーション・アルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalonexus feat.初音ミク』発売。発売1週間目で3万1千枚を売り上げ、1月31日付オリコン週間チャートにて『EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク』に続く2作目の1位獲得。  ・2月7日 - 前年に続き第62回さっぽろ雪まつりで雪像展示、及び氷像展示、「雪ミク」グッズの販売やイベントを開催。  2月11日 - 札幌市電3300形電車に「雪ミク」イラストを使用したハーフラッピング車両を3月26日まで運行。同車の車内放送の音声は初音ミクを担当した声優の藤田咲によるもの。  3月9日 - 東京のZepp Tokyoでライブイベント「初音ミク・ライブパーティー 2011 ミクパ♪-39's lives IN TOKYO-」を開催。パブリックビューイングも同時に行われた。  ・5月4日 - トヨタ自動車の北米地域の統括管理会社トヨタ・モーター・ノースアメリカが、初音ミクを起用したトヨタ・カローラ2011年モデルのCMを公開。  ・6月25日 - 早川書房のS-Fマガジンが8月号で初音ミクを特集。予約殺到により発売前に増刷が決まり、「1959年の創刊以来初の快挙」と言われた。  ・7月2日(現地時間) - アメリカ合衆国ロサンゼルス(NOKIA Theatre)で開催された『Anime Expo 2011』の一環として、日本国外では初となる初音ミクの単独ライブ「MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES」を開催。のちにこのライブを収録したDVD版・BD版が発売されている。  ・8月16日17日 - 札幌市教育文化会館にて、ライブイベント「初音ミク・ライブパーティー 2011 ミクパ♪-39's lives IN SAPPORO-」を開催。  ・10月16日 - レーシングチーム「GSR & Studie with TeamUKYO」が、SUPER GTの2011年シーズン総合優勝。  ・11月2日9日 - 週刊少年マガジン49号、50号でAKB48の公式漫画『AKB49〜恋愛禁止条例〜』にて、初音ミクで楽曲を公開している少年に作曲を依頼する物語が描かれた。  ・11月10日 - セガよりPSP専用ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』シリーズの第3作となる『初音ミク -Project DIVA- extend』が発売。  ・11月11日 - シンガポールで開催されたアニメフェスティバル「アジア2011」内で、ライブイベント「初音ミク・ライブパーティー 2011 ミクパ♪-39's lives IN SINGAPORE-」を開催。  ・12月16日 - GoogleのウェブブラウザGoogle Chromeの「Google Chromeグローバルキャンペーン」で、初音ミクを起用したCMが公開される。  ・12月19日 - クリプトン、Youtubeに「初音ミクチャンネル(39ch)」を開設。  ・12月19日 - 札幌市電3300形電車に「雪ミク」イラストを使用したフルラッピング車両を2012年3月30日まで運行。車両・デザインは2011年の2月 - 3月に実施したものとは異なる。
2012年
  ・2月4日 - NHK総合「週刊ニュース深読み」で、「なぜ今世界で人気?ニッポンの”歌姫”」の中で採り上げられる。  ・2月6日 - 前年に続き第63回さっぽろ雪まつりで雪像展示、及びすすきの会場での氷像展示、「雪ミク」グッズ販売などを実施。
2月7日 - さっぽろ雪まつりで、展示されていた「雪ミク」の雪像が崩れ、女性一人が腰の骨にひびが入る重傷を負う事故が発生。なお、雪像は安全のため構造を変更した上で雪まつり期間中の11日未明に再建された。  ・2月20日 - クリプトン、初音ミクを題材としたフィーチャーフォン向けカード型育成シミュレーション「初音ミク ぐらふぃコレクション」をサービス開始。  ・2月28日 - NHK番組クローズアップ現代で取り上げられる「思いが伝わる声を作れ 〜初音ミク 歌声の秘密〜」。  ・3月8日 - セガよりニンテンドー3DS専用ゲームソフト『初音ミク and Future Stars Project mirai』が発売。  ・3月8日9日 - 「ミクの日大感謝祭」として、東京のTOKYO DOME CITY HALLにて、8日、9日の両日にわたりライブイベントを開催。