虐待-惨殺問題-1

「児童虐待」NHK NEWS WEB
「児童惨殺」問題
京都アニメーション放火殺人事件-『ウィキペディア(Wikipedia)』
座間9遺体事件 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


2021.06.04-京都新聞-https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/576003
交際女性の外出時に暴行か、1歳男児重体

  香川県丸亀市で同居している交際女性の1歳男児に暴行し、けがを負わせたとして傷害容疑で県警に逮捕された土木作業員A容疑者(22)が、交際女性が仕事で外出中に暴行した疑いがあることが4日、県警関係者への取材で分かった。
  男児は意識不明の重体。女性は夜間に仕事で外出することがあるといい、県警は、A容疑者が女性の不在中に日常的に暴行していた可能性もあるとみて調べている。
  県警関係者によると、A容疑者は丸亀市郡家町の自宅で女性と、女性の長男(3)、次男(1)と4人暮らし。


2021.05.10-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/affairs/news/210510/afr2105100015-n1.html
交際相手の娘を逆さづり 容疑で31歳男を逮捕 大阪府警

  同居していた交際相手の娘の女児(6)に結束バンドで拘束するなどの虐待をしたとして、大阪府警捜査1課は10日、逮捕と暴行の疑いで、大阪市東成区中本、会社員、A容疑者(31)を逮捕した。大筋で容疑を認め、「ご飯をこぼすなどしたため、いらいらして暴力を振るうようになった。30回くらいはやった」と供述している。
  逮捕容疑は昨年5月31日夜、自宅の浴室で、当時5歳だった女児の両手首を結束バンドで拘束し、逆さづりにして頭部を浴槽の水につけるなどしたとしている。けがはなく、同市の児童相談所が保護している。
  同課によると、昨年6月に保育園で吐き気などの体調不良を訴え、右鎖骨に骨折の痕跡が見つかったことから、児相が府警に連絡した。
  同課は、女児を殴ったとする別の暴行容疑で今年4月にA容疑者を逮捕。日常的に虐待を繰り返していたとみて調べている。


2021.05.10-日本経済新聞-https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF100E30Q1A510C2000000/
部屋から刃物10本以上押収 茨城家族殺傷事件

  茨城県境町で2019年、会社員の小林光則さん(当時48)夫妻ら4人が襲われた事件で、夫妻を殺害した疑いで逮捕された埼玉県三郷市の無職、A容疑者(26)の自宅から10本以上の刃物が押収され、いずれも容疑者が使っていた部屋の中から見つかっていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。

  刃物は、20年11月に警察が別事件で家宅捜索した際に発見した。法令に違反するものではなかったが、危険薬物も発見されており、茨城県警は目的を調べるとともに、小林さん家族が襲われた事件と関連があるかどうかを慎重に捜査している。

  捜査関係者によると、A疑者が危険な薬物などを購入しているという情報があり、茨城、埼玉両県警が20年11月に自宅を殺人予備容疑で家宅捜索し、薬品や衣服など約600点を押収。10本以上の刃物は、容疑者が使っていた部屋から発見されたという。
  刃物は法令違反に当たるものではなかったが、硫黄約44キロなどを適切に貯蔵していなかったとして、さいたま地検が12月、A容疑者を消防法違反の罪で起訴。その後、警察手帳の記章を偽造した疑いで茨城県警が逮捕し、水戸地検が公記号偽造の罪で起訴した。
  小林さん家族の事件前に、A容疑者がインターネットで催涙スプレーを購入していたことも既に判明。小林さんの次女(13)は催涙スプレーで襲われけがをしており、同一のものか調べている。家宅捜索では催涙スプレーは押収されていない。〔共同〕


2021.05.09-excietニュース -https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20210509X174/
自転車で現場へ移動か=一家殺傷、複数台押収―茨城県警

  茨城県境町の民家で2019年9月、家族4人が殺傷された事件で、殺人容疑で逮捕された無職A容疑者(26)の自宅から複数台の自転車が押収されていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同容疑者が現場まで自転車で移動した可能性があるとみて調べている。
  県警は同日、岡庭容疑者を水戸地検に送検した。被害者家族との接点はないとみられ、詳しい動機や経緯を調べる。
  A容疑者の自宅は埼玉県三郷市にあり、埼玉県警が昨年11月、殺人予備容疑で捜索した。捜査関係者によると、これまで家族のものを含め複数台の自転車を押収した。いずれも長距離の走行に適したスポーツタイプの自転車という。
  茨城県警によると、A容疑者は車の運転免許を持っておらず、普段は自転車で外出していたという。同容疑者宅と現場の民家は約30キロ離れており、県警は現場への移動に自転車を使ったとみている。


2021.05.08-Yahoo!Japanニュース(デイリー新潮)-https://news.yahoo.co.jp/articles/93c5e2a6154ca54f7e4c300db8e0a0a1df0a1ed3
「茨城一家殺傷事件」26歳男が逮捕 元捜査員が振り返る10年前の「猫虐待と通り魔事件」
(1)
  「猫から始まり、少女を傷つけ、最後は人を殺してしまった。これがもし本当ならば、残念でなりません。我々は彼を逮捕した後、更生して欲しいという思いで送り出しましたので……」。こう語るのは、男が少年時代に起こした傷害事件を担当していた埼玉県警の元捜査員である。

