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日本の生活、地球2.3個必要=大量消費に警鐘、WWF報告書 世界自然保護基金(WWF)ジャパンは25日、世界中の人が今の日本人と同じような大量消費生活を送った場合、地球が2.3個分必要になるとの調査報告書を公表した。 調査は、普段の生活に必要な水や木材といった資源の消費量や、二酸化炭素の排出量を計算。日本が他国に頼らず供給可能な資源量と比較した結果、日本は自国でまかなえる分の7倍近くを消費、排出していることが分かった。
 さらに、日本人1人当たりの環境負荷量を世界人口1人当たりと比較し、日本人の負荷量を2.3倍と算出。世界中が日本人と同じ消費生活を送った場合、地球が2.3個必要になると結論付けた。 要因としては、石油燃焼などによる二酸化炭素排出のほか、水産物や木材、穀物の高い海外依存度などが挙げられた。
 WWFジャパンは「国民一人ひとりが、廃棄食料を減らしたり、公共交通機関をなるべく利用するなどし、地球への負荷を減らすよう努力してほしい」としている。(2010/08/25-20:02)


     

2010のニュース

【9月15日】 太陽光発電所 関西に続々…民間や自治体計画 -YOMIURI ONLINE
 環境重視アピール
  関西国際空港2期島の埋め立て用土砂を採取した大阪府岬町の跡地に、大規模太陽光発電所(メガソーラー)が進出することが決まったことで、関西のメガソーラーの導入に弾みがつきそうだ。環境への負荷が少ない発電施設として注目されており、地域の活性化につながるとの期待も大きい。
 岬町のメガソーラーは、東京電力と豊田通商が出資する「ユーラスエナジージャパン」(東京)が、町の土地を借り、出力0・8万キロ・ワットの発電施設を建設する。風力発電を手掛ける同社にとって、国内初の太陽光発電事業で、「日照量の多さと土地の広さ(22ヘクタール)から進出を決めた」という。
 メガソーラーは、1基で100万キロ・ワット以上を発電する原子力発電所と比べると、規模は格段に小さいが、温室効果ガスの削減を迫られる政府の方針に沿って設置例が増えている。
 電気事業連合会によると、電力会社だけで全国19か所、計9万キロ・ワット分の設置計画が進んでいる。このほか企業や自治体が独自に導入する例もある。
 関西では、関西電力が11月に堺市西区の産業廃棄物埋め立て地でメガソーラーを稼働させる。1年後のフル稼働時には、約3000世帯分にあたる1万キロ・ワットの電気を作る計画だ。
 兵庫県淡路市も0・1万キロ・ワットの発電施設を市庁舎や隣接する敷地に設けて11月に稼働させるほか、大阪市も此花区夢洲地区の埋め立て地に1万キロ・ワット以上のメガソーラーを建てる。13年の稼働を目指し、住友商事と三井住友ファイナンス&リースの企業連合が運営する方向だ。シャープも堺市の自社工場に建設する。
 政府は太陽光から作った電力をすべて買い取る制度の導入を検討しており、これをにらんだ動きも活発になりそうだ。ただ、天候によって発電量が大きく変わるメガソーラーが急増すれば、電力会社の送電網に悪影響を与えるとの指摘もあり、今後は大型蓄電池の開発なども求められる。
(2010年9月15日  読売新聞)

【9月15日】 大規模太陽光発電 岬町「新産業に育てる」 -2010.9.15-YOMIURI ONLINE
 関西空港2期島の埋め立て用土砂を採取した岬町の跡地に、最大出力8メガ・ワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の進出が内定したことを受け、府と同町は14日、事業主体は発電事業会社「ユーラスエナジージャパン」(東京)で、発電所の稼働予定を2012年1月とする計画案を発表した。同町は「新産業として育て、町活性化の核にしたい」と期待しており、計画を精査した上で、できるだけ早く契約を結ぶ方針。
 同町などによると、メガソーラーは同社が府と町から22ヘクタールの跡地を借り受け、太陽光パネル約4万枚を設置する計画。このほか、野菜の栽培施設(1ヘクタール)と、肥料製造や体験型農園(2ヘクタール)を計画する2社の進出も内定した。
 これらが実現すれば、町では年間数千万円の税収増と20人程度の雇用創出が見込まれ、田代堯(たかし)町長は「環境に優しい施設で住民の理解も得られるだろう。財政難の町にはありがたく、歓迎したい」と話した。
 大阪市は、導入を検討中のメガソーラーに関し、住友商事と三井住友ファイナンス&リースによる事業グループと共同で事業を進めることを決めた。近く3者で正式に協定を結ぶ予定。
 市は臨海部の人工島・夢洲の15ヘクタールの土地を無償で提供し、住友商事などがメガソーラーの設置、管理運用などに当たる。発電規模は一般住宅3000戸分を賄える10メガ・ワット以上で、事業規模は約50億円を見込む。
 住友商事などは今後、事業への参加企業をさらに募る。2011年度中に建設に着手し、13年度から稼働させたい考えだ。
 ただ、新エネルギーの導入を促進する国の補助金が来年度以降も存続するか不透明で、メガソーラーの設置費用が想定よりもかさみ、規模を縮小せざるを得ない可能性もあるという。  (2010年9月15日  読売新聞)

【8月28日】  国内最大規模の太陽光発電、国東に建設へ-2010.8.28-YOMIURI ONLINE
 大規模太陽光発電事業の九州メガソーラー(大分市)は27日、大分県国東市と共同で国内最大規模の太陽光発電システム(メガソーラー)を建設すると発表した。出力は1万キロ・ワットで、来年3月までに着工し、2012年4月の操業開始を目指す。総事業費は55億円。
 国東市土地開発公社所有のゴルフ場跡地約28万平方メートルのうち、南側の斜面7万8000平方メートルを借り、太陽光パネルを設置する。年間発電量は約1100万キロ・ワット時で、一般家庭約3000世帯分の電気を賄う。太陽光発電に伴うCO2の削減効果は年間8000トンに相当するという。発電した電気は全量を九州電力に売る方向で交渉している。(2010年8月28日  読売新聞)