毎日2公演の合計4公演。  。3月9日 - セガよりiOS用リズムアクションゲーム「ミクフリック」が発売。  ・3月19日 - 社団法人デジタルメディア協会主催の「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'11 / 第17回 AMD AWARD」で、2011年7月2日にロサンゼルスで開催されたライブイベント「MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES」が大賞/総務大臣賞を受賞。  ・6月4日 - 週刊少年ジャンプ27号で『こちら葛飾区亀有公園前派出所』にて、初音ミクを含めたVOCALOIDを題材とした物語が描かれた。  ・6月20日 - カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルで、初音ミクを起用した「Google Chrome」のCMがダイレクトマーケティング部門 Corporate Image & Information部において銅賞、ブランデッドコンテンツ&エンターテイメント部門 Best Use of User Generated Contents部で銀賞を受賞。  ・8月3日 - ソニーよりウォークマンSシリーズ「初音ミク生誕5周年記念モデル」の予約を開始(ブラックは一般販売。シリアルナンバー付き)。各色3939台限定販売。  ・8月14日 - ファミリーマートが初音ミク発売5周年を記念して、「初音ミク 5th Anniversary ミク LOVES ファミマ♪キャンペーン」を実施しコラボ商品の販売などを9月10日までの期間限定で行った。ファミリーマートとのコラボレーションを開始する。  ・8月29日 - 同年3月8日、9日に行われたライブイベント『ミクの日大感謝祭』を収録したBlu-ray、DVD、CDが発売され、両日の公演を同梱した『初音ミク ミクの日大感謝祭 2DaysコンプリートBOX【Blu-ray+CD】 初回受注生産限定盤』が、9月10日付週間BDランキングで、総合では初となる1位を獲得。  ・8月30日 - セガよりPS Vita専用ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』シリーズの第4作となる『初音ミク -Project DIVA- f』が発売。  ・9月22日 - 週プレNEWSにて初音ミクの記事が掲載される。  ・10月2日 - 香港のKITEC内にあるスターホールで「初音ミク 香港ファーストコンサート "ミクパ♪"」を開催(2回公演)。  ・10月6日 - 台湾で「初音ミク 台湾ファーストコンサート "ミクパ♪"」が開催(昼と夜の2回公演)。夜の部の一部は東京MXテレビでも生中継された。  ・11月8日 - 第66回北海道新聞文化賞特別賞受賞。  ・11月22日 - セガよりスマートフォン用育成シミュレーションゲーム「初音ミク ライブステージ プロデューサー」が発売。  ・11月23日 - 東京オペラシティで行われた冨田勲『 イーハトーヴ交響曲』 の世界初公演に初音ミクがソリストとして出演。  ・12月14日 - 公式イラストについて、クリエイティブ・コモンズのBY-NC 3.0(表示 - 非営利 3.0)によるライセンスを開始。  ・12月1日2日 - 山口情報芸術センターにて渋谷慶一郎らによるボーカロイド・オペラ「THE END」の初公演が行われる。  ・12月17日 - 札幌市電で「雪ミク」イラストを使用したフルラッピング車両を2013年3月31日までの予定で運行。デザインは2013年度版の雪ミク「いちご白無垢Ver.」である。
2013年
 ・2月5日-11日 - 第64回さっぽろ雪まつりで雪像展示、限定グッズの販売などが行われた。期間中の9日、10日には「ミクパ♪in札幌〜初音ミクライブパーティー2013」として、札幌市民ホールにて、2日間にわたりライブイベント4公演を開催。  ・3月7日 - セガよりPS3専用ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』シリーズのPS Vita版をベースにした移植版の『初音ミク -Project DIVA- F』が発売。  ・3月9日 - 和歌山ビッグホエールにて初の関西公演となるライブイベント「初音ミク ライブパーティー 2013 in Kansai(ミクパ♪)」を開催。  ・4月6日 - フジテレビ系列音楽番組ボーカロイド歌謡祭』に出演。これがテレビ番組の初出演となる。