二度の“別件逮捕”
  “ポツンと一軒家”で起きた殺人事件――。現場の状況からそう呼ばれてきた、2019年9月に茨城県境町で発生した一家4人殺傷事件が急展開を迎えた。
  5月7日、茨城県警は、小林光則さん(当時48)と妻の美和さん(当時50)を刃物で殺害し、長男と次女にも重軽傷を負わせたとして、埼玉県三郷市在住の無職・岡庭由征容疑者(26)を殺人などの疑いで逮捕した。茨城県警担当記者によれば、異例ずくめの捜査だったという。 「半年にわたり、二度の“別件逮捕”でつないだ上での“本件逮捕”でした。まず茨城県警は、昨年11月、埼玉県警との合同捜査で、岡庭容疑者を『三郷市防災予防条例違反容疑』で逮捕しました。自宅に硫黄45キロを隠し持っていたという容疑でした」
  いよいよ境町の事件が動く――。この時から、男の自宅前は大勢のマスコミが詰めかける騒ぎとなっていた。 「しかし、事件は一向に動かないままでした。県警はさらに今年2月には、警察手帳を偽造したとして『公記号偽造罪』で男を再逮捕しましたが、その後も“本件”については音沙汰なし。そのため、“お宮入りだね”とも噂されていたのです」(同)
   一転、執念の捜査で事件解決。本来ならばそんな賞賛が送られるところだろうが、7日午後に開いた記者会見で県警幹部は渋面を見せ、認否も含めたほとんどの質問にノーコメントを貫いたという。 「最初に別件で身柄を確保してから本件での逮捕まで半年もかかったのは、決定的な証拠を欠いていたためだと思われます。本人は自供していると言われていますが、起訴し、公判を維持していけるのか、今後の展開が注目されます」(同)
(2)
猫を生き埋めにして殺していた岡庭少年
  逮捕の一報を複雑な思いで受け止めていたのが、冒頭で紹介した、10年前、岡庭容疑者が起こした傷害事件を担当した埼玉県警の元捜査員である。岡庭容疑者は、高校2年生だった16歳の時に、2件の「連続通り魔事件」を起こしていた

   最初の事件が起きたのは、2011年11月18日の午後5時45分頃。埼玉県三郷市の路上を歩いていた中学3年生の女子生徒が、自転車に乗った男に追い抜きざまにナイフで首を刺された。そして、2週間後の12月1日の午後3時過ぎ、最初の事件現場から約2.5キロ離れた千葉県松戸市の路上で、今度は小学2年生の女の子が下校中にナイフで脇腹を刺される“第二の事件”が発生したのだった。元捜査員が振り返る。

   「あの時はピリピリしていたなんてもんじゃなかった。幸い二人とも命には別状はなかったが、狙われたのは幼い女の子たち。“第三の事件”が起きてしまう前に、何としてでも犯人を捕まえなければならなかった。現場付近の防犯カメラも徹底して調べましたが、はっきりと犯人とわかる映像は映っていなかった。彼が浮上したきっかけは、聞き込みからでした」
“バンカケ”で勝負に出た埼玉県警
  それは岡庭容疑者が、自宅近辺で猫を生き埋めにしたり、金槌で叩いて殺害していたという住民からの目撃情報だった。ほかにも、近隣ではバイクを全焼させる不審火も発生していた。
  「最重要人物として彼をマークすることになりました。防犯カメラの映像と照らし合わせ、似ているとはなったものの、それだけでは逮捕できない。そこで、松戸の事件が起きた直後から、自宅に捜査員を張りつけて行動確認することにしたんです。出てきたらバンカケ(職務質問)をして、持ち物を調べようという方針だった」
   そして、松戸の事件から4日後。自宅から自転車に乗って出てきた岡庭容疑者に捜査員が声をかけると、所持品の中から刃渡り15センチの折りたたみ式ナイフと17センチのナタが見つかったのだった。
  任意同行後、犯行を認めたため、殺人未遂の疑いで逮捕となった。 「ほっとしましたよ。その後の取り調べで、彼は『東京へ向かい、また人を刺すつもりだった』と話していた。あそこで確保しなければ、今度は警視庁管内で“第三の事件”が起きていた可能性があったのです。
  そこから動機の解明へと捜査は移っていったのですが、最後までなぜ事件を起こしたのかわからなかった。通常、こんな大事件を起こしてしまった少年は泣きじゃくったりするんですが、取り調べの最中はずっと平然としている。そんな彼を見ていて、なんでだろうという疑問は常にありました」

  岡庭少年は「人を殺してみたかった」と供述したという。
  「通常の人では想像もつかないような考えです。一見、裕福な家庭で、兄弟もいて、不自由ない暮らしをしている。背景に何があるのかというところをちゃんと理解しないといけないと、いろいろと探ってみたんですが、心の中は最後まで見えなかった。やはり精神的な問題があったんだと思う。
  ただ、事件を起こすきっかけの一つに彼の父親の存在があったことは間違いなかった。岡庭は刃物マニアだった。裕福な父親はクレジットカードなどで彼が好き放題購入できるようにしていたのです」
(3)
父親の責任
  逮捕後、自宅からはサバイバルナイフなど71本が見つかり、うち16本は18歳未満の所持が禁じられているものであった。
  埼玉県警は翌年1月、父親を県青少年育成条例違反容疑で書類送検した。父親は自宅で測量事務所を自営。一族はあたりでは知られた大地主で、アパート経営なども行なっていたという。 「『有害がん具』を子供に買い与えたという条例違反です。

  ただ、がん具と言っても、実際、ちゃんと刺さるし、切れるし、使い方によっては人を殺める道具になりうる。そういった危ないものを、親の名義で買っているわけだから親の責任を問うべき。こういうものがインターネットで簡単に買える、買ってあげられる社会システムこそおかしいという問題提起もあって、私たちは父親の立件に踏み切ったのです」
  その後、鑑定留置を経て、さいたま家庭裁判所に送致された岡庭容疑者は刑事処分相当と判断され、裁判員裁判にかけられることになった。2013年3月、さいたま地裁は「保護処分が相当」とし、家裁の審判で関東医療少年院に送られた

   2018年頃に満期で出所し、しばらくグループホームで暮らした後、三郷市の実家に戻り父母と暮らしていたという。仕事もせず引きこもりがちだったという岡庭容疑者がなぜ茨城の境町に向かい、接点がなかったといわれる一家を襲ったのか、理由はいまだ判然としない。10年前の事件を取材していた記者はこう分析する。
  「当時、彼は第三の事件を東京で起こそうとしていたことについて、『埼玉と千葉は警戒されていると思った』と供述していた。今回、茨城にまで遠出したのは同じような警戒心があったからではないか」  元捜査員はこう悔しさを滲ませる。 「二度とこういう事件を起こしたくないという思いで、捜査するのが私たちの仕事。実際、私たちはあの時、彼を逮捕し、罪を重ねることを食い止めることができた。
  まだ少年だった彼には、改心して人生をやり直して欲しいという思いを持っていたのですが、逆の結果になってしまったならば、本当にやるせない思いです」
(デイリー新潮取材班-新潮社)


