高速道路・地下高速の問題-1


202.03.17-産経新聞-https://www.sankei.com/article/20240317-AV5MNZTREVNUXGCXL4ZTKXZUCQ/
阪和自動車道で車5台絡む事故 女児含む9人搬送

  17日午後5時半ごろ、堺市美原区の阪和自動車道上り線で、車5台が絡む交通事故があったと119番があった。消防によるとこの事故で、11歳の女児2人を含む男女計9人が搬送されたが、いずれも命に別条はないとみられる。

  大阪府警高速隊によると現場は片側3車線で、真ん中の車線を走行していた車が渋滞の車列に突っ込み、前方の車3台が玉突き衝突。最初に突っ込んだ車は勢いで隣の車線にはみ出し、左側の車線を走行していた車とも衝突したという。高速隊が事故の詳しい原因を調べている。


2023.11,29-読売新聞-https://www.yomiuri.co.jp/national/20231129-OYT1T50028/
ETCカード貸与業者、ポイント還元せず収益に…1・1億円分抹消へ

  ETC(自動料金収受システム)カードを事業者向けに貸与している民間企業「未来」(北九州市)が、ETCマイレージサービスのポイントと割引分の一部を顧客に還元せず、自社の収益にしていたことが高速道路関係者への取材でわかった。同サービスを運営する高速道路会社は、利用規約に違反すると判断。29日にも、未来が保有する約3万9000件のマイレージ登録(ID)全てと、約1億1000万円相当のポイントを抹消する。

  同サービスは、高速道路の利用促進のため料金負担の一部を利用者に還元する制度不適切な利用があれば制度の信頼を損ないかねず、高速道路会社は今後、ほかにも同様の事例がないか調査する方針だ。
  高速道路関係者によると、未来は自社のホームページや業務提携先の「ETC協同組合」(北九州市)を通じて客を募り、中小企業や個人事業主などに未来名義のETCカードを貸与する事業を展開している。
  顧客はETCカードの貸与を受ける際、マイレージサービスを利用するかどうかを選択できる。利用してポイント還元や割引を受ける場合、未来に支払う手数料は8%一方、サービスを利用しない場合は手数料が5%となる。多くの顧客は、手数料が安い後者を選んでいるという。
  だが、未来はマイレージを利用しない顧客についてもIDを取得し、通行料金に応じてたまるポイントの還元や割引を受けていた。その上で、顧客には還元分や割引分を差し引かずに料金を請求。この結果、差額が未来に残り、収益になっていたという。顧客は貸与されたカードがマイレージ登録されているとは知らなかったとみられる。
  高速道路会社は今秋に外部から指摘を受けて調査を進め、こうした事実を把握。サービスで営利事業を営むことを禁じた利用規約に違反すると判断した。
  ほかに、未来の代表取締役が代表理事を務める別の協同組合「高速情報協同組合」(北九州市)もETCカードの貸与事業を行っており、高速道路会社が事業内容の確認を進めている。国土交通省も高速道路会社に対し、サービスの適切な運用を求めていく。
  読売新聞は未来とETC協同組合、高速情報協同組合にそれぞれ文書などで複数回取材を申し込んだが、回答はなかった。

◆ETCマイレージサービス =ネクスコ東日本、西日本など高速道路会社4社が運営。通行料金に応じて付与されるポイントで無料通行が可能。平日朝夕割引などの特典もある。サービス開始は2005年で、10月末時点の登録ID数は約1000万件。
  「勝手にマイレージ登録とは」…契約者憤り 「勝手にマイレージ登録されていたなんて……」。関東地方で建設会社を経営する男性(32)は取材にそう憤りをあらわにした。 男性は約5年前、未来の業務提携先の「ETC協同組合」をネット検索で見つけ、マイレージ登録をしない手数料5%のETCカードを申し込んだ。だが、関係者によると男性が借りたカードはマイレージ登録されたものだった。 男性の会社はトラックなど計9台で建設現場を行き来しており、ETCの通行料金は月平均で60万~70万円。ガソリン代も高騰し、苦しい経営が続いている。男性は「客に(マイレージ登録を)隠して利益を得るようなやり方は、納得がいかない」と語った。
  関西地方で建設業を営む20歳代男性も、約5年前に手数料5%のETCカードを複数契約した。通行料金は月20万~30万円で、単純計算すると5年で100万円分以上の還元を受けられたことになり、「ポイントがあるのなら自分で使いたかった」と話した。
  高速道路制度に詳しい中央大の後藤孝夫教授(交通経済学)「ポイントや割引分が利用者に還元されていないとすれば、制度の根幹を揺るがす問題だ。高速道路会社は同様の不正がないか点検し、国土交通省は高速道路会社に再発防止策の検討を促すべきだ」と指摘している。


