アフリカの問題-1



2020.8.8-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200808/k10012557921000.html
新型コロナ アフリカ大陸全体 感染者数100万人超

  新型コロナウイルスの感染が広がっているアフリカでは、大陸全体の感染者数が100万人を超えました。WHO=世界保健機関は、状況がもっとも深刻な南アフリカに専門家を派遣するとともに各国に対策の強化を呼びかけました。
  AU=アフリカ連合のまとめによりますと、アフリカ大陸で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は7日までに100万人を超えました。
  このうち、▼最も多いのが南アフリカで53万8000人あまりと全体の半数以上を占めているほか▼エジプトが9万5000人あまり▼ナイジェリアが4万5000人あまりなどとなっています。
  WHOアフリカ地域事務局のモエティ事務局長は6日、記者会見し、「各国で外出制限などの緩和が進んでいてウイルスとのせめぎ合いは長期化せざるを得ない」と述べ、感染は今後も拡大するという見通しを示しました。
  南アフリカにはWHOが公衆衛生などの専門家40人以上を派遣することになり、今後、地方での対策を支援するということです。
  また、モエティ事務局長は「アフリカの多くの国では検査キットが不足している」と指摘し、実際の感染者数はもっと多いという認識を示しました。その上で各国政府に対し、感染者の追跡や予防対策をいっそう強化するよう呼びかけました。


2020.5.26-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/world/news/200526/wor2005260006-n1.html
南ア、黒人貧困層にコロナ直撃懸念 アパルトヘイト後も続く格差

  【カイロ=佐藤貴生】世界保健機関(WHO)はアフリカの新型コロナウイルスの感染者が10万人を超えたとして警戒を呼びかけている。中でも感染者数が2万3千人超と最も多いのが南アフリカだアパルトヘイト(人種隔離)の終結から四半世紀が過ぎたが、いまも劣悪な環境で過ごす黒人の貧困層が多く、新型コロナで深刻な打撃を受けるとの見方が強い
   南半球はこれから冬を迎え、新型コロナ感染がさらに拡大する懸念がある。米ジョンズ・ホプキンズ大の調べによると、南アの感染者は2万3615人となっている。南アの医療専門家らは最悪の場合、11月までに300万人が感染し、現在は400人超の死者が5万人に増える恐れがあるとしている。
   こうしたなか、南アのラマポーザ大統領は24日、2カ月以上続いた感染防止対策を6月から緩和し、食堂や理髪店などを除く商店を再開させるなどと述べた。政府はソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ちながら経済活動を回復させる新たなアプローチだとしている。
   ただ、今月下旬には1日当たりの新感染者数が1200人以上になるなど、むしろピークはこれからという感が否めない。政府の判断には「自粛疲れ」や経済低迷に対処せざるを得ない苦肉の策という面もにじんでいる。
   南アは黒人と白人の格差が今も解消できず、「世界で最も不平等な国」とも呼ばれる。英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は1年前、黒人の失業率約25%に対して白人は8%前後で、白人の平均収入は黒人の5倍に達し、医療を受けられる黒人は10人のうち1人にとどまると伝えた。
   スラム街に住む黒人の貧困層で感染が広がるとの見方は絶えない。南アの非営利組織(NPO)の公式サイトによると、貧困層の居室は家族らが眠るスペースしかなく、水が流れないトイレを他の家族と共同使用するケースもある。
     人との接近を避け、感染を防ぐために外出しようとしても、外出制限の厳格な運用を目指す軍や警察に「非道な扱い」を受けることもあるという。
   南アと同じ南半球のザンビアやモザンビークなどは感染者は数百人、死者は1桁台にとどまっているが、実態を反映した数字とは考えにくい。冬にこの地域で感染が本格的に広がれば、深刻な事態に直面する公算が大きい。


2020.5.6-Sankei Biz-https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200506/mcb2005060834012-n1.htm
アフリカで対中不信「医療支援の質低い」 “債務の罠”も不満