2021.05.07-NHK NEWS WEB(首都圏 NEWS WEB)-https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210507/1000064058.html
茨城 境町で夫婦死亡の家族殺傷事件 26歳男に逮捕状

  おととし、茨城県境町の住宅で夫婦が殺害され長男と次女も重軽傷を負った事件で、警察が夫婦に対する殺人の疑いで埼玉県の26歳の男の逮捕状をとったことが、捜査関係者への取材でわかりました。男は別の事件で逮捕・起訴されていて、警察は容疑が固まり次第逮捕する方針です。

  おととし9月、茨城県境町の住宅で会社員の小林光則さん(当時48)と、妻でパート従業員の美和さん(当時50)が刃物で刺されて殺害され、中学生の長男(14)と、小学生だった次女(13)も重軽傷を負いました。
  これまでの調べで、家族を襲ったのは中肉の男で、黒っぽい帽子とマスク、それに黒っぽい長袖と長ズボンを身につけ、日本語を話していたということで、警察は現場に遺留物がないか調べたり、周辺の防犯カメラの映像を解析するなどして捜査を進めてきました。その結果、警察手帳を偽造したなどとして逮捕・起訴された埼玉県三郷市に住む26歳の無職の男について、警察が夫婦に対する殺人の疑いで逮捕状をとったことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は容疑が固まり次第逮捕する方針です。

  子どもを含む一家4人が次々に襲われた事件では多くの謎が残されていました。事件はおととし9月23日の未明、茨城県境町の住宅で起きました。
木々に囲まれた一軒家で、周りに住宅はありません。この家から、女性の叫び声で「助けて、痛い痛い」という110番通報が入り、警察官が現場に急行。
2階の部屋で、会社員の小林光則さん(当時48)と妻でパート従業員の美和さん(当時50)が遺体で見つかりました。
通報は美和さんからで、光則さんと美和さんは胸や首を刺され殺害されていました。
  また、2階で寝ていた中学生の長男(14)も手足を切られる大けがをし、小学生だった次女(13)も両腕に軽いけがをしました。1階で寝ていた長女(22)にけがはありませんでした。犯人は、鍵のかかっていなかった住宅1階の脱衣所の窓から侵入し、すぐに2階に向かい、寝ていた夫婦を殺害したとみられています。
その後、子ども部屋に移動。
  長男に切りつけ、次女に催涙スプレーのようなものをかけたとみられています。長男は「帽子をかぶってマスクをつけた人に襲われた。知らない男のようだった」と話しました。
  小林さん夫婦の傷は首や胸など上半身に集中していて、室内に物色されたような跡もなかったということです。警察は家族に強い殺意を持った人物が計画的に犯行に及んだ疑いがあるとする一方で、金品などが目的のいわゆる「流し」による事件だった可能性も考え、広く捜査を進めてきました。

  近所の人や同級生によりますと、殺害された小林光則さんと美和さんは10年ほど前に、埼玉県内から美和さんの実家の住宅に戻り、家族で暮らしていたということです。地元の中学校と高校を卒業したという美和さんは、事件当時、境町の隣の坂東市内の郵便局でパート従業員として働いていました。
  地域の清掃活動や地元の祭りなどにもよく顔を出していたということです。夫の光則さんは長男の野球チームの応援に熱心で、試合や練習の会場を妻の美和さんとたびたび訪れ、子どもたちに指導をしていました。夫婦は仲が良く周辺でもトラブルなどは聞いたことがなかったということです。
  これまでのNHKの取材に対し、現場近くの畑で野菜を育てている70代の女性は「美和さんが小さいころから知っていて、事件の話を聞くと今でも鳥肌が立ちます。野菜ができたらおすそ分けで持っていっていましたが、もう渡せないと思うとさみしいです」と話していました。
  小林さん一家と近所づきあいがあった70代の女性は「事件の3日前に電話をした時には何も変わった様子はありませんでした。家を囲む木々を見ると事件を思い出してしまいます」と話していました。


2021.05.07-Yahoo!Japanニュース(日テレNEWS 24)-https://news.yahoo.co.jp/articles/8895348d8acda3df1d80e73d93426a8753f0493c
女子中学生の遺体遺棄か 23歳男を逮捕

  兵庫県丹波市の林道で、女子中学生の遺体を遺棄したとして、一緒にいた23歳の男が逮捕されました。
   死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、住所不定・無職のA容疑者(23)です。 警察によりますと、A容疑者は6日未明、兵庫県丹波市氷上町の林道で、兵庫県内に住む13歳の女子中学生の遺体を遺棄した疑いが持たれています。
  近くには使用済みの練炭があり、A容疑者は、任意の調べに「SNSで知り合い、2人で死のうとしたが、死にきれなかった」と話し、容疑を認めているということです。
  警察は、女子中学生が死亡したいきさつを調べています。


2021.05.04-Yahoo!Japanニュース(産経新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/8c4ae3b4c40818c93dc0ebcc27d046eb150e26b4
緊急事態宣言で閉鎖的な環境 児童虐待潜在化の恐れも

  新型コロナウイルスの感染拡大で自粛生活が長引くなか、児童虐待のリスクが懸念されている。過去の宣言下では相談件数の増加ペースが鈍化する現象があり、専門家は家庭という閉鎖的な環境で虐待が発見されづらくなる危険性を指摘している。
   「ママもパパもたたいてくる。家にいたくない」 最初の緊急事態宣言が解除されてからまもない昨年5月24日夜、大阪府内の交番で小学4年の女児がこうつぶやいた。女児は家出しようとしていたため、母親とともに交番を訪れていた。事情を尋ねられた母親は警察官に「コロナで学校が休みなのに家で勉強をしなかったからたたいた」と説明した。大阪府警は女児を児童相談所(児相)に身柄付きで通告し、児相で一時保護することになった。