4月26日-9月1日 - 東京の六本木ヒルズ・森美術館で、愛をテーマにした森美術館10周年記念展「LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで」が開催され、展示に初音ミクも登場。  ・5月31日-6月8日 - マン島TTレースに出場するMIRAIの電動バイク「TT零13」とのコラボレーションで出走。  ・7月6日 - フランスのパリで開催された「Japan Expo2013」にて、英語のライブラリを収録した「HATSUNE MIKU ENGLISH」の2013年夏の発売を発表。  ・7月16日-21日 初音ミクとコラボしたスマートフォン「Xperia feat.HATSUNE MIKU SO-04E」の広告キャンペーンとして、六本木ヒルズにてソニー株式会社が開発したAR技術「SmartAR」を使ったライブイベント『HATSUNE MIKU AR STAGE』開催。  ・7月20日 第52回日本SF大会こいこん(会場:広島県広島市 アステールプラザ)の中で星雲賞授与式が行われ、情報処理2012年05月号別刷「《特集》CGMの現在と未来: 初音ミク, ニコニコ動画, ピアプロの 切り拓いた世界」が星雲賞受賞。  ・7月24日 - VOCALOID3版の「初音ミクV3」発売を発表。  ・7月27日 - フジテレビ系列の音楽番組『ボーカロイド歌謡祭』に2回目の出演。この回は、番組アシスタントとして出演。  ・8月2日 - NTTぷららの映像配信サービスひかりTVで、初音ミク初の冠番組『初音ミクの ミクミクメイクミク!』を開始。  ・8月3日-7日 - グランドフロント大阪 北館4階 ナレッジシアターにて大阪公演「HATSUNE Appearance in Knowledge Capital supported by au 『夏祭初音鑑』」を開催。  ・8月21日-29日 - ベルサール秋葉原B1にて東京公演「ANGEL Project旗揚げ公演 HATSUNE Appearance 『夏祭初音鑑』」を開催。  ・8月30日 - 横浜アリーナにて「初音ミク マジカルミライ 2013」を開催。(これが初めての「マジカルミライ」で,昼と夜のライブ公演計2回と展示)  ・8月31日 - 『初音ミク V3 ENGLISH』のダウンロード販売を開始。  ・9月26日 - 『初音ミク V3』、『初音ミク V3 バンドル』を発売。  ・10月19日 - 西武鉄道で6000系電車1編成(6114編成)が、初音ミクのラッピング電車を2014年1月まで運行。
11月28日 - セガよりニンテンドー3DS専用ゲームソフト「初音ミク Project mirai 2」を発売。
2014年
  ・1月31日-6月1日 - 明治大学 米沢嘉博記念図書館1階展示コーナーにて、「- 次元の壁をこえて - 初音ミク実体化への情熱展」開催。  ・2月5日-11日 - 第65回さっぽろ雪まつりで雪像展示、限定グッズの販売などが行われた。期間中には「雪祭初音鑑」として、クラップスホールにて、期間中ライブイベントを開催。  ・2月25日-3月24日 - 全国のファミリーマートにて、「ミクLOVESファミマキャンペーン3rd」がスタート。期間中はユーザーが考えた商品やコラボグッズなどが販売。  ・3月9日 - 初音ミク Project DIVA F 2nd 発売記念イベント「MATSURI DA DIVA」が開催(於 TOKYO DOME CITY HALL)。  ・3月12日 - BUMP OF CHICKENの配信限定シングル『ray』(BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU)がリリース。クリプトン社が公式で他ミュージシャンとコラボレーションした初めての例。  ・3月18日 - セガグループ(現:セガ・インタラクティブ)より稼動開始した対戦格闘アーケードゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』に『ブラック・ブレット』より参戦した「藍原延珠」に初音ミクのコラボカラーバリエーションを実装。  ・3月27日 - セガよりPS3・PS Vita専用ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』が発売。(当初は3月6日に発売予定であったが、クオリティアップを図るために延期)。  ・4月3日 - 太田出版より書籍「初音ミクはなぜ世界を変えたのか?」