  【カイロ=佐藤貴生】新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるアフリカの医師2人が電子メールなどを通じて取材に応じ、中国の医療支援を批判した。アフリカを巨大経済圏構想「一帯一路」の重要拠点とみる中国は医療器具を送って感染封じ込めに協力しているが、器具の精度などに疑問があるという。一方で中国はアフリカが求める過去の巨額融資の返済猶予など、具体的な経済支援については明言していないもようで、中国への不信は民衆にも浸透しているようだ。
  ニグワニアム氏は「中国はアフリカを静かに買収してきたが、そのためにアフリカは不安定になった。私たちはいま、そのことに気付いた」とも語る。一帯一路を進める中国は2000年以降、少なくとも1430億ドル(約15兆3千億円)をアフリカ諸国に貸し付けたとされる。同氏の発言は、中国が返済に窮した国に政治的要求を突き付ける「債務の罠」を念頭に置いているとみられる。
  ナイジェリアの主要都市ラゴスの新型コロナ感染防止施設で働くオルソラ・オシンデロ医師(40)によると、同国に中国は医療器具のほかに15人の医師を送っているが、「サービスの質は低く、技術者は欧米に比べて優秀ではない」とみる。オシンデロ氏も「国民は中国を信頼していない。政府は国民が望まない条件で融資を受けたと中国の政策を批判した。
  中国は3月以降、大量の人工呼吸器やマスクなどをアフリカに送って支援している。ただ、広東省では在留アフリカ人が新型コロナの感染源だという噂が広がり、住居を締め出されるなどの差別が起きたとされ、アフリカのニュースサイトは「医療支援には中国の否定的な印象を払拭する狙いがある」とも伝えた。
  ロイター通信によると、ドイツのショルツ財務相は4月中旬、アフリカなどの最貧国の支援には債務の返済猶予を認めることが不可欠で「中国の貢献はとても重要だ」と述べたが、20カ国・地域(G20)の会合に際し、中国は難色を示していたという。
  アフリカ疾病対策センター(CDC)の4日の集計によると、アフリカ全体の新型コロナの感染者数は約4万5千人で、死者は約1800人に上っている。


2020.4.16-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/world/news/200416/wor2004160016-n1.html
習近平指導部、アフリカ外交つまずく 新型コロナ対策で

   【北京=西見由章】中国国内の新型コロナウイルス対策をめぐってアフリカ系住民らが差別的な扱いを受けたとして、アフリカ諸国が反発を強めている。中国からの投資に依存するアフリカ諸国は、国際的な問題をめぐって中国政府の立場を支持することが多く、表立って批判するのは極めて異例だ。習近平指導部の対アフリカ外交が思わぬ“つまずき”に直面している。
   「パスポートを出せ! 動くな!」。街頭でアフリカ人男性を取り囲み、壁に押し付けて高圧的に尋問する中国の警察官たち。この様子を映した動画をツイッターに投稿したのはナイジェリアのオンエアマ外相だ。同氏は9日に周平剣・中国大使を呼びつけ、広東省広州でナイジェリア人が「虐待」されているとして「強い懸念」を表明したことも明らかにした。
   米国の在広州総領事館もアフリカ系米国人に対して、広州市中心部に近づかないよう警告する文書をサイト上で発表した。「(中国の)警察は飲食店に対してアフリカ系の人を利用させないよう命じている」と指摘。当局が警告なしに強制的な検査や自己負担の隔離を要求する可能性があるなどと注意喚起している。
   中国当局は国内での新型コロナの感染拡大を「断ち切った」とする一方、海外からの「逆流入」を厳戒。こうした政府の姿勢が国民の外国人に対する厳しい見方につながっている。
   また広州市にはアフリカ出身の貿易関係者らが集まる「アフリカ街」と呼ばれる一角がある。在中アフリカ人の中にはオーバーステイの違法滞在者がいるほか、過去に違法薬物の売買で摘発されたケースもあり、複雑な感情を抱く中国人も少なくない。広州の黒人社会で新型コロナの感染爆発が起きたとの噂も拡散していた。
   国営新華社通信によると、広州市当局は今月、アフリカ出身者4553人を対象にウイルス検査を実施し、うち111人に陽性反応が出た。うち19人が海外での感染者とされる。


2020.3.25-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://special.sankei.com/a/international/article/20200325/0002.html
一帯一路アフリカ、中国コロナ禍で打撃 「債務の罠」に拍車

南アフリカのヨハネスブルグ近郊で、マスクを装着して往来を行く男性。新型コロナウイルスの感染が拡大し、同国でも3月26日から3週間、市民の外出規制措置がとられる=3月23日(AP)(写真説明)

【カイロ=佐藤貴生】新型コロナウイルスの感染拡大の波がアフリカに及び、中国の投資に依存する国々に打撃を与えている。感染拡大で中国国内の景気が冷え込み、投資や貿易高の激減が確実視されるからだ。巨大経済圏構想「一帯一路」の対象である資源国などは原油価格の下落もあって債務が返済できず、中国の政治的要求に応じざるを得ない「債務のわな」と呼ばれる事態が深刻化する公算が大きい。感染拡大は、アフリカの“中国離れ”を促す契機になるのだろうか。
   ■対策不十分「目を覚まそう」
  ロイター通信によると、アフリカでは25日までに45カ国で1700人以上が新型コロナに感染した。コンゴ(旧ザイール)やセネガル、コートジボワールが非常事態宣言を出している。


2020.3.24-HPは紹介不可です(この感染症の詳細は下記参照)
中国でネズミから人に移るハンタウイルス感染が確認された人物1人が死亡したことで、新型コロナウイルス(COVID-19)流行が発生した同じ国で新たなウイルス流行が懸念を呼んだ。