   コロナ禍で、児童虐待は全国的に深刻化している。警察庁によると、昨年1年で虐待の疑いがあるとして全国の警察が児相に通告した子供は、一昨年より8769人多い10万6991人で、統計を取り始めた平成16年以降で過去最多となった。虐待の検挙件数も平成22年の約5・5倍となる2133件だった。
   児相での勤務経験がある花園大の和田一郎教授(児童福祉論)は「『在宅で仕事をしなきゃいけないのに子供がいて集中できない』などと、親にとって精神的に負担になっていることが要因だろう」と分析する。
   和田教授が参加した全国の親子約3600人などから回答を得た大阪府立大の調査では、保護者の約25%は心身の負担が増加し、3割強の子供が高いストレスを抱えていた。また、コロナ禍での家計状況の悪化や不本意な在宅生活などにストレスを抱えていると答えた人の多くが、家庭内不和を起こしていることが分かった。
   厚生労働省によると、虐待相談の対応件数は昨年3月までは前年比11~18%増で推移した。ところが第1回緊急事態宣言にかかる4月は同9%増▽同じく5月は同1%減と、増加ペースが鈍化していた。和田教授は「自粛生活で家庭は外部とのネットワークが薄くなりがち。閉鎖的な環境は第三者が発見しづらい危険性がはらむ」と指摘する。
   今回の宣言中も自粛生活は続く。和田教授は「タブレット端末などを活用し、継続して子供の安全が確認できるような仕組みが必要だろう」と話した。(小松大騎、桑波田仰太、木下未希)


2021.05.01-朝日新聞 DIGITAL-https://www.asahi.com/articles/ASP514QJDP4ZUOOB00L.html
里親の男、児童3人に性的・身体的虐待 県が検証委設置

  長野県は30日、里親を務めていた県内在住の男が、養育していた延べ3人の児童に性的や身体的な虐待を繰り返していた事案を確認したと明らかにした。県は「要保護児童に対する重大な虐待事案」と判断し、原因究明と再発防止のための第三者検証委員会を設けた。

  里親による虐待事案について、県が同様の第三者検証委を設けるのは初めて。児童福祉法に基づいて検証作業をする。検証委は弁護士や児童精神科医らが委員で、年度内に6回開催し、報告書をまとめる。
  県によると、里親の男は昨年度後半、養育していた児童1人に性的な虐待を、児童2人に身体的な虐待をした。うち1人が虐待について外部に伝え、その情報をつかんだ管轄の児童相談所が対応。被害児童を保護した。聞き取りに、男は虐待の事実を認めたという。
  県は30日に記者会見して事案を説明したが、「被害児童の特定につながる恐れがある」として、男が養育していた児童数や里親を務めた期間、刑事事件として立件されたかなどの情報は明らかにしなかった。

  県は定期面談で異状の有無などを確認しているが、今回は虐待の事前把握ができなかった。県の担当者は「面談は里親が同席しており、児童が虐待について伝えられなかったこともあったと思う」と話し、面談方法を見直す考えを示した。
  県によると、県内の里親は193家庭(2019年度)。今回の事案を受け、里親に養育されている全児童の安全を確認したという。(遠藤和希)


2021.04.22-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/affairs/news/210422/afr2104220018-n1.html
<独自>コロナ病院でマスク外されキス 50代係長告訴へ

  新型コロナウイルス患者を受け入れる感染症指定医療機関堺市立総合医療センター」(堺市西区)で今年1月、コロナ患者対応をしていた30代の女性職員が、50代の男性係長から強引にマスクを外されてキスをされたと訴え、センター側が事実関係を調査していることが22日、分かった。

  関係者によると、女性は被害直後にメンタル不調を訴え、現在も休職中。女性は近く、強制わいせつ罪で係長を大阪府警に刑事告訴するといい、取材に対しセンター側は「(女性の)フォローはしっかりする。事実が認定されれば厳正な対応をする」としている。
  女性の代理人弁護士によると、女性は今年1月上旬、院内の一室でコロナ患者の受け入れ調整中に、別の部署の係長にマスクを強引に外され、キスをされたと主張。係長は数日後、無料通信アプリで女性に、「受け入れてくれてると勝手に思っていた」「申し訳ありません」と謝罪の文面を送った。

  だが、係長の代理人弁護士は産経新聞の取材に対し、「(一連の行為は)『セクハラ』ではない。現段階ではそれ以上答えられない」と回答。さらに女性側の代理人弁護士に対し、警察に被害を届け出た場合は、虚偽告訴罪で逆に告訴する可能性があるとも伝えている。
  女性は令和元年8月にも係長から「大好き」「彼女になってほしいな」などと伝えられ、センター側に相談していた。女性側は、相談を受けながら措置を取らず安全配慮義務を怠ったとして、センター側にも損害賠償を求め、民事訴訟を起こす方針。


2021.04.19-Yahoo!Japanニュース(びわ湖報送)-https://news.yahoo.co.jp/articles/3bf382820da787f3bda1e49e9331d141ac01ab88
畜産会社小屋で火事で1人死亡 不明男性と同居の女を逮捕/滋賀

  日野町にある畜産会社の小屋が燃え1人の遺体が見つかった火事で、警察は、この小屋で男性と同居していた女(50)を放火の疑いで逮捕しました。
  この火事は19日朝、日野町北畑にある畜産会社で敷地内の小屋などが燃えているのを出勤してきた従業員が発見したもので、焼け跡から、男性1人の遺体が見つかりました。遺体は、連絡が取れなくなっているこの小屋に住んでいた畜産会社の従業員、板橋正春さん(68)とみられています。

  その後の調べで警察は、この小屋で板橋さんと同居していて火事の現場にいた女を、小屋の中で衣類に火をつけたとして現住建造物等放火の疑いで昨夜、逮捕しました。警察は認否について、捜査に支障をきたすとして明らかにしていません。女と板橋さんをめぐっては、火事があった前の17日夜に「板橋さんが車で逆走したから注意してほしい」という110番通報があり、先月末にも女から「紙を燃やした」との通報で、警察官が駆け付ける騒ぎとなっていました。警察では殺人の疑いも視野に調べを進めています。


2021.04.04-読売新聞-https://www.yomiuri.co.jp/national/20210404-OYT1T50176/
21歳父親「1歳次男、床に放り投げた」…後頭部骨折、意識不明の重体に