発売。  ・5月6日-6月3日 - レディー・ガガの世界ツアー「the Artpop ball」にオープニングアクトとして出演。  ・5月28日29日 - 初音ミクの海外での総合イベント「HATSUNE MIKU EXPO」の第一弾がインドネシア・ジャカルタにて開催。ライブイベントや展示企画、日本文化を発信する企業ブースなどが立ち並ぶ。来場者数は展示会場で1万人、ライブ会場で5000人を動員したと発表。  ・6月14日 - 舞浜アンフィーシアターで開催された「MTV VMAJ 14」にライブアクトとして登場。  ・6月23日-6月29日 - パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにMIRAIの電動バイク「TT零13改」とのコラボレーションで出走。  ・7月31日 - 東京ドームで開催されたBUMP OF CHICKENのコンサートツアーファイナル「WILLPOLIS 2014」にゲストとして登場。コラボ楽曲である「ray」をBUMP OF CHICKENと共に披露した[175]。これは、1公演としては2017年現在で初音ミク史上最大規模の公演である(動員5万人)。  ・8月30日 - 初音ミクの技術展示等を含む総合イベント「マジカルミライ2014」がインテックス大阪で開催。1万1000人を動員。  ・9月7日 - 清水マリンパークにて、しずいた!富士山納涼祭2でアフターイベント 冨士山ミクライブ(ファンメード)。
9月20日 - ライブコンサート「マジカルミライ2014」が東京体育館で開催。東京と大阪の合計で2万4000人を動員。  ・9月30日-10月31日 - 全国のファミリーマートにて「ミクLOVESファミマキャンペーン4th」がスタート。  ・10月8日 - アメリカ・CBSのテレビ番組「The Late Show with David Letterman」に出演。  ・10月11日12日 - 「HATSUNE MIKU EXPO」の第二弾がアメリカ・ロサンゼルスで開催。3年3ヶ月ぶりのノキア・シアターでの開催となる。  ・10月17日18日 - 「HATSUNE MIKU EXPO」の第三弾がアメリカ・ニューヨークで開催(公演はHammerstein Ballroom)。NYとLA会場で合計3万人を動員したと発表。  ・10月26日 - NHK BSプレミアムの番組「J-MELO」でクリプトンの伊藤社長が「初音ミク」を語る。  ・10月28日 - クリプトン・フューチャー・メディアがiOS/Android向けに初音ミクを題材としたスマートフォンゲーム「初音ミク ぐらふぃコレクション なぞの音楽すい星」をリリース。  ・11月16日 - SuperGTのレーシングチーム「Good Smile Racing & TeamUKYO」が、SUPER GTの2014年シーズン総合優勝。3年ぶりのタイトル。  ・12月20日 - 新千歳空港に雪ミクの複合商業施設「雪ミクスカイタウン」がオープン。
2015年
  1月16日17日 - ランティスが主催するアニソンライブイベント「Lantis Festival 2015 in Las Vegas」に初音ミクが特別ゲストとして登場
2月5日 - 11日 - 第66回さっぽろ雪まつりで雪像展示・限定グッズなどを行う総合イベント「SNOW MIKU 2015」が開催。期間中には「SNOW MIKU LIVE presents mikuexpo setlist」というライブイベントが2月7日と8日の2日間、Zepp Sapporoにて開催。  ・3月21日 - 4月7日 - 関西のレジャー施設「ひらかたパーク」と初音ミクがコラボしたイベント「初音ミク SPRING スタンプラリー♪ in ひらかたパーク」が開催予定。(今年の夏にも再びタイアップイベントが行われる予定。)  ・4月4日 - 岐阜県山県市伊自良湖ステージにて、ファンメイドライブ「ミクオン伊自良ステージ 夜桜ミク2」。  ・4月11日 - 新潟、高田夜サクラ ミクライブ(ファンメード)。