【7月8日】 温室効果ガス、排出枠の海外購入中止…国内拡充     2008~12年に1990年比で温室効果ガスの排出を6%削減という京都議定書の目標達成のため、政府や各企業が進めてきた海外からの排出枠購入について、政府はこれまでの調達分で“打ち止め”とし、今後は、国内での排出削減を強化する方針を決めた。
 中小企業や農業分野などで削減できた分を電力などの大企業が買い取る「国内クレジット制度」による削減量を議定書期間中に現在の100倍に当たる1億トンまで増やす。各地で小口の省エネ事業を加速させ、関連産業の活性化、雇用の拡大を狙う。-続きを読む-YOMIURI ONLINE-37
 海外からの排出枠の購入は、政府が1500億円かけて1億トン、電力業界は2・5億トン、鉄鋼業界は5600万トン分を購入済みだ。電力・鉄鋼分は6000億~8000億円かかったと推計される。
 日本の温室効果ガスの排出量は、リーマン・ショック後の経済低迷で、2008年度は1990年に比べ1・6%増の12億8200万トンと、2007年度の同8・5%増の13億6900万トンから激減した。森林吸収分や海外から購入した排出枠分を含めれば、目標を達成できる可能性があるが、確実にするには削減の積み増しが必要だ。
 特に、電力会社は、原子力発電が予定通り稼働しない場合に備えるなど、「さらに数千万トン分の排出枠の追加調達が必要」(経済産業省)とされる。
 このため、政府は、追加調達に回る分を国内クレジット制度に振り向ける方針を決め、まず電力会社に購入を要請することにした。
 国内クレジット制度は、08年の開始以来、大企業74社が支援して中小295社で行う省エネ事業が承認され、進められてきた。
 例えば、福島県内の製材工場は、重油ボイラーを二酸化炭素(CO2)の排出ゼロと見なされる木質ボイラーに変えた結果、CO2の排出が年800トン、燃料・維持管理費は年700万円減少した。事業総額は1億円以上かかったが、うち半額は林業振興の補助金で賄えたうえ、クレジット販売代金として、電力会社から200万円近くが入るため、事業に踏み切った。
 制度による省エネ事業を軌道に乗せるには、林業振興や省エネ機器支援など様々な補助金をうまく組み合わせるのがカギとなる。今後、経済産業、環境、農林水産3省が協力して、地域ごとに自治体、電力会社、中小企業団体、金融機関などと連携し、中小企業や農家の省エネ診断や計画作りを手伝い、制度を拡充していく。
 ◆国内クレジット制度=京都議定書目標達成計画の軸である産業界の自主行動計画に沿って大企業が削減を行う際に、使える仕組み。中小企業や農業分野などでの削減分を買い取る形で資金を提供し、自主行動計画上、自らの削減として算入できる。(2010年7月8日14時39分  読売新聞)

【3月12日】 温室ガス総量規制が軸、原発推進明記…基本法案 地球温暖化問題に関する閣僚委員会が11日夜、首相官邸で開かれ、今国会に提出する地球温暖化対策基本法案の内容について合意した。 焦点となっていた国内排出量取引制度では、企業の温室効果ガスの排出上限をどのように設定するかについて、「排出総量」を基本としながらも、単位生産量あたりの排出量などの「効率目標」も検討するとした。原子力発電については、国民の理解と安全確保を前提に推進する、との内容で落ち着いた。12日に閣議決定する。
 法案には、「2020年までに25%削減(1990年比)」の中期目標が、公平な国際枠組みなどに合意した場合という前提付きで盛り込まれる。
 排出量取引制度については、環境省が作成した当初案では、企業の排出上限を排出総量のみとしていた。これは、効率目標を上限にした場合、省エネが進んでも、生産量が増えれば排出量も増え、結果的に削減につながらないこともあり得るからだ。しかし、「生産抑制につながりかねず経済に悪影響を与える」と主張する産業界や連合に配慮し、効率目標も検討するとした。
 制度の創設時期は明示しておらず、法案成立後1年以内に法的措置を講じる。排出総量と効率目標がどのような形で規制に組み込まれるか、具体的な制度設計は今後の検討に委ねられた。 発電時に温室効果ガスを出さない原子力発電については、「温暖化対策に必要不可欠」(直嶋経産相)とする意見と、「切り札にすべきでない」(社民党の福島党首)との主張があったが、温暖化対策の中で位置付けていくことになった。
 太陽光や風力などの再生可能エネルギーを電力会社が一定価格で買い取る制度の創設も盛り込まれた。
 ◆基本法案の骨子◆
 【目標】
 ▼中期目標(20年までに25%削減)は全主要国が公平な枠組みなどに合意時点で設定
 ▼中期目標設定までは長期目標(50年までに80%削減)達成に向け、基本的施策実施
 ▼世界全体の排出量を50年までに半減する目標を各国と共有するよう努める
 ▼再生可能エネルギー(太陽光や風力など)の供給を20年までに10%に
 【基本的施策】
 ▼国内排出量取引制度を創設。企業の排出上限は総量を基本に効率目標も検討
 ▼地球温暖化対策税の11年度実施に向け検討
 ▼再生可能エネルギーを電力会社が高値で買い取る制度を創設
 ▼原子力発電は安全確保と国民理解を前提に推進         (010年3月12日03時02分  読売新聞)

【1月30日】 ITで送電調整、次世代電力網の国際標準化狙う 経済産業省は、IT(情報技術)を活用して送電量を調整する次世代電力網「スマートグリッド」の国際展開に向け、日本企業が持つ26項目の関連先端技術を3年以内に国際電気標準会議(IEC)などに提案し、国際規格の取得を目指す。
 スマートグリッドの普及に伴い、関連事業を含めた世界の市場規模は、2030年に約10兆円に達するとの試算もあり、標準化の動きで先行する米国を追撃する。
 IECなどに提案するのは、太陽光発電など自然エネルギーで発電した電力をためておく蓄電池の制御システムや、送電や配電の制御装置など。 国際標準に採用されれば、新興国などがスマートグリッドを導入する際に、電力網だけでなく、制御機器など関連する商品の商機が拡大する期待がある。 こうした思惑から、米国ではグーグルやIBM、インテルなどIT関連の世界的企業が関連事業に参入して標準化作りが始まっており、欧州や韓国も追随している。(2010年1月30日23時41分  読売新聞)


2009年のニュース

【12月20日】 COP15、「コペンハーゲン合意」を承認  【コペンハーゲン=読売取材団】国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は19日午前、全体会合を開き、主要二十数か国の非公式首脳会合で決めた「コペンハーゲン合意」について、議長が「合意に留意する」と提案し、承認された。-続きを読む-YOMIURI ONLINE-37
 一部途上国の反対が強かったため、正式な採択を断念し、同合意に自主参加する方式を承認する異例の形になった。賛同する国は来年1月末までに温室効果ガスの削減目標を同合意の別表に書き込むことになるが、実効性は不透明で、当面はどれだけの国が参加するかが焦点となる。〈合意の要旨12面、関連記事2・3・7・9・38面〉
 締約国会議は19日未明から、日本や米国など先進国、中国やインドなど新興国、途上国を含む主要二十数か国で決めた「コペンハーゲン合意」を議論するため、全体会合を開いた。しかし、合意形成の方法に透明性を欠くなどとする強い批判が南米諸国などから出たため会合はたびたび中断。締約国会議は全会一致の決定が原則で、同合意そのものの正式採択は難しいため、合意に留意するという提案について異議が出ないことをもって承認とした。同会議は全日程を終え、閉幕した。
 同合意は、来年1月31日までに、先進国に2020年までの削減率を、途上国には再生可能エネルギーの導入などの削減策を、それぞれ同合意の別表に記載するよう求めている。「25%削減」という高い目標を掲げる日本も記載について検討を迫られることになる。
 同合意を支持する国は別表のリストに登録し、登録した国に合意のルールが適用されることになる。賛同した国は、合意の削減ルールなどに従う負担が生じる。途上国にとっては、合意に参加することで先進国の資金や技術支援の恩恵を受けることができる。
 ただ、同合意では、京都議定書に続く2013年以降の枠組みをどうするかという最重要課題を先送りしている。日本政府など先進国側は、途上国の参加を求めた上で、来年11月に開かれるCOP16で正式な議定書に格上げすることを目指すとみられる。
 会場内で19日、記者会見した
潘基文(パンギムン)・国連事務総長は「完璧(かんぺき)な作品ではないが、今後の法的枠組み決定への基礎ができた」と同合意を歓迎。途上国向けの資金援助などの点で「すぐ実効性を持つ」と強調した。
(2009年12月20日01時13分  読売新聞)