  中国の国営通信、環球時報(Global Times)のニュースで、同国西部の雲南省でハンタウイルスが確認された人物1人がビジネス旅行で山東省に向かっていた途中にバスの中で死亡したことが報じられた。
  このニュースで、このバスに乗っていた31人にも試験が行われたことが伝えられた。
  環球時報のニュースを受けて、ソーシャルメディア上で新たなウイルス流行が発生する可能性があるというコメントが次々に上がった。ツイッターでは「ハンタウイルス」のタグが世界規模で広まった。
  ネズミまたはネズミの尿、その吐いた物や便に触れた人に感染するハンタウイルスは、「ハンタウイルス肺症候群(HPS)」という病気を起こす。人から人には感染しないこのウイルスには、流行の危険はない。


2020.3.20-産経新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.sankei.com/politics/news/200320/plt2003200008-n1.html
2022年のアフリカ開発会議はチュニジア 巨額援助の中国牽制

政府が国連などと共催する2022年の第8回アフリカ開発会議(TICAD)が北アフリカのチュニジアで開かれる見通しとなったことが20日、分かった。第6回(16年)のケニアに続く2回目のアフリカ開催で、巨額の経済援助で影響力を強める中国を牽制(けんせい)する狙いもある。月内にもアフリカ連合(AU)や世界銀行などの共催機関と協議し、正式決定する。
   関係者によると、2月8、9両日のAU総会で、開催国に名乗りを上げたチュニジアへの支持が決まり、その後の共催機関間の調整でも異論は出ていないという。首都のチュニスで開かれるとみられる。
   昨年8月に横浜市で開いた第7回TICADは日本企業の進出や投資促進を主要テーマに日本政府が22年までの3年間に200億ドル(約2兆1千億円)超の民間投資を支援することを約束。海洋覇権を強化する中国を念頭に、法の支配を重視する「自由で開かれたインド太平洋」構想を盛り込んだ横浜宣言を採択した。
   日本は欧米各国が冷戦終結後にアフリカ支援から距離を置き始める中、1993年に第1回TICADを東京で開催し、アフリカ開発に取り組んできた。ただ、近年の中国企業の進出は目覚ましく、アフリカ在留の邦人1万人弱に対し中国人は100万人に上る。
   巨費を投じたインフラ開発で存在感を高める中国に「資金力では対抗できない」(外務省幹部)のが現実で、政府は各国の持続的な発展に結びつく法律や財政の専門家育成などソフト面での支援も充実させる。


厚生労働省-https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-25.html
ハンタウイルス肺症候群

定義
 ブニヤウイルス科、ハンタウイルス属の新世界ハンタウイルス(シンノンブレウイルス等)による急性呼吸器感染症である。
臨床的特徴
 前駆症状として発熱と筋肉痛がみられる。次いで咳、急性に進行する呼吸困難が特徴的で、しばしば消化器症状及び頭痛を伴う。頻呼吸、頻拍の出現頻度が高い。半数に低血圧等を伴う。発熱・悪寒は1~4日続き、次いで進行性呼吸困難、酸素不飽和状態に陥る(肺水腫、肺浮腫による)。早い場合は発症後24時間以内の死亡も頻繁にみられる。肺水腫等の機序は心原性ではない。X線で肺中に広範な滲出液の貯留した特徴像が出る。致死率は40~50%である。
 感染経路としては、(1)ウイルスを含む排泄物(尿、便)、唾液により汚染されたほこりを吸い込む(これが最も多い)、(2)手足の傷口からウイルスに汚染されたネズミの排泄物、唾液が接触して入る、(3)ネズミに咬まれる等である。
 媒介動物は、米国ではシカシロアシネズミが、南米ではコットンラットがウイルス保有動物として最も一般的である。ウイルスを媒介するこの群のネズミは米国、カナダ、中南米(チリ、アルゼンチン等)にも存在する。このネズミとウイルスは日本では見つかっていない。
 届出基準
患者(確定例)

 医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見からハンタウイルス肺症候群が疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、ハンタウイルス肺症候群患者と診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右欄に定めるもののいずれかを用いること。
無症状病原体保有者
 医師は、診察した者が(2)の臨床的特徴を呈していないが、次の表の左欄に掲げる検査方法により、ハンタウイルス肺症候群の無症状病原体保有者と診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右欄に定めるもののいずれかを用いること。
感染症死亡者の死体
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、ハンタウイルス肺症候群が疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、ハンタウイルス肺症候群により死亡したと判断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右欄に定めるもののいずれかを用いること
感染症死亡疑い者の死体
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、ハンタウイルス肺症候群により死亡したと疑われる場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。








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