5月20日 - 北京で初公演。中国政府主催の国際芸術祭「ミート・イン・北京」で日本から唯一招聘された冨田勲作曲「イーハトーヴ交響曲」のプリマ歌手として。  ・6月4日5日 - オランダ・アムステルダム開催のHolland Festivalで、オペラ「THE END」(主演:初音ミク)が招聘上演。  ・6月27日28日 - 中国の上海では初となる単独公演 HATSUNE MIKU EXPO 2015 in Shanghai 開催(会場:E-SPORTS ARENA)。  ・7月2日 - 7月19日(現地)- ロサンゼルスで“HATSUNE MIKU DREAMS OF ELECTRIC SHEEP”(会場:Gallery Nucleus)。7月2日にオープニングエベント。  ・8月27日 - アトラスより6月25日発売のリズムゲーム『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』とコラボ開始。プレイアブルキャラクターとして有料DL配信。  ・8月29日 - 岐阜県山県市伊自良湖でファンメイドライブ「ミクオン4・初音ミク誕生祭 in 伊自良湖」。  ・9月4日 - 6日 - 初音ミクを取り巻く創作文化の今を発信するイベント「マジカルミライ2015」のライブ(日本武道館、9月4日-5日)と企画展(科学技術館、9月4日-6日)が開催。  。9月23日  テレビ朝日の音楽番組『ミュージックステーション』の特番『30年目突入! 史上初の10時間SP MUSIC STATION ウルトラFES』に番組史上初のバーチャルシンガーとして初出演。尚、テレビ番組では過去2回『ボーカロイド歌謡祭』(フジテレビ系列)に出演経験がある為、これが3回目となる。また、『ボーカロイド歌謡祭』は関東ローカル深夜放送だった為、全国放送昼間ゴールデンタイムのテレビ番組に出演するのは初となる。  ・10月10日- 岐阜県山県市伊自良湖ステージにて、ファンメイドライブ「ネギ☆トロライブ」。  ・11月22日 - 岐阜県山県市伊自良湖ステージにて、ファンメイドライブ「リンパdeレンパ2」。  ・11月28日 - 11月29日 - 洗足学園音楽大学 MUSIC DESIGN LIVEにて、プロジェクトミクのライブを開催。
2016年
  2月 - 「初音ミク」が『日本商品化権大賞2015』の“グローバル部門”を受賞。  3月22日 - 「初音ミク」が「NHK交響楽団」の創立90周年記念公演に出演。  ・3月23日 - 4月10日 日本の5都市でコンサートツアー(HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour)。※ 福岡(3月23日、24日)、大阪(3月29日)、名古屋(3月31日)、札幌(4月5日)、東京(4月9日,10日)。  ・4月16日 高田夜サクラミクライブ2016が新潟県上越市高田城趾公園で18:30から上演(ファンメイドライブ)。  ・4月23日 - 5月28日 北米3ヶ国7都市でコンサートツアー(HATSUNE MIKU EXPO 2016 North America)。  ・4月29日 - 4月30日 千葉県幕張メッセで開かれるニコニコ超会議2016で超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」(中村獅童、初音ミク)上演。  ・5月13日 - 5月31日 日経産業新聞の仕事人秘録のコーナで13回シリーズのインタビュー記事が連載、伊藤博之「バーチャル歌姫と創る未来」。
5月13日 - 5月31日 日本経済新聞電子版で、クリプトン・フューチャー・メディア社長 伊藤博之氏へのインタビュー記事が連載。上記の紙面の電子版である。
( 1) 仕掛け人が語る 「初音ミク」で目覚めた世界の才能 (5月13日)  ( 2) 自作の音楽が世界に売れる コンピューターとの出会い (5月16日)  ( 3) 安定捨て、ネットの変化に懸け 音楽ビジネスで起業 (5月17日)  ( 4) 音楽だけじゃないネットの未来作る 社名に込めた思い (5月18日)  ( 5) 歌声合成ソフトへのハードル 英語経て日本語版を開発 (5月19日)  ( 6) 「この子に歌ってほしい」 初音ミクのキャラ設定秘話(5月20日)  ( 7) 2次創作促した「初音ミク」 大学職員の経験が生きる (5月23日)  ( 8) 初音ミク、グッズやライブに クリエーター作品に光 (5月24日)  ( 9) 交響曲、歌舞伎… 冨田勲氏が広げた「ミク」の可能性 (5月25日)  (10)「白紙」だから創作自在 国境も世代も超えた初音ミク (5月26日)  (11) 初音ミクは事業の一部 使命は「メタ・クリエーター」(5月27日)  (12) 札幌に居続けた強み 誰もが発信、地方にチャンス (5月30日)  (13) 音楽×IT 札幌発クリエーターイベントで目指すもの (5月31日)