【12月19日】 COP15主要国が合意案、削減目標先送り 【コペンハーゲン=読売取材団】国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は最終日の18日夜、主要二十数か国の非公式首脳会合で政治合意「コペンハーゲン協定」に大筋合意した。-続きを読む-YOMIURI ONLINE-37

          
     COP15会場を慌ただしく行き来する欧州各国の首脳ら(コペンハーゲンで)=松本剛撮影
 各国の温室効果ガスの削減については、来年1月31日までにそれぞれ目標を定め、協定の別表に書き込むことになった。ただ、現行の京都議定書(2008~12年)に続く13年以降の枠組みをどうするかという最重要課題は棚上げされており、各国の目標の具体的な扱いなどは今後の交渉にゆだねられる。
 議長国デンマークは19日未明、政治合意を締約国会議の決定とするための全体会合を開催。しかし、一部途上国が相次ぎ反対論を展開しており、正式採択されるかどうか不透明な情勢だ。採択されない場合、合意は政治宣言的な意味合いにとどまる可能性がある。 同協定の中身を正式な議定書にするかどうかの結論は来年11月に開かれるCOP16に先送りされた。
 協定は、産業革命以降の気温上昇を2度以内に抑えることを目標にうたい、ガス排出量を可能な限り早期に減少に転じるとした。各国の削減については、先進国は20年までの削減率を、途上国は再生可能エネルギーの導入などの削減策を来年1月31日までに協定の別表にそれぞれ記載することになった。「25%削減」を掲げる日本も、別表にどのような形で記載するか検討を迫られることになる。
 また、途上国は、2年に1度、ガス排出状況を報告する。先進国の支援を受けた削減行動については登録制とし、国際的な検証を受けることにした。 途上国支援では、先進国が温暖化被害を受けやすい島嶼(とうしょ)国やアフリカ諸国の被害防止策を支援することを盛り込んだ。しかし、今年7月のサミット(主要国首脳会議)で合意した、50年までに世界全体で温室効果ガスを半減するなどとした削減目標は盛り込めなかった。
 7日から始まったCOP15は、削減目標や先進国からの資金・技術支援などで先進国と途上国が対立。18日未明から主要国の首脳陣が介入し、ようやく同日夜に先進国側と一部途上国が同協定で大筋合意した。
 主要二十数か国は、米国、日本、フランス、英国、ドイツなど先進国のほか、中国、インド、ブラジル、南アフリカなどの新興国、エチオピア、コロンビアなどの途上国が含まれている。政治合意の内容に反発しているのは、スーダンやベネズエラなど18日の非公式首脳会合に呼ばれなかった途上国。「(大筋合意は)本来の会議のプロセスを無視して、米国主導で勝手に作ったもの。内容的にも資金援助の額などが低く、納得できない」(スーダンのルムンバ国連代表部大使)などとしており、西側外交筋は「採択できず、なし崩し的に閉幕になる可能性もある」と指摘している。

 ◆主要国政治合意文書の骨子◆
 
▽気温上昇が2度を超えるべきでないという科学的見地を尊重
 ▽温室効果ガスの排出量を可能な限り早期に減少に転じさせる
 ▽先進国は2020年の削減目標を10年1月31日までに別表に登録
 ▽途上国は削減行動について10年1月31日までに別表に登録。2年ごとにガス排出状況を報告
 ▽先進国は10~12年に計300億ドルを途上国での温暖化被害防止やガス削減の支援にあてる

(2009年12月19日14時33分  読売新聞)

【12月19日】 温室ガス削減、中国は「国際的な監視」拒否 中国の温家宝首相は18日のオバマ大統領との会談で、温室効果ガスの排出削減は、「国内の法律、世論の監督を受ける」と述べ、国際的な監視を明確に拒否した。新華社通信が伝えた。-続きを読む-YOMIURI ONLINE-37
 会議決裂のリスクを冒してでも異例の強硬姿勢を示した背景には、いったん、「国際的な検証」を受け入れれば、国際的な削減義務に道を開きかねないとの警戒感があったとみられる。
 中国の主張はもともと、「歴史的な責任と各国の能力に基づいて、異なる貢献を果たすべきだ」(于慶泰・気候変動交渉特別代表)として、先進国が率先して大幅削減すべきだというものだ。 国内総生産(GDP)単位当たりの排出量を2020年までに05年比で40~45%削減するという目標を掲げたが、これはあくまでも2011年からの「第12次5か年計画」に盛り込む国内政策だ。つまり、「国際検証」という干渉を受ける性格のものではないという理屈だ。
(2009年12月19日11時33分  読売新聞)

【12月18日】 静岡・伊東また震度5弱 熱海など震度3 
 18日午前8時45分ごろ、静岡県伊東市大原で震度5弱を観測する地震があった。気象庁によると、震源は伊豆半島東方沖で、震度の深さはごく浅いという。地震の規模を示すマグニチュードは5.3と推定される。津波の心配はないという。 静岡県熱海市、伊豆の国市、伊豆市、神奈川県小田原市で震度3を観測した。
 伊東市では17日午後11時45分ごろにも、震度5弱を観測する地震があった。-asahi.com(朝日新聞)-37

               