  1歳の次男を床に投げつけ頭の骨を折ったなどとして、徳島県警は4日、県内に住む無職の父親(21)を傷害容疑で逮捕した。「床に放り投げた」と供述し、容疑を認めているという。次男は意識不明の重体。
  発表によると、父親は3日午後2時15分頃、自宅アパートで、次男を床に放り投げ、後頭部骨折などのけがを負わせた疑い。
  父親は妻と長男、次男の4人暮らし。外出先から帰宅した妻が次男の様子がおかしいことに気づき、119番した。県警は日常的な虐待の有無などを調べている。



2021.03.23-Yahoo!Japanニュース(KYODO)-https://news.yahoo.co.jp/articles/63f93c478281962ff8abaff8d2f8321a038e6598
福岡5歳餓死、母と知人女を起訴 遺棄致死罪、水だけ10日間

  福岡県篠栗町で昨年4月、5歳だった男児が餓死した事件で、福岡地検は23日、保護責任者遺棄致死罪で、母親のA容疑者(39)と知人の無職B容疑者(48)=詐欺罪などで起訴=を起訴した。地検は認否を明らかにしていない。

  捜査関係者によると、B 被告はA被告一家の生活全般を実質的に支配。A被告から1千万円以上をだまし取った。B被告は共通の知人を架空の「ボス」と位置付け「ボスが監視カメラで見張っている」などと偽っていた。
   死亡したA被告の三男翔士郎ちゃんは、昨年3月には計15日以上も食事が与えられず、水しか口にできない日が約10日間続くこともあった。


2021.03.08-北海道新聞(どうしん電子版)-https://www.hokkaido-np.co.jp/article/519084
5年前に9歳虐待 傷害容疑で両親逮捕 「司法面接」実施 留萌

  【留萌】5年前に自宅で当時9歳の次女の頭を殴ってけがをさせたとして、留萌署は7日、傷害の疑いで、留萌市の無職の母親(37)と会社員の父親(38)を逮捕した。

  2人の逮捕容疑は、共謀して2016年2月ごろ、自宅で次女の頭を複数回殴り、2週間の切り傷を負わせた疑い。容疑について母親は一部を認め、父親は否認している。
  同署などによると、2人は当時、次女ら6人の子供と暮らしており、母親は次女の継母だった。次女は現在、児童養護施設で暮らしており、他の5人も保護されている。次女の弟が16年2月、体調不良で病院の診察を受け、虐待が疑われたため病院が児童相談所を通じて道警へ通報したという。その後、次女も体の痛みを訴えたため、道警が確認したところ、頭に切り傷などが確認された。


2021.03.05-読売新聞-https://www.yomiuri.co.jp/national/20210305-OYT1T50164/
【独自】「パチンコで困窮」説明指示…5歳餓死 知人女が母に

  福岡県篠栗ささぐり町で昨年4月、5歳の男児が餓死し、母親と知人の女が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された事件、知人の女が男児の死亡直後、警察の事情聴取を受ける母親に、生活困窮の理由を「パチンコで使った」と説明するよう指示していたことが、捜査関係者への取材でわかった。女は母親に携帯電話の廃棄も命じていた。県警は、女が母親への金銭要求などの隠蔽いんぺいを図ろうとしていたとみて調べている。

   母親のA容疑者(39)の三男・翔士郎ちゃんは昨年4月18日に餓死した。捜査関係者などによると、知人のB容疑者(48)は翔士郎ちゃんの死亡直後、A容疑者に対し、警察から生活状況を聞かれた場合、「生活保護費などはパチンコで使ったと言うように」と指示していたという。
   B容疑者は事件前、共通の「ママ友」を暴力団に通じた「ボス」と偽り、ボスによるトラブル解決や、A容疑者の元夫の浮気調査などの名目で、A碇容疑者に再三金銭を要求していた。
   このため、B容疑者はA碇容疑者に「ボスのこと、元夫の浮気のことは警察に言うな」と口止めしたという。さらに、警察の聴取前に、生活状況などのやり取りが残る携帯電話を捨てることも指示していた。
   A容疑者は事件直後の県警の聴取に、B容疑者の指示通り、パチンコで散財したと説明。携帯電話を廃棄し忘れていたことに気づき、「一度帰宅したい」と申し出て、自宅に戻って携帯電話を壊していた。

   両容疑者は2016年4月頃に子どもが通う幼稚園で知り合い、約2年後からB 容疑者の金銭要求が始まったとみられる。A 容疑者が渡した額は計約1200万円に上るとされ、事件当時、A容疑者は現金をほとんど所持していなかった。死後2か月後、だまされたと気づく

  捜査関係者などによると、A容疑者が、B容疑者にだまされていたことに気づいたのは、翔士郎ちゃんの死亡から約2か月後だったという。
  両容疑者は幼稚園の同じ「ママ友」グループで行動していたが、2018年5月頃、B 容疑者がA容疑者に「他のママ友があなたの悪口を言っている」とうそを吹き込み、信じたA容疑者がB容疑者を頼るようになった。この頃から、B容疑者の金銭要求が始まった。
  A容疑者は翔士郎ちゃんの死亡後、警察の助言で、ママ友の悪口の真偽を確かめ、B容疑者のうそだと知った。さらに福岡県警の調べで、ボスの存在や元夫の浮気も虚偽だったと判明し、だまされたことに気づいたという。
  県警によると、A容疑者は逮捕前、「(B容疑者を)許せない」と話していたという。


2021.02.28-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/affairs/news/210228/afr2102280006-n1.html
国立の転落偽装、殺人容疑で夫逮捕 離婚話のもつれか 警視庁

  東京都国立市のアパートで昨年11月、女性(41)が転落死を装って殺害されたとみられる事件で、警視庁捜査1課は28日、殺人の疑いで、夫のA容疑者(44)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。2人には離婚話が持ち上がっていたといい、捜査1課は、別れ話のもつれなどから殺害を図った可能性もあるとみて追及する方針。