6月4日 - 6月12日 台湾台北市華山1914文化創意產業園區で「HATSUNE MIKU EXPO 2016 IN TAIWAN 企画展」を開催。  ・6月25日 - 6月26日 台湾新北市工商展覽中心で「HATSUNE MIKU EXPO 2016 IN TAIWAN コンサート7月24日 - 題名のない音楽会の中で「放送収録ARシステム」により、オーケストラ演奏収録映像に合わせて踊る3Dの初音ミク動画を撮影カメラの画角に合わせた合成映像が放送された。8月23日 - サンデー毎日(2016年9月4日号)の表紙およびピンナップにキャラクター絵が登場(絵:nezuki)。頁142-143に紹介記事あり。  ・8月26日 - 東京国際フォーラム会場Aで、「初音ミクシンフォニー」。有名ボーカロイド曲をオーケストラを交えて演奏。  ・8月31日 - 『初音ミク V4 ENGLISH』、『初音ミク V4X』、『初音ミク V4X バンドル』を発売。  ・9月8日 - 「初音ミク」の生みの親、伊藤博之がFIT2016 船井業績賞受賞記念講演。  ・9月9日 - 9月11日 千葉県幕張メッセでマジカルミライ2016を開催。  ・11月11日 - 11月12日 東京渋谷のBunkamura オーチャードホールで、冨田勲x初音ミク「ドクター・コッペリウス」初演 、「イーハトーヴ交響曲」も併演。初日1公演、二日目2公演。  ・11月19日 - 11月20日 東京秋葉原電気街で開催された「セガフェス」で初音ミクライブ(両日とも1回の公演で3曲ずつ内容入れ替え)。  ・12月3日 - 佐賀県鳥栖市中央公園で「MIKUCrossing♪ミクライブ」(ファンメイド無料ライブ)PM19:00から。  ・12月3日 - 12月11日 中国上海北京でコンサートツアー(HATSUNE MIKU EXPO 2016 CHINA TOUR)。
2017年
  ・3月4日 - 3月5日 東京渋谷のNHKホールで「This is NIPPON プレミアムシアター 初音ミク×鼓童 スペシャルライブ」を初日夜、二日目昼と夜の計三回公演。  ・3月13日:デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘16/第22回AMDアワード大賞は初音ミク×歌舞伎の「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら」。
4月15日: 新潟県上越市にてファンメイドライブ「高田夜サクラミクライブ完結編」が開催。  ・4月22日: 中国の上海世博公園での屋外音楽イベント「B.I.G. Carnival“Banana.IP.Galaxy”」へゲスト出演し歌を8曲披露。  ・4月23日午後10時50分~11時59分: NHK BSプレミアム「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ ~ジャパンコンテンツのミライ~」を放送。3月にNHKホールで行われたライブの録画(一部分省略)。 再放送 NHK BSプレミアム、2017年6月4日(日)午前01:45~02:54(6月3日土曜深夜)。  ・4月29日 - 4月30日 千葉県幕張メッセで開かれるニコニコ超会議2017で超歌舞伎「花街詞合鏡」(中村獅童、初音ミク)上演。各日とも昼夕の二回の計四回上演。  ・5月7日16時15分~16時59分:NHK 総合:「初音ミク×鼓童スペシャルライブ~ジャパンコンテンツのミライ~」#3月にNHKホールで行われたライブの制作の裏側を紹介。 再放送 2017年5月14日(日)午前00:50~01:34(土曜深夜)。  ・6月9日13:00~23:54:NHK Eテレ:「にっぽんの芸能」伝統と最新テクノロジーの融合 超歌舞伎『花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)』(予定)※ 2017年4月 幕張メッセでのニコニコ超会議2017での公演の収録。  ・7月1日10月23日 - 宝塚市手塚治虫記念館 第71回企画展「初音ミク×手塚治虫展―冨田勲が繋いだ世界―」展。(9月23日には関係者を会したトークショウが行われた)。・8月19日:岐阜県山県市にてファンメイドライブ「みくらこ」が開催。  ・8月31日 - 中国語版ライブラリ『初音ミク V4 CHINESE』発売(日本では9月7日発売)。千葉市公式HP・観光プロモーション課公式ツイッターに載せられている千葉市章が、31日09:00~21:00までの限定で初音ミクをかたどったものになった。別冊ELE-KING「初音ミク10周年ーボーカロイド音楽の深化と拡張」、株式会社Pヴァイン、ISBN 978-4-907276-82-9 が発行。  ・9月1日 - 9月3日 千葉県の幕張メッセでマジカルミライ2017を開催。ライブは初日夜、二日目と三日目は昼夜各二回ずつの合計五回公演。  ・11月17日 初音ミクシンフォニー2017、於大阪フェスティバルホール。11月29日 初音ミクシンフォニー2017、於東京国際フォーラム・ホールA。