【12月18日】 COP15閉幕 「地球救う」道筋頓挫 COP15は混迷の末に、「コペンハーゲン協定」に「留意する」とし、ようやく決着した。決裂という最悪の事態は回避されはしたが、COP15に本来、求められていた姿とは、程遠い結果だといえる。-続きを読む-産経ニュース-37
 ◆“エゴ”激突
 ポスト京都議定書の交渉期限であるCOP15に期待されていたのは、法的拘束力がある新たな議定書の採択だった。だが、早々と不可能になり、次に目指したのが、政治的な拘束力がある「政治合意」だ。それも新興国と途上国の猛烈な抵抗に遭い頓挫した。 そして、政治合意よりも緩やかな「協定」に格下げされ、会期を1日延長して「留意する」という形で成果をみた。 土壇場で、米中首脳が中心になってまとめたコペンハーゲン協定をめぐっても混乱が続いた。米国と、中国など新興国4カ国、エチオピアの6カ国が協定に合意し、日本や欧州連合(EU)などの支持を取り付けた後、全体会合での採択を目指した。しかし、スーダンやキューバ、ベネズエラなど反米諸国が「手続きが透明性を欠いている」と騒ぎ出した。
 国連の採択は全会一致が原則だ。反対する一部の国が固いため、議長国デンマークのラスムセン首相は弁護士と相談し、苦肉の策として、協定に「留意する」という形を取った。
 その首相も議事進行のまずさから議長を途中で交代した。190カ国以上が参加する国際的な枠組みづくりの難しさを、改めて浮き彫りにした格好で、異様ともいえる混乱ぶりだった。
 協定は事実上、京都議定書を離脱した米国と、同議定書では温室効果ガスの削減義務を負わない中国の首脳会談で決まった。いずれも地球温暖化対策には極めて消極的だった温室効果ガス排出大国である。
-産経ニュース-1
 協定の内容をみても、具体的な課題を軒並み先送りしている。先進国の2020年までの削減目標の義務付けや、昨年の北海道・洞爺湖サミットで合意した、50年までに世界全体の排出量を半減させるといった長期目標の記載は、見送られた。合意を優先させるためだった。 協定は、途上国に対して削減行動を求めてはいる。しかし、米国が提案した「測定・報告・検証可能な仕組み」としての国際機関による検証を、中国は主権の侵害だとして最後まで突っぱねた。国内機関の測定だけでは透明性はとても保てない。
 ◆回避5割切る
 19日未明の全体会合で、太平洋に浮かぶツバルの政府代表団は「われわれは金銭的支援を求めているのではない。未来の生命を危険にさらしたくないだけだ」と訴えた。190カ国以上から約120人の首脳がコペンハーゲンに結集したのは、地球温暖化が安全保障と同等に位置づけられ、危機意識を共有していたからではなかったのか。
 元世界銀行チーフエコノミストのニコラス・スターン氏は本紙に「コペンハーゲンで意味のある政治合意が成立したとしても、不可逆的な温暖化が回避できる可能性は50%」と語っていた。それが協定に「留意する」にとどまったことで、地球が救われる確率は50%を切ったのは間違いない。
-産経ニュース-2

【12月18日】 途上国支援へ年9兆円、米が構想参加表明 COP15 クリントン米国務長官は17日、国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の会場で記者会見し、途上国の温暖化対策を支援するため、先進国が連携して2020年時点で年1千億ドル(約9兆円)を拠出する構想に米国が参加する用意があると表明した。行き詰まった交渉の打開策になると期待が高まっている。 -続きを読む-asahi.com(朝日新聞)-37
          
     COP15会場で記者会見するクリントン米国務長官=17日、コペンハーゲン、相場郁朗撮影
 この支援構想は、COP15の議長国デンマークが土台をつくり、欧州連合(EU)も参加を検討している。米国はこれまで、京都議定書の約束期間が切れる12年までに先進国全体で毎年100億ドル拠出するという国連の提案については「応分の負担をする」と説明してきた。だが、20年までの支援構想への協力に言及したのは初めてだ。他の先進国も同調しやすくなり、実現性が高まることになる。
 クリントン氏は支援構想の資金源として「官民さまざまなもの」と述べた。資金は温暖化被害を受けやすい最貧国や島国の支援や森林保護などにあてられる。支援の条件としては、すべての主要排出国が削減を着実に進めているかどうかを検証する仕組みの構築などを挙げた。
 途上国への資金支援は、COP15の政治合意を進めるための重要な焦点だ。12年までの3年間の短期支援については、各国の拠出表明が相次いだ。日本も16日、単独で官民あわせ総額1兆7500億円(150億ドル相当。うち公的支援は110億ドル相当)の拠出を打ち出した。
 ただし、13年以降の京都議定書に続く国際枠組みでは20年までの中期的な支援も欠かせない。
 デンマークが練った構想によると、20年までの各年の金額は明らかではないが、20年には1千億ドルとなる。大規模の資金の負担割合は、支払い能力の指標となる国内総生産(GDP)と温室効果ガスの排出量を加味して算出。GDPが大きく、排出量が多い国ほど負担割合が高くなるという考え方だ。20年まで経済成長を続ける中国などは支援対象から外すという案もあり、新興国の反発も予想される。
-asahi.com(朝日新聞

【12月13日】 COP15:京都議定書、延長論 米中や途上国、削減義務ないまま  コペンハーゲンで開催中の国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で、各国の駆け引き材料として「京都議定書」単純延長論がくすぶっている。日欧が激しく反対している案だが、途上国の支持は多く、デブア条約事務局長もたびたび支持を示唆している。主要国は京都議定書に代わる新議定書策定を「政治合意」することは了解済みだ。しかし、難航すれば京都議定書延長も同時に行われる可能性もあり、交渉の不安定材料になっている。-続きを読む-毎日jp-37
 デブア事務局長は10日、「京都議定書はこれからも存在しなければならない」と述べた。途上国の意向を踏まえた発言とみられる。
 事務局長は「政治合意」を基に来年に新議定書を採択することは否定していない。しかし(1)新議定書は批准までに時間がかかる(2)京都議定書によって排出量取引などが動いている(3)京都議定書が温室効果ガス削減義務を定めた唯一のルールである--ことを理由に、京都議定書延長の可能性にも言及した。
 議定書単純延長の最大の問題点は、最大排出国の中国▽インドを含む新興・途上国▽議定書を離脱した米国--が何の削減義務も負わなくなる可能性がある点だ。議定書で削減義務を課せられた国の排出量は世界全体の約3割しかない。日本政府関係者は「(一部)先進国のみに削減義務が課せられたままでは温暖化対策として実効性がない。企業の国際競争力にも影響がある」と危機感を強める。
 京都議定書改正は投票国の4分の3以上の賛成で採択できる。締約国の大半を占める途上国が賛成すれば延長は理論的に可能だ。
 背景には途上国への資金・技術援助を巡る駆け引きがある。会議では先進国対途上国の対立は先鋭化しており、妥協点は見えない。
 京都議定書に基づく先進国の削減目標の期間は12年まででそれ以降の目標はない。議定書を延長した場合、13年以降の削減目標を盛り込むことは可能だ。ただし削減目標については当該国の同意が必要で強制はできない。 とはいえ「単純延長なら会議は失敗」(交渉筋)との見方も根強く、日欧は警戒感を強めている。

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COP15:来年6月までに新議定書作成を 国連事務総長
COP15:「京都議定書」延長論くすぶる
経団連:温室ガス削減の新環境計画を策定 13年スタート
COP15:途上国間の対立表面化 新議定書案めぐり     毎日新聞 2009年12月12日 東京朝刊


【12月4日】 世界の太陽光パネル1万枚、送電研究始まる 山梨県北杜市の太陽光発電施設で、日本を含む米国や英国など9か国・地域の太陽光パネル24種類、計約1万枚で発電した電力を首都圏へ送電する研究が始まった。 施設では、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)が、北杜市とNTTファシリティーズに委託して世界各地の太陽光パネルの発電効率や特性を比較する研究を行ってきた。
 今回の研究では、実際に東京電力の送電網を使い、天候の変化で出力が不安定になる太陽光発電の課題を克服できるかを調べる。送電は3日から始まり、発電出力は1800キロ・ワット。一般家庭約600軒分の電力が賄える。(2009年12月4日16時23分  読売新聞)
          