  捜査関係者らによると、A容疑者は妻の麻夏さんと幼い子供の3人で現場アパートで暮らしていたという。麻夏さんの遺体がアパート敷地内で見つかったのは昨年11月30日。司法解剖の結果、死因は「転落死」と判断されたが、麻夏さんの首には手や腕などで絞められたような、わずかな痕が見つかった。
  また、遺体はアパートの敷地内の建物のすぐそばで見つかったが、現場周辺からは自ら飛び降りたり、誤って転落したりしたような痕跡は、ほとんど確認できなかったという。
  こうした状況から、捜査1課は、麻夏さんが首を絞められるなどして仮死のような状態に陥った後、転落死を偽装してアパートの高所から突き落とされた殺人事件の可能性が高いとして捜査していた。

  当時、A容疑者が「自分が子供の寝かしつけをしている間に、いつの間にか妻がいなくなった」などと110番通報。駆け付けた警察官が捜索したところ、敷地内で倒れていた麻夏さんを発見した。
  ただ、当時、室内には家族以外おらず、A容疑者の説明には不自然な点もあることなどから、捜査1課はA容疑者が関与した疑いがあると判断した。 2人には離婚話が持ち上がっていたといい、A容疑者は通報時に「前日には妻とけんかした」などとも話していたという。


2021.02.28-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/affairs/news/210228/afr2102280002-n1.html
<独自>転落死装い殺害か 女性に首絞められた痕 警視庁が本格捜査

東京都国立市のアパート敷地内で昨年11月、9階に住む女性(41)が頭から血を流して死亡しているのが見つかり、警視庁が調べを進めたところ、直前に首を絞められて意識を失った状態でアパート高所から突き落とされた可能性が高いことが27日、捜査関係者への取材で分かった。捜査1課は、転落死を装った殺人事件の疑いがあるとみて本格捜査に乗り出す方針を固めた。今後、関係者らから当時の状況を詳しく聴く方針。

  捜査関係者によると、女性の遺体は昨年11月30日にアパート敷地内で、あおむけの状態で見つかった。司法解剖の結果、死因は「転落死」と判断されたが、女性の首には手や腕などで絞められたような、わずかな痕が見つかったという。
  また、遺体はアパートの敷地内の建物のすぐそばで見つかったが、現場周辺からは自ら飛び降りたり、誤って転落したりしたような痕跡は、ほとんど確認できなかったという。
  こうした状況から、捜査1課は、女性が首を絞められるなどして仮死のような状態に陥った後、転落死を偽装してアパートの高所から突き落とされた殺人事件の可能性が高いと判断した。
  女性は40代の夫や幼い子と暮らしていたという。当時、夫が「自分が子供の寝かしつけをしている間に、いつの間にか妻がいなくなった。前日には妻とけんかした」などと110番通報。駆け付けた警察官が捜索したところ、敷地内で倒れていた女性を発見した。

  捜査1課は、関係者から当時の状況を聴くなど調べを進めている。 現場は多摩都市モノレール万願寺駅から東に約1キロ離れた、多摩川近くの住宅街。


2021.02.28-Yahoo!Japanニュース(テレ朝 News)-https://news.yahoo.co.jp/articles/0d896e46e8601a7d977bbe9ecf0bea95888f9721
子ども3人の遺体発見 福岡の遺体は9歳男児と判明

  福岡県飯塚市と鹿児島市で子ども3人の遺体が見つかった事件で、警察は飯塚市の団地で見つかった遺体はこの部屋に住む9歳の男の子と発表しました。
  25日、飯塚市の県営団地の一室で死後1週間ほど経った男の子の遺体が見つかりました。DNA鑑定などの結果、遺体はこの部屋に住む小学3年生の田中大翔くん(9)と分かりました。
  遺体に外傷はなく、大翔くんは10日を最後に登校していませんでした。この部屋には、大翔くんのほかに40代の父親と3歳と2歳の兄妹が暮らしていましたが、26日夜、鹿児島市のホテルでこの兄妹とみられる2人の遺体が見つかりました。
  一緒にいた父親とみられる男性は、ベランダから飛び降り重傷だということです。警察は男性の回復を待って事情を聴く方針です。


2021.02.27-産経新聞 THE NEWS WEB-https://www.sankei.com/affairs/news/210227/afr2102270014-n1.html
ベビーカーから乳児転落、頭部骨折 滋賀のJR志賀駅

JR西日本は27日、大津市木戸のJR湖西線志賀駅で、男性駅員が乳児を乗せたままベビーカーを持って階段を下っていたところ、乳児がベビーカーから転落して頭部を骨折するなどしたと発表した。乳児は一時入院したが、既に退院しているという。社内規定では階段を使ってベビーカーを運ぶ際は子どもを降ろす決まりだった。

  JR西によると、25日午前9時半ごろ、志賀駅で下車した女性客のベビーカーを駅員が持って階段を下りた。乳児はベルトを装着していなかった。
  外傷は確認されなかったが、同日夜に家族が乳児の頭部が腫れているのを発見。26日に病院を受診したところ、頭の骨が折れていたほか、脳内出血も見つかった。


2021.02.11-(2021.01.11)-毎日新聞-https://mainichi.jp/articles/20210210/k00/00m/040/177000c
「誰か止めて」ワンオペ育児の果て、乳児を殺害した母の告白
2021年2月11日 14時00分(最終更新 2月11日 21時55分)

  眠れない夜が明けた。生後7カ月の三女を抱いた母は冬の朝、部屋着のまま外へ出た。自宅から徒歩数分の市営住宅に着き、エレベーターで高層階へ上がる。外階段の踊り場に立ち、三女を抱いた腕を手すりの外へ突き出した。「誰か止めて」。心の中で叫んだが、どうにもならなかった。小さな体は、その手から落ちた。

  大阪市平野区の市営住宅で2020年1月、三女を落として死なせたとして、殺人罪に問われた女性被告(37)。判決前に釈放されて毎日新聞の取材に応じ、「罪を一生背負っていく」と誓った。事件当時、4人の子育てを1人で背負い、心身は限界に達していた。悲劇はなぜ起きたのか。
  平野区は大阪府八尾市に隣接し、大阪市の南東部にある。被告は当時、40代の夫と70代の義母、生後7カ月~11歳の子4人と一軒家で暮らしていた
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2021.01.18-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/west/news/210118/wst2101180005-n1.html
乳児殺害の罪、母親認める 大阪、踊り場から落とす