2018年
  ・3月9日 - コトブキヤよりプラモデルシリーズ『フレームアームズ・ガール』のスピンオフ『フレームミュージック・ガール』第1弾としてコラボレーション・初音ミクを発表。  ・3月24日 - タカラトミーよりトミカヒーロー『新幹線変形ロボ シンカリオン』とのコラボレーション・コラボキャラクター「発音ミク」を発表。
4月28日 - 4月29日: 千葉県幕張メッセで開かれるニコニコ超会議2018で超歌舞伎「積思花顔競」(中村獅童、初音ミク)上演。各日とも昼夕の二回の計四回上演。  ・6月2日 - 6月3日: 初音ミクx鼓童スペシャルライブ2018、於NHKホール。初日昼夜二公演、二日目昼の計三回公演。  ・8月25日 - 8月25日: マジカルミライ2018(大阪公演、於 インテックス大阪)。両日昼夜2公演ずつの計4公演。  ・9月1日 - 9月2日: マジカルミライ2018(東京公演、於 幕張メッセ)。両日昼夜2公演ずつの計4公演。  ・11月24日: 初音ミクシンフォニー2018-2019<東京公演>、会場:パシフィコ横浜 国立大ホール。
2019年
  ・1月25日: 初音ミクシンフォニー2018-2019<大阪公演>、会場:パシフィコ横浜 国立大ホール。  ・2月20日 - 北海道の民放5局とNHK札幌放送局による共同キャンペーン『One Hokkaido Project』のキャンペーンソングに参加。  ・5月11日台湾新北市新北市工商展覧中心)で「HATSUNE MIKU EXPO 2019 in Taiwan & Hong Kong」開催  ・7月27日香港九龍湾国際展貿中心)で「HATSUNE MIKU EXPO 2019 in Taiwan & Hong Kong」開催。
2020年
  ・3月5日:クリプトン・フューチャー・メディアがiOS/Android向けにスマートフォンゲーム「初音ミク ロジックペイント -ミクロジ-」をリリース。  ・9月新型コロナウイルス感染症対策に取り組む日本政府のコロナ対策サポーターに就任。任期は2020年9月9日から2021年3月31日までの予定。  ・9月30日Craft Egg開発のiOSおよびAndroid用ゲームアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』がサービス開始。  ・10月25日:第40回世界遺産劇場~富岡製糸場~BUNRAKU-beyond人形浄瑠璃×初音ミク「恋娘紬迷宮」に出演。  ・11月27日:クリプトン・フューチャー・メディアが自社開発の歌声合成ソフト「Piapro Studio」専用音源「初音ミク NT」をメジャーリリース予定。
2021年
  ・4月より、CBCラジオ開局70周年公式イメージキャラクターに起用。これに先駆け、同年1月1日より月曜~金曜日に10分間のミニ番組「RADIO MIKU」の放送を開始した。  ・6月30日イギリスBBC東京オリンピック放送テーマソング「Tokyo 2020 Olympics」に参加。
初音ミクのキャラクターに影響を受けた音楽制作ソフト
  ・FL Studio  ・ベルギー Image Line製のDAW。開発者の一人が初音ミクに影響を受けてフォーラム内でマスコットの提案を行い、それに答えた日本人のUruidoがキャラクターをデザイン、「FL chan」という公式のマスコットキャラクターが定められた。  ・Music Maker Producer Edition 特別限定版 jamバンド  ・AHSが日本国内での販売を行っているドイツMAGIX製のDAW「Music Maker Producer Edition」の限定版パッケージ。「初音ミクをボーカルに、Music Maker Producer Editionをバックバンドとして使って欲しい」として、パッケージと同梱ディスクケースにオリジナルの女性キャラクターからなる「jamバンド」が描かれた製品を2007年12月より販売している。なお、AHSは2009年12月より自社でもVOCALOID製品を発売している。








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