   太陽光発電の実証研究施設(4日、山梨県北杜市で、読売ヘリから)=上甲鉄撮影

【11月26日】 中国、05年比で40─45%削減が目標 温室効果ガス排出量  北京(CNN) 中国国務院(政府)は26日、国内総生産(GDP)単位当たりの温室効果ガスの排出量について、2020年までに05年に比べ40─45%削減する方針を決めたと発表した。国営・新華社通信が報じた。中国は、温室効果ガス排出量が世界一で、排出量の数値目標を設けたのは初めて。米政府も25日、温室効果ガスを2020年までに05年比で17%削減する目標をぶちあげており、米中の対策がそろったことで、来月7日からデンマークのコペンハーゲンで開かれる気候変動枠組み条約の第15回締約国会議(COP15)の成功へ追い風となる可能性がある。また、中国外務省報道官は26日、COP15に温家宝首相が出席するとも発表した。-CNN.co.jp-37

【11月26日】 COP15:米の温室ガス削減「05年比17%」 90年比なら数%  【ワシントン小松健一】米ホワイトハウスは25日、オバマ大統領がCOP15に出席すると正式に発表した。
 大統領は会議で温室効果ガスを20年までに05年比で17%削減する数値目標を提示する。30年までに05年比42%、50年までに同83%と段階的に削減幅を拡大するもので、下院が6月に可決した法案と同じ水準。ただ、20年までに同17%削減する目標を90年比に換算すると数%の削減にとどまり、日本が目標とする90年比25%削減と比べると目標はかなり低い。
 オバマ大統領は12月9日にCOP15に出席し、翌10日にオスロで開かれるノーベル平和賞授賞式に臨む。ホワイトハウスは大統領のCOP15出席について「気候変動の脅威に対処する(米国の)決意とリーダーシップを示すものだ」と強調し、合意形成への弾みにしたいとの意欲を示した。
 オバマ政権はチュー・エネルギー長官、ロック商務長官、ビルサック農務長官らをCOP15に派遣。自動車排ガス規制や代替エネルギー開発など気候変動対策に米国が真剣に取り組んでいることを訴える。
-毎日jp-37

【11月2日】 太陽光発電買い取り制スタート 環境対策の切り札に パネル普及に追い風、前年比7倍増も
 家庭などの太陽光発電の余剰分を電力会社が高値で買い取る制度が1日、スタートした。制度導入を当て込んで太陽光パネルの購入者が急増、電機メーカーは増産体制に入っている。太陽光発電の需要が増えれば、温室効果ガス排出量削減につながる効果が期待できる半面、電力会社の買い取りコストは太陽光を使っていない家庭も含めて電力料金に上乗せされる。温暖化対策と国民負担のバランスをどう考えるかが問われそうだ。(岩城択、瀬川大介)-続きを読む-YOMIURI ONLINE-37
 新制度は、太陽光発電を取り入れた家庭や学校などが使い切れなかった電力の買い取りを電力会社に義務付ける。再生可能エネルギーの導入を後押しすることが狙いだ。買い取り価格は一般住宅で1キロ・ワット時当たり48円で、電力会社がこれまで自主的に買い取っていた価格の2倍。電力会社は10年間続ける。自宅に太陽光発電の設備を導入しようと考える人には追い風になる。新築住宅に太陽光発電を入れる場合の費用は約180万円。経済産業省の試算では、国や自治体の設置補助を受けた場合、余剰電力を売った収入や電気代の節約効果を考えると約10年間で元が取れるという。
 実際、太陽光発電設備の購入者は急増中だ。住宅生産団体連合会によると、住宅大手が今年4~9月に受注した住宅で太陽光パネルを取り付けた物件は前年同期より2~3倍増、7倍増のメーカーもあった。
 積水化学工業が2009年度上半期に手がけた新築住宅で太陽光発電を設置した比率は75%以上に達した。大和ハウス工業の7~9月の設置率も4~6月より約10ポイント上昇した。
 消費不況に見舞われた電機業界も「太陽光特需」を取り込もうと躍起だ。「政府の補助金や買い取り制度の導入で日本市場は活性化している」。シャープの片山幹雄社長は先月29日の記者会見で、太陽電池の販売拡大に強い期待感を表明した。シャープは国内太陽電池事業の売上高が09年度下半期には前年同期比62%増の1037億円まで伸びると見込んでいる。

     
コスト、電気料に上乗せ 「負担増」とのバランス課題
 買い取り制度が呼び水となって太陽光発電が家庭に普及する一方、負担増の問題も指摘されている。
 電力会社が高値で買い取る分は、すべての家庭の電力料金に転嫁される仕組みだ。10年度の上乗せ分は09年度の買い取り期間が短いため、標準家庭の月額でほぼゼロにとどまる。しかし、11年度は平均30円、将来的には最大100円の値上がりになる見通しだ。
 政府は電力の買い取り制度を温暖化対策の切り札の一つと位置付け、今後は制度を拡充する方向だ。具体的には、太陽光だけでなく風力など他の再生可能エネルギーに広げる案や買い取る対象を余剰電力に限定せず全量にする案などが想定されている。経産省は近く有識者らによる検討会議を始め、来年3月をメドに電力の種類や開始時期などについて中間報告にまとめる方針だ。
 しかし、買い取り制度を拡大すれば、電力料金への上乗せが大きくなる可能性が高い。住宅環境や経済的な事情で太陽光発電を導入できない家庭は「電気代の負担が増えるだけ」という事態になりかねず、反発が予想される。政府内には「太陽光以外では温暖化対策としての効果は薄く、負担増ばかりで効率が悪い」(経済官庁幹部)との声も出ている。 
  (2009年11月2日  読売新聞)

【11月2日】 新議定書「年内は不可能」  国連気候変動枠組み条約のデブア事務局長は28日、京都議定書に続く温室効果ガス排出削減の新たな議定書について、コペンハーゲンで12月に開かれる第15回締約国会議(COP15)での採択は「物理的に不可能だ」との認識を表明した。ドイツで行った電話記者会見で語ったとAP通信が伝えた。-続きを読む-大分合同新聞-37
 新たな枠組みをめぐる交渉では、排出削減や途上国への資金援助などをめぐって発展途上国と先進国との溝が埋まらない状況が続いている。京都議定書の対象期間は2012年末で終了。交渉の大幅な遅れが明確となり、各国による「ポスト京都」の批准手続きを考慮すると、温室効果ガスの排出を制限する国際的な枠組みが存在しない空白期間が生じる恐れが出てきた。
 デブア事務局長は、COP15での新議定書採択が困難になった状況を踏まえ、政治的な合意文書の採択を目指す考えを示した。今後の交渉では次期枠組みの内容をどこまで具体的に合意文書に盛り込めるかや、最終合意に向けた機運をいかに維持するかが焦点となる。
 デブア事務局長はCOP15での合意には、先進国の排出削減の数値目標や、途上国の温暖化対策に対する先進国の資金援助額、同資金を管理するための機関設立などが含まれるべきだと指摘。京都議定書が失効する前に新議定書を発効させるには、新議定書の細部を1年以内に決める必要があるとした。
-大分合同新聞