  大阪市平野区で令和2年1月、当時生後7カ月の三女を市営住宅の踊り場から落とし殺害したとして、殺人罪に問われた母親、民谷(たみたに)瞳被告(37)に対する裁判員裁判の初公判が18日、大阪地裁(坂口裕俊裁判長)で開かれ、民谷被告は起訴内容を認めた

  検察側の冒頭陳述によると、被告には知的障害があり、4人の子どもを育てていた。同月上旬に三女らがインフルエンザに感染して負担が増加し「三女がいなければ」と思うようになった。事件当時は心神耗弱状態だったとしている。弁護側は、育児ノイローゼと適応障害が影響していたと主張した。
  起訴状などによると、同年1月19日午前9時50分ごろ、自宅近くの市営住宅の4~5階の踊り場から三女を植え込みに落とし、さらに午前10時5分ごろ、9~10階の踊り場から地面に落下させ、脳挫滅で死亡させたとしている。
  被告は同日殺人容疑で逮捕され、約5カ月半の鑑定留置を経て、大阪地検は刑事責任能力を問えると判断し起訴した。
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2021.01.21-Yahoo!Japanニュース(埼玉新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/f19b44959bc68d01b40214c2577b31b0432f2cad
<乳児死亡>怒鳴り声、泣き声が昼夜問わず 衰弱した生後3カ月を放置死、両親逮捕「尋常ではなかった」

  衰弱した生後3カ月の四女を放置して死亡させたとして、埼玉県警捜査1課と児玉署は20日、保護責任者遺棄致死の疑いで、いずれも美里町関の無職の父親(29)と母親(28)を逮捕した。死亡した四女喜空(きあ)ちゃんは顎や肋骨(ろっこつ)を骨折しており、ミルクを飲んだりすることが困難な状態だったという。県警は父親らが日常的に虐待していた可能性もあるとみて調べる。

逮捕容疑は昨年8月ごろ、自宅で、ミルクを飲まず低体重、低栄養状態だった喜空ちゃんに医師の診療を受けさせないで放置し、同年9月11日に死亡させた疑い。
■怒鳴り、泣き声頻繁 近隣住民「尋常ではない」
  現場はJR本庄早稲田駅から南東に約4キロ離れた住宅街にある2階建てアパートの一室。近隣では子どもの泣き声などがたびたび聞かれ、住民らは「何があったんだろう」と現場を見つめていた。

  近くに住む男性は、現場となったアパートの部屋から、男の怒鳴り声や女性や子どもの泣き声を聞くことが頻繁にあったという。「2年ほど前に男性が同居するようになってから、昼夜問わず泣き声などが聞こえ、30分ぐらい続くこともあった。尋常ではなかった」と話す。夫婦2人だけで数時間出掛ける姿もあり、「まともに子育てしているようには見受けられなかった」という。
   近隣の70代女性は「赤ちゃんを抱く姿を見掛けたことはあるが、いつも雨戸が閉まっていて室内の様子は分からないので、双子だとは知らなかった」と驚いた。昨年9月ごろには、アパートに救急車が来て、父親が慌ただしくしている様子を見たという。「なんでこんなことになったんだろう。幼い子どもがかわいそうで痛ましい」と声を落とした。
  次女が通っていた保育園の園長(62)は「(次女は)送迎バスで通っていたので、母親はあまり園に姿を見せなかったが、家庭環境が悪いようには見えなかった。事件を知り、別の家庭の事件なのではないかと思った」と話した。


2021.01.20-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/affairs/photos/210120/afr2101200001-p1.html
児童虐待~連鎖の軛 第4部(1)目黒5歳児死亡 見逃された母のDV被害
(1)
  《刑務所での生活は今は少し辛(つら)いですが、ゆっくり時間をかけて慣らしていこうと思っています》
  昨年11月4日、栃木県内の女子刑務所から手紙が弁護士宛てに届いた。丸みのある文字で丁寧に書かれた文面に、10月下旬に東京拘置所から栃木刑務所に移った報告や《社会で生きていける精神力と体力を回復させていきたい》と出所後の決意がつづられていた。
  差出人はかつて、世間から「鬼母」と罵(ののし)られ、猛烈な批判の渦中にいた平成30年、東京都目黒区で長女の船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5)=を死なせたとして保護責任者遺棄致死罪に問われた優里(ゆり)受刑者(28)だ。事件では「おねがい ゆるして」と記された結愛ちゃんのノートが見つかり、「母親なのに子供を守らなかった」といった糾弾する声が相次いだ。

