フランスの問題-1


2025.1205-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251205-R4KPFHUSBNPDHIONAB5XM2LNRA/
マクロン氏、中国・四川省で世界遺産視察 習氏が同行の厚遇、米中対立にらみ対仏重視

  【北京=三塚聖平】中国の習近平国家主席は5日、訪中したフランスのマクロン大統領と内陸部の四川省成都で非公式会談を行った。両首脳の会談は4日に北京で行ったのに続き2日連続で、習氏が海外首脳と北京だけでなく地方都市にも同行して会談を重ねるのは珍しいマクロン氏に対する厚遇といえ、米中対立の長期化もにらんでフランスを重視する姿勢を見せた

  マクロン氏は4日に北京で習氏や李強首相らと会談し、4日夜に成都入りしていた。5日には世界文化遺産に登録されている水利施設「都江堰」を習氏と訪れたほか、昼食も共にした。中国外務省によると、両首脳は「密接な意思疎通」の維持などで合意した。
  習氏は、マクロン氏が2023年4月に訪中した際にも、北京だけでなく広東省広州に同行している。国連安全保障理事会の常任理事国で、欧州連合(EU)の主要国であるフランスとの関係を特に重視していることが分かる。
  中国側は5日、中仏首脳会談を受け複数の共同声明を発表した。グローバルガバナンス(多国間統治)に関する共同声明では、「多国間主義は国際秩序の礎だ」と強調した。名指しは避けたが、「米国第一」を掲げて国際協調に消極的なトランプ米政権への対応が念頭にあるとみられる。
  ウクライナ・パレスチナ情勢や、気候変動対策、原子力の平和利用、農業・食品分野での協力に関する共同声明も発表した。


2025.12.05-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251205-IJKL45XIONNY7OZYMQO75LTI7U/
「米国はウクライナを裏切る可能性ある」マクロン仏大統領が警告、強い不信感 独誌報道

  【パリ=三井美奈】ドイツ誌シュピーゲル(電子版)は4日、フランスのマクロン大統領が1日に欧州やウクライナ首脳と行った電話会議で、「米国はウクライナを領土問題で裏切る可能性がある」と発言したと報じた。米国が進める停戦協議に対し、欧州が強い不信感を抱いていることが浮き彫りになった

  同誌によると、マクロン氏は、米国がウクライナ停戦後の安全の保証について明確な方針を示さないことに不満を提示。ウクライナのゼレンスキー大統領には「大きな危険」があると述べた。
  メルツ独首相はゼレンスキー氏に向けて「彼らはゲームをしている。あなたにも、われわれにもだ」と述べ、停戦協議を担う米国のウィットコフ中東担当特使らに注意するよう呼びかけた。フィンランドのストゥブ大統領は、ゼレンスキー氏やウクライナ高官だけでウィットコフ氏らに対応しない方がよいという考えを示した。
  シュピーゲル誌によると、会議には北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長も参加した。同誌は議事録を入手したとしている米国とウクライナは11月30日、米フロリダ州で高官協議を実施。ゼレンスキー氏は1日にパリの大統領府を訪問し、欧州首脳との電話会議を行った。


2025.12.04-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251204-4LINJIA2NVLRFJM7JIQLVN4SRU/
「核心的利益で相互支持を」 中仏首脳会談で習氏が呼び掛け 台湾問題で理解求めたか

  【北京=三塚聖平、パリ=三井美奈】中国の習近平国家主席は4日、訪中したフランスのマクロン大統領と北京の人民大会堂で会談した。中国外務省によると、習氏は「双方の核心的利益や重視する問題で理解・支持をしあうべきだ」と述べた。高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を受け、日本を名指しすることは避けたものの、中国が「核心的利益」と位置付ける台湾問題について仏側に理解を求めたとみられる

  中国外務省の発表によると、習氏は会談で「多国間主義」を掲げて「歴史の正しい側に立つ」ことを呼び掛けた。「米国第一」を掲げて国際協調に消極的なトランプ米政権を念頭に中仏両国の協調を促した形だ。仏産品の輸入拡大や、航空・宇宙、原子力、バイオ医薬、人工知能(AI)などにおける協力拡大にも意欲を示した。
  マクロン氏はフランスが来年、先進7カ国(G7)議長国になることに触れ「主要な国々、第一に中国との対話を開始したい」と言及。「中仏の対話はかつてないほど不可欠になった」とも述べた。
  来年のG7についてマクロン氏は先月、中国、インド、南アフリカ、ブラジルと緊密な協議を行う意欲を示し、「新たな独自の枠組み」作りを目指すと述べていた。日本政府は習氏をサミットに招待することについて仏側に慎重な対応を求めている


2025.12.01-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20251201-TG3PLRFFO5OXVIYGMJUPACYD3A/
マクロン仏大統領が3~5日に訪中 習近平主席、高市氏答弁受け台湾問題提起の可能性

  【北京=三塚聖平】中国外務省1日、フランスのマクロン大統領が3~5日に中国を訪問すると発表した。マクロン氏の訪中は2023年4月以来。フランスは来年、先進7カ国(G7)の議長国を務める予定で、中国側としては対立の長期化が見込まれる米国もにらみ、対仏関係を強化する考えとみられる。

  中国外務省の林剣報道官は1日の記者会見で、マクロン氏の訪中に関し「中国はフランスとともに戦略的な意思疎通を強化し、実務協力を深めて多国間協調を密接にしたい」と述べた。
  仏メディアによると、マクロン氏は中国で北京と四川省成都を訪れる予定だという。
  習近平国家主席はマクロン氏との首脳会談で、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を受けて台湾問題について取り上げる可能性がある。中国の王毅共産党政治局員兼外相は11月27日、フランスのボンヌ大統領外交顧問との電話会談で、「日本の現職指導者が台湾に関して挑発的な発言を行った」と発言。フランス側に「第二次大戦勝利の成果を共に守り、互いの核心的利益に関する問題で固く互いに支持すべきだ」と呼び掛けた。







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