 ◇太陽光発電普及加速と関連産業育成狙い

 太陽光発電の余剰電力を電力会社が現在の2倍で買い取る制度は、太陽光発電の普及を加速させる一方で、太陽電池などの関連産業を支援する狙いがある。20年の温室効果ガス排出量を90年比25%削減する目標を掲げる民主党は、2年以内に買い取り対象を太陽光以外の自然エネルギー全体に拡大する方針だ。ただ、買い取り対象を増やせば電気料金への転嫁も増えるため、温暖化対策と国民負担のバランスなど課題もある。
 日本は当初、太陽光先進国だったが、05年、太陽光発電の全量買い取り制度を実施したドイツに「累積導入量世界一」の座を明け渡した。日本政府が住宅用太陽光発電に対する国の補助を打ち切り、設置が伸び悩んだためだ。
 世界の太陽電池メーカーなどでつくる欧州太陽光発電産業協会によると、08年の日本の太陽光の発電年間導入量はスペインやドイツ、韓国などを下回る6位に低迷。世界一奪回と地球温暖化対策の両立に向け、政府は今年1月に補助制度を復活させ、2月に余剰電力の買い取り制度導入を決めた。
 補助制度の窓口の太陽光発電普及拡大センターによると、4月に3000件程度だった補助申請が10月には約1万4000件に急増した。4~6月の太陽電池国内出荷も前年同期比82・5%増(太陽光発電協会調べ)と過去最高を記録。「買い取り制度の導入に向け、関心は膨らんでいる」とみられる。
 民主党は太陽光の余剰電力だけを買い取る自公政権の制度を「不十分」と批判してきた。直嶋正行経済産業相は11月中に、風力、地熱などすべての再生可能エネルギーの全量買い取り制度を検討するプロジェクトチームを設置、2年後の導入に向け制度設計を急ぐ。
 ただ、太陽光の余剰分だけでも1世帯当たり月最大100円の電気料金値上げが見込まれる。買い取り対象を再生可能エネルギー全量に拡大すれば「負担は数倍になる」(経産省幹部)可能性もある。集合住宅など発電設備の設置が難しい家庭などに電気料金の負担の理解を得られるかが課題だ。
 直嶋経産相は「全量買い取りは温暖化対策や環境産業育成の観点から重要だ。有識者をまじえて精力的に検討したい」と強調する。だが、天候で発電量が変わる自然エネルギーを送電線につなぐ際の技術的問題など、乗り越えるべき課題も残されている。【柳原美砂子】
  -毎日jp-

【10月7日】 中国の二酸化炭素排出、07年には6.1ギガトンで世界1位 国際エネルギー機関(IEA)がこのほど発表したリポートによると、中国が1年間に排出した二酸化炭素は2007年時点で6.1ギガトン(1ギガトンは10億トン)になり、米国の5.7ギガトンを上回り、世界各国で最も多かったことが分かった。-続きを読む-Searchina-37
 中国の1990年におめる二酸化炭素排出量は2.2ギガトンで全世界の10.5%だった。17年間で排出量は約2.8倍に増えた。IEAは、大気中の二酸化炭素濃度を長期的に450ppmに抑える「450シナリオ」を提唱しているが、同シナリオが実現した場合、中国の2030年の排出量は7.1ギガトンで全世界の28.9%、従来の対策では11・6ギガトンになり、全世界の28.9%を占める見通しだ。
  IEAのリポートによると、主要国のうちで07年の二酸化炭素排出絶対量を90年比で減少したのはロシアとヨーロッパ連合(EU)だった。
  IEAが発表した二酸化炭素排出にかんする主な数値は以下の通り。( )内は全世界に占める割合。

●1990年排出量
全世界:20.9ギガトン/米国:4.8ギガトン(23.0%)/EU:4.0ギガトン(19.1%)/日本1.1ギガトン(5.3%)/ロシア2.2ギガトン(10.5%)/中国:2.2ギガトン(10.5%)/インド:0.6ギガトン(2.9%)
●2007年排出量
全世界:28.8ギガトン/米国:5.7ギガトン(19.8%)/EU:3.9ギガトン(13.5%)/日本1.2ギガトン(4.2%)/ロシア1.6ギガトン(5.6%)/中国:6.1ギガトン(21.2%)/インド:1.3ギガトン(4.5%)
●2030年排出量(従来計画の場合)
全世界:40.2ギガトン/米国:5.5ギガトン(13.7%)/EU:3.5ギガトン(8.7%)/日本1.0ギガトン(2.5%)/ロシア1.9ギガトン(4.7%)/中国:11.6ギガトン(28.9%)/インド:3.4ギガトン(8.5%)
●2030年排出量(450シナリオ実現の場合)
全世界:26.4ギガトン/米国:3.2ギガトン(12.1%)/EU:2.3ギガトン(8.7%)/日本0.6ギガトン(2.3%)/ロシア1.3ギガトン(4.9%)/中国:7.1ギガトン(26.9%)/インド:2.2ギガトン(8.3%)-Searchina

【6月29日】 コメからバイオ混合燃料、休耕田育ち販売へ コメから作るバイオエタノールをガソリンに混ぜて市販する国内初の事業を、全国農業協同組合連合会(JA全農)と新潟県などが7月中旬から始める。 生産調整(減反)で主食米の栽培ができない休耕田で原料のコメを育て、環境に配慮した「グリーンガソリン」として売り出す。-続きを読む-YOMIURI ONLINE-37
 採算面で課題は残るが、農林水産省は、「コメ燃料の実用化は世界で例がなく、日本独自のバイオ燃料をアピールしたい」としている。 JA全農などでつくる「イネ原料バイオエタノール地域協議会」が、原料となるコメの買い取りから製造、販売までを一貫して行う。
 原料となるのは、飼料用多収穫米「北陸193号」。コシヒカリに比べて収量が1・5倍あり、昨年から新潟県内の農家361戸が休耕田を使って本格的に栽培に取り組み、2250トンを確保した。
 JA全農の関連会社が新潟市に建てた工場で、発酵や蒸留などを行い、コメ1トンあたり445リットル、年間で1000キロ・リットルのバイオエタノールにする。
 国の基準の上限3%のエタノールと97%のガソリンを混合し、グリーンガソリンとして年間3万3000キロ・リットルを製造する。価格はレギュラーガソリンと同じ水準で、県内19か所のJA直営スタンドで販売する。
 コメは100%自給できる数少ない農作物だが、少子高齢化や食の変化で消費は落ち込み、全国の水田約260万ヘクタールのうち、主食米が作られているのは6割の約150万ヘクタールに過ぎない。転作が進まず、水田の荒廃に頭を痛めていたJAにいがた
南蒲(なんかん)(新潟県三条市)が、「海外ではトウモロコシや小麦からエタノールを作っている。コメでもできないか」と提案していた。
 原料米の栽培農家の渋谷幸男さん(55)(新発田市島潟)は、「おいしいコメをたくさん作って、高く売りたいのが本音だが、主食米が余っている現状では仕方ない。田んぼを残せるし、機械をそのまま使えるのはありがたい」と話している。
 ◆バイオエタノール=植物から作るエタノール。燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出すが、原料の植物がCO2を吸収して育つため、排出量ゼロとみなされる。ブラジルなどでガソリンに混合が義務付けられ、原料のトウモロコシ価格の高騰を招いた。バイオエタノールの国内生産量は昨年3月末で推計90キロ・リットル。政府は2030年までに最大600万キロ・リットルを目標とする。
-YOMIURI ONLINE