  裁判では、懲役8年の判決が下された。ただ、夫だった船戸雄大受刑者(35)=懲役13年が確定=から、看過できない心理的なDV(配偶者間暴力)を受け、逆らいにくい従属的な立場にあったとされた。裁判長は「結愛ちゃんは戻ってこないが、あなたの人生は続く。裁判が終わってもしっかりと考え、人生をやり直してください」と説諭。DVの影響が量刑上でも考慮された形となった。
  その判決から1年余り。優里受刑者から手紙を受け取った代理人の大谷恭子弁護士(70)は優里受刑者が、過去と向き合えるようになった心の変化を感じた。その一方で、事件を食い止められなかった社会へのわだかまりは拭い去れない。「誰かが手を差し伸べられなかったのか。結愛ちゃんは死なずに済んだはずだ」
夫の支配下に
  優里受刑者は24年に結愛ちゃんを出産。元夫と離婚した後、香川県内で同居を始めていた雄大受刑者と28年に再婚した。結愛ちゃんの誕生日には、家族でケーキを作ってお祝いした。どこにでもある普通の家庭。思い描いた理想の家族になれるはずだった。
(2)
  しかし、綻(ほころ)びは生じていた。長男が生まれ、優里受刑者が育児にかかりきりになり、雄大受刑者が結愛ちゃんの面倒を見る機会が増えた。その頃から、長時間の説教や優里受刑者へのDVが始まった。「モデル体形にする」と厳しい食事制限が課され、結愛ちゃんには「しつけ」と称した暴行が繰り返された。当初は暴力をやめるよう懇願した優里受刑者だったが、じわじわと「雄大が作った価値観」(大谷弁護士)に支配されていく。
  優里受刑者が結愛ちゃんを抱っこするだけで、雄大受刑者からとがめられ、恐怖で抱きしめられなくなった。優里受刑者は「(雄大受刑者が)ご機嫌でいれば結愛は安全」と考えるようになった。相手の顔色を常にうかがい、自ら結愛ちゃんの説教に加わることも。その後も虐待は続き、結愛ちゃんは亡くなった。全身170カ所に傷があり、体重はわずか12・2キロだった。
「自分が悪い」
  なぜ、防げなかったのか。DVと虐待が絡み合った環境に、第三者が介入する機会は何度もあった。
  香川県の児童相談所(児相)は28年12月と翌年3月に、結愛ちゃんの傷やあざを見つけ一時保護した。最初の一時保護の際、結愛ちゃんは「ママもたたかれている」と伝え、優里受刑者も「一緒に行きたい」と申し出たが、警察や児相は「あざや傷がなければDVでない」と説明した。
  東京拘置所で優里受刑者に面会を重ねてきたNPO法人「女性ネットSaya-Saya」の松本和子代表理事(72)は「何を聞いても『自分が全て悪い』という自責感情に覆われ、典型的な洗脳状態だった」と振り返る。優里受刑者は当初、DVを受けていた自覚すらなかったという。
  その後も介入の機会は逃された。香川県から東京都に転居した後の30年2月、品川児相が家庭訪問したが、優里受刑者は結愛ちゃんに会わせずに担当者を追い返した。雄大受刑者が逮捕されて恨まれるのが怖かったためだ。東京で頼れる大人は雄大受刑者以外いなかった優里受刑者。松本氏は「心理的DVは第三者から発見されにくいとはいえ、結果的に誰も彼女に寄り添えず、児相や警察、医療機関による二次加害が起きてしまった」と指摘する。
理想の母親像に縛られ
  孤立したのはDVだけが要因ではなかった。
  結愛ちゃんの一時保護が解除された29年、優里受刑者は香川県内の医療機関を受診し、結愛ちゃんを抱っこできなくなったことなど育児不安を伝えていた。抱っこすると雄大受刑者の機嫌が悪くなることを恐れての無意識での行動だった。大谷弁護士らによると、優里受刑者に対し、医師は「ハグできない冷たい母親」と捉え、児童相談所も面会で「子供を暴力から守れるのはお母さんだけ」と、一方的ともいえる指導で終わった。
(3)
  幾度となく突き付けられた理想の母親像。さらに雄大受刑者からのDVが追い打ちをかけ、自己肯定感を失っていた。「努力が足りてない」。自然に自分自身を責めるようになっていった。
  「『良い母親でありたい』という思いから、子育てがつらいと声を上げられない母親は多くいる」。こう話すのは、武蔵野大の中板育美教授(公衆衛生看護学)。日本社会には「育児は楽しく、母親は本能で子供を愛せる」といった母性神話が流れているという。そんな無意識の固定観念が母親を追い込み、虐待を個人の問題に矮小(わいしょう)化する要因となっている。
「完璧じゃなくても」
  厚生労働省によると、心中以外の虐待死における身体的虐待やネグレクト(育児放棄)では例年、主たる加害者は実母が半数近くを占めている。死亡した子供は3歳未満が6割ほどで母親は育児が大変な時期の子供と接する時間が多く、負担が集中しているとみられる。また、19~30年に虐待死した子供568人のうち少なくとも約10%にあたる51人は、実母がDVを受けていた。
  母親が虐待をしてしまうのは、養育能力の欠如や育児不安、DV、望まない妊娠など多様な背景が潜んでいる。中板氏は「親はそもそも不完全で完璧にはなれない。『正しい育児』を振りかざす支援だけでは親を責め、より孤立させてしまう。社会全体で育児を担う意識が必要だ」と話す。
  優里受刑者は現在、刑務所で平穏な日々を過ごし、刑務作業にあたっている。最近では運動場に出て、体を動かす意欲も湧いてきた。昨年2月には、事件に至るまでの経緯などをつづった手記も出版。差し入れの教科書を読み、勉強も始めている。
4)
  結愛ちゃんへの罪悪感が消え去ることはない。ただ、大谷弁護士によると、DVによる心理的な支配や、母親としての理想像の呪縛から解かれつつあるという。
  昨秋、拘置所で大谷氏に面会した優里受刑者は落ち着いた表情で、出所への意欲を伝え、保護されている長男に誓うように語った。「息子と一緒に暮らし、完璧じゃなくても、強い母になりたい」

  児童虐待の背景をみると、孤立や貧困、子育てのストレスなどが複雑に絡み合う。「子供だけでなく親も救いたい」。支援者はそう口にするが、一方で世間も親も「理想の親」像にとらわれる。渦中の親に聴いた。

「児童虐待」に関する皆さんの情報やご意見、ご感想を募集します。
住所、氏名、年齢、性別、電話番号を明記していただき、郵送の場合は〒556-8661産経新聞大阪社会部「虐待取材班」、FAXは06・6633・9740、メールはgyakutai@sankei.co.jpまでお送りください。



2021.01.06-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210106/k10012799131000.html
性的暴行し女性殺害か 保育士の男を再逮捕 警視庁

  東京 豊島区の会社員の女性が行方不明になり、遺体が栃木県の別荘地で見つかった事件で、警視庁は遺体を遺棄したとして起訴された保育士の男が性的暴行をしたうえ殺害したなどとして再逮捕しました。
  再逮捕されたのは、保育士の佐藤喜人容疑者(29)です。佐藤容疑者は東京 豊島区の35歳の女性会社員の部屋に侵入し、性的暴行をしたうえ殺害したなどとして強盗殺人などの疑いが持たれています。
  捜査関係者によりますと、佐藤容疑者は女性とは面識がなく、調べに対して「金を取るために留守だと思って部屋に侵入したが、女性がいて騒がれたので殺すしかないと思った」などと供述したということです。

  さらに「殺害する前に性的暴行をした」という趣旨の供述をし、女性の部屋からは佐藤容疑者のDNAが検出されたということです。
  東京 新宿区などでは佐藤容疑者によく似た男が、ほかにも複数の女性のあとをつける様子が防犯カメラに映っていて、警視庁が関連を調べています。
  警視庁によりますと、再逮捕後の調べに対しては黙秘しているということです。








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