【6月28日】 宇宙で太陽光発電、送電技術を年内から実験 政府 宇宙空間で太陽光エネルギーを利用して発電し、その電力を地球で使ううえで必要となる技術の開発が動き出す。政府は年内に電力を電波に変換したうえで、長い距離を電送する実験に着手する。実験に参加する企業を公募し、来月にも選定する計画。宇宙太陽光発電は昼夜や天候に関係なく常に発電が可能なため、政府は新しいエネルギー源として2030年の商用化を目指している。
  経済産業省と文部科学省所管の独立行政法人、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が中心となって取り組むのは、宇宙空間で発電した電力を地球に送る技術の開発。具体的には電力を電波の一種であるマイクロ波に変えたうえで、一定の距離を飛ばし、それを受信して再び電力に変換するというもの。実験には電機や重電などの企業の参加を想定している-NIKKEI NET-37


【2月25日】 家庭の太陽光発電を買い取り 経産省、新制度導入へ 経済産業省は二十四日、住宅などの太陽光発電装置で発電した電気を電力会社が約十年間、一定価格で買い取る新制度を導入すると発表した。当面、買い取り単価を現在の倍額とし、コスト負担は広く消費者に求める。 装置設置費の回収を容易にして普及を加速させる。ドイツでは、高値での買い取りが普及促進につながったとされており、同様の制度導入で国内装置のコスト競争力強化と二酸化炭素排出削減効果を狙う。
新制度では、電力会社の買い取りを義務化。住宅や学校などの施設で発電した余剰分を買い取り対象とする。単価は現在、電力各社が自主的に買い取っている価格の倍相当となる一キロワット時あたり五十円弱に設定する。-北海道新聞-37

【1月27日】 IRENA(再生可能エネルギー機関)設立.太陽光や風力などの利用拡大目指す設立総会が26日、ドイツのボンで開かれ、先進国、途上国併せて約120カ国が参加した。日本は当初参加に非協力的だったが代表団を参加させた。ただ、設立協定に署名するかどうかは態度を明らかにしていない。米英などは署名しない見込み。-37

【1月17日】 グリーン.ニューディール オバマ米次期大統領は16日、総額8250億ドル(約73兆5000億円)の環境分野への集中投資を目指すと発表。さらに同次期大統領はこのグリーン.ニューディールについて「日本」「ドイツ」「スペイン」などの国を見習うべきだと演説した。-37

【1月7日】 「南極条約」は、南国に対する各国の領有権を凍結し、条約が有効の期間は、どの国にも属さないと定めている。同条約は1959年に米国の主導で、日本を含む47カ国が締約している。近年、豪州、英などが南極沖合の大陸棚の領有権、海底の主権拡大を表明するなど、南極沖合の膨大な地下資源を巡り、不穏な動きを活発化させている。これに対して、日、米、ロシアなどは「南極沖海底の権利は何処の国にも認められない」とした「マドリード議定書」の遵守を訴えている。-37




2008年のニュース

08.12.07 国連気候変動枠組み条約第14回締約国会議(COP14)が開かれている中、環境問題に取り組む国際的な非政府組織(NGO)のグループ「CAN」が3日、地球温暖化対策の交渉に消極的な国を「表彰」する化石賞の1位と2位に日本を選んだと発表した。日本は、次期国際枠組み(ポスト京都議定書)交渉でリーダーシップ発揮を狙っていたが、逆に不熱心の烙印(らくいん)を押されてしまった。-37

08.12.11 COP14(気候変動枠組み条約第14回締約国会議)は2013年以降の温室効果ガス削減を話し合ったが、明かな内容は盛り込まれず、来年の交渉に持ち込まれた-37



異常気象

(06.2.15)温暖化_土壌細菌が加速§地球温暖化が進むと、土壌細菌による枯れ葉の分解などが活発になり、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度がこれまでの推定以上に高くな。

京都議定書
CDM:京都議定書で認められた温室効果ガスの削減方法。先進国が途上国に技術や資金を持ち込んで温室効果ガスを削減すれば、削減量を自国の削減量として数えられる。京都議定書ではこのほか、先進国同士が共同で削減事業を行い投資国が排出権を購入する「排出量取引」を認めており、3手法を総称して「京都メカニズム」と呼ぶ。

(07.4.5)「京都議定書」が定めた温室効果ガスの削減目標達成に向けた政府の国際的な公約が達成困難な状況にあり、同公約の目標達成のために、政府は官民一体での削減努力を強いられ手いる。
  日本は、来年から始まる5年間の削減機関(2008~12年度)に、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量を平均で1990年度比で6%削減する義務を負っている。90年度比6%の削減目標に対して、2005年度の排出量は逆に同8.1%増え、目標の12年度までに計14.1%分、CO2換算で1億7700万トンを削減しなければいけない。これは、東京ドーム8万8500杯分に相当する。
  アメリカは議定書を批准しておらず、目標達成ができない場合は主要国では日本が悪者になる懸念もある。
(07.4.7)日本、チエコの排出権、余剰分最大2000万トン購入

(07.4.7)ポスト京都議定書、中国交渉に参加§2013年以降の温室効果ガス削減の国際的枠組みを決める「ポスト京都議定書」交渉について、来週の日中首脳会談の共同声明の中で、中国」が積極的に参加する意向を表明するとみられる。二酸化炭素(CO2)など主要排出国の中国が参加すれば、「京都議定書」はより実効性の高い協定に成る。

温暖化
 2050年には温暖化による水不足の被害人口が全世界で新たに10億人以上も増え、全生物種の20%~30%が絶滅する危険が高まるとの内容が明らかにされる。この発表には温室効果ガスの排出が最も多い米国や中国の原案修正を求めた為、予定されていた日に、会議は終わらなかった模様。

バイオエタノール
(07.4.16)トウモロコシなどの植物を原料としたバイオエタノールと石油ガスを混合した「ETBE」と呼ばれる液体燃料をガソリンに混ぜたもので、バイオエタノールの比率は3%となる。(ETBEは国内の石油元売り10社が協同輸入しており、バイオガソリンは各社の系列GSで販売する。)ETBEの性能レギュラーガソリンと変わらない。価格も同水準で、一般のガソリン車でそのままで使用出来る。10年後には全ガソリン販売量の20%がバイオガソリンとなる予定である。バイオエタノールを多く使用するほど、CO2削減がすすみ、石油への依存度を引き下げる効果もある。
(07.5.27)植物を発酵させて作るアルコール。二酸化炭素(CO2)を吸収して育った植物を使用するため、京都議定書ではCO2排出量はゼロと計算される。米政府は2012年までに年間75億ガロン(1ガロン=約3.8リットル)をガソリンに混ぜて販売するように義務付け。日本は10年度まで原油換算d3え50万キロリットルを使用する目標を掲げている。

温室効果ガス2050年に半減
(07.5.25)安倍首相は東京都内で開かれた国際交流会議「アジアの未来」で公園。地球温暖化に対する日本政府の基本戦略として、世界全体の温室効果ガスの排出量を2050年迄に現状から半減させることを世界共通の目標として掲げ、米国、中国など主要排出国がすべて参加する枠組み作りを目指す事を表明。

中国、CO2削減目標値発表
(07.6.5)中国、CO2削減、2010年までに9億5000万トン目標§中国政府は4日発表した気候変動対策計画の中で、初めて、二酸化炭素(CO2)排出量の削減目標を、エネルギー分野で2010年までにCO2換算で計9億5000万トン分の温室効果ガスの排出を削減すると公表。

独サミット(第33回主要国首脳会談)

(07.6.8)温室ガス、2050年迄に半減検討:ポスト「京都議定書」で09年迄に、米国を含む主要排出国が参加し、協議を合意§サミットの参加国は地球温暖化問題で合意。温室効果ガスの2050年迄に世界で少なくとも安元するとした日本と欧州連合の提案を「真剣に検討する」とした。
  同サミットでは、人民元変動幅拡大を要求、また、国際的に特許出願や審査などの制度や基準を統一する事が重要とサミット文書に初めて明記。
 
 (07.6.10)「温室ガス削減」米の協調で合意。国際社会が一致して取り組み道を開く大きな転換期を迎えた。イラク問題で求心力を失ったブッシュ米政権が、「一国主義」から、「協調政策」へと転換し、国際社会の潮流が変化したことに他ならない。そうしたサミットでもあった。
  地球温暖化問題については、日本には二つの顔がある。サミット向けの表の顔には、「世界一の省エネ先進国」。一方で、日本は「省エネが進み、他国以上に排出削減が難しい」状況にあると言うことである。
  
世界の太陽電池技術と市場の動向を調査
      (富士経済)
環境G8:今世紀最大の国際問題「気候変動と「生き物を守る」
   3R(スリーアール)とは  リデュース_「生物多様性」
                リユース_「ごみ減量」
                リサイクル_「再利用
京都議定書
 京都議定書-Wikipedia
 京都議定書の概要
 京都議定書の骨子-外務省
 京都議定書-首相官邸
現在、京都議定書に調印していない国々
 米国、ロシア、中国、韓国、北朝鮮、
 イスラエル、フィンランド、ポーランド
気候変動会議
 気候変動枠組条約-COP14
 COP14-Poland(ポズナニ)
 国連機構変動会議-IGES
環境G8

 環境G8
 環境G8:日米CO2削減目標先送り(08.5.24~26)
 大気海洋物質循環研究
洞爺湖サミッ
 洞爺湖サミット-TOP
 2008北海道洞爺湖サミット
 第34回主要国首脳会議-Wikipedia
 洞爺湖サミット YOMIURI ONLINE
サミット
 主要国首脳会議-Wikipedia
 J8サミット
 ジェイエイト サミット(J8)-外務省
 do-summit道民会議2008
 G8-unicef(G8諸国)
 エコアニメで地球を考えよう
 
南極条約
 南極条約-Wikipedia
 南極条約-財務省
 南極条約-公布条文

太陽光発電 
 
太陽光発電-Wikipedia
 太陽光発電の知識
 太陽光発電協会-JPEA
 技術開発機構-NEDO
 新エネルギー財団-NEF
 太陽光発電の今後

グリーン.ニューディール

 グリーン.ニューディール-Wikipedia
 グリーン.ニューディールで経済危機を脱す
 「グリーン.ニューディール」政策
 求められる「グリーン.ニューディール」政策
 緑の経済と社会の変革
グリーン電力証書取引所
  
グリーン電力証書について知りたい
   グリーン電力証書を買いたい
   グリーン電力を売りたい

カーボンオフセット
 カーボンオフセット-Wikipedia
 カーボンオフセット-環境省 
フイードインタリフ
  固定価格買い取り制度-Wikipedia
  フィードインタリフ-NEDO
  ドイツのフィードインタリフ
  日本は世界の仲間はずれ-Greener World
  環境.エネルギー事情
  フィード・イン・タリフ制度への欧州の態度
スマートグリッド
  スマートグリッド-Wikipedia
  .「スマート・グリッド」とは「賢い送電網」
    -ダイヤモンド オン ライン
  「Google PowerMeter」でスマートグリッド分野に参入
                        -CNET JAPAN
燃料革命
 
燃料革命_Wikipedia


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スマートグリッド
スマートグリッド-
Wikipedia-エネルギーコストを節約するために、情報技術をもちいて供給者と消費者のあいだの電力伝送をおこなう技術のこと…
「スマート・グリッド」構築がアメリカの競争力維持に向けたコア・プロジェクトになる!-DIAMOND,Inc-.「スマート・グリッド」とは「賢い送電網」のことである…
賢い送電線「スマートグリッド」が始動 米が主導権-
産経ニュース-電気を送る送電網が頭脳を持ち、最適な電力供給体制を構築する“賢い”次世代送電システム「スマートグリッド」に脚光が集まっている…
グーグル、「Google PowerMeter」でスマートグリッド分野に参入-CNET JAPAN-検索大手のGoogleは、急成長するスマートグリッドソフトウェア事業に進出し…
スマートグリッドの具体的な用途は多種多様-IT PRO 発電事業者の発電施設から、送電、変電、そして個別の需要家(企業や工場、一般家庭)に至るまで、通信/IT技術を積極的に活用して各種の課題を解決することを目指したコンセプトを指す。スマートグリッドへの取り組みが活況を呈しているのが米国である。

          松村電工
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  太陽光 と 電気 をお届けする
     
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再生可能エネルギー-Wikipedia
自然界に存在し繰り返される現象であるエネルギー流に由来し、かつ自然界の営みによってこれを利用するのと同等以上の速度で再生されるエネルギー源(またはそこから発生するエネルギーそのもの)を指す



グリーン.ニューディールで地球の秩序を守る…

注目のニュース
グリーン・ニューディール――オバマ次期米大統領が担う大変革への期待(08/11/12)-日経エコロミー
ソフトエネルギー  Googleが次世代の蒸気循環式の地熱発電所の開発企業と研究機関にあわせて1000万ドルを超える投資

ニューサンシャイン計画国への提言-最終評価報告書