202.11.26-読売新聞-https://www.yomiuri.co.jp/national/20231126-OYT1T50084/
山口組系暴力団の組員ら数人、他人名義のETCの不正利用で高速道路を通行した疑い…北海道警が逮捕

  他人名義のETCカードを不正に利用して高速道路を通行したとして、北海道警は26日、電子計算機使用詐欺などの容疑で指定暴力団山口組系暴力団の組員ら数人を逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。

  捜査関係者によると、組員らは昨年、ETCカードを不正に利用して札幌―旭川間を高速道路で移動した疑いが持たれている。
  クレジットカード各社は暴力団排除条項を設けており、組員はクレジットカードとひも付いたETCカードは利用できない。デポジット式のETCパーソナルカードについても、高速道路各社が規制を強化しており、高速道路からの暴力団排除が進んでいる。
  国土交通省は2030年度頃までに高速道路の全ての料金所をETC専用にする方針を示している。


2023.01.14-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230114/k10013950001000.html
高速道路 有料期限を最大2115年まで延長する方向 無料化厳しく

  国土交通省は、高速道路を有料とする期限を今の制度の2065年から最大で50年延長する方向で調整しています。高速道路の老朽化に対応するための費用を確保する目的で、今回、期限が大幅に延長されれば無料化の実現は一段と厳しくなります

  全国の高速道路は建設費などの借金を料金収入によって返すことになっていて、今の制度では高速道路の有料期限と借金の返済期間を2065年までと定め、その後は無料化するとしています。
  関係者によりますと国土交通省は、有料とする期限と借金の返済期間を最大50年延長して2115年までとする方向で調整しているということです。
  高速道路の有料期限をめぐってはおととし、有識者で作る国土交通省の作業部会が、高速道路の老朽化が進む一方、維持や更新などに伴う費用の財源が確保されていないとして、有料期限の延長に向けた検討を求めていました。国土交通省は関係部門との調整を踏まえ、関連する法律の改正案を今月23日に開会する通常国会に提出する方向です。
  高速道路の有料期限は2014年に、それまでの期限を15年延長し2065年までとなりましたが、今回、期限が大幅に延長されれば、無料化の実現は一段と厳しくなります。


2022.10.10-朝日新聞-https://www.asahi.com/articles/ASQBB55PMQBBULOB001.html
事故後、車から降りてはねられる 東名高速で男女2人死傷

  10日午前0時20分ごろ、横浜市青葉区新石川3丁目の東名高速下り線で単独事故を起こして停止していた車から降りた同市鶴見区の国田美佑さん(20)と東京都足立区の男性(19)が後続の乗用車2台にそれぞれはねられた国田さんは全身を強く打ち、約7時間半後に死亡。男性は顔などを骨折する重傷を負ったが命に別条はないという。

  県警高速隊によると、事故を起こした車にはこの2人を含む4人が乗っていて、重傷を負った男性が運転していたとみられる。東名高速の川崎―横浜青葉インターチェンジ(IC)間の下り線で左右のガードレールに衝突する事故を起こし、最も右側の車線に停止したという。
  またこの車の後ろに停止した別の乗用車にトラックが追突する事故もあったが、けが人はなかった。
  この事故の影響で、川崎―横浜青葉IC間が約10時間にわたって通行止めになった。


2022.09.29-NHK NEWS WEB-https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220929/k10013841771000.html
ガスボンベ落下炎上事故 逮捕の運転手「積み方甘かったかも」

  28日、愛知県豊田市の東名高速道路を走行していたトラックから積み荷のガスボンベが大量に落下して爆発・炎上し、巻き込まれた別の車に乗っていた3人が死傷した事故で、逮捕されたトラックの運転手は「急ブレーキをかけた。ボンベの積み方が甘かったかもしれない」という趣旨の供述をしているということです。警察はガスボンベの積載状況などを詳しく調べています。

  28日午前5時半すぎ、愛知県豊田市の東名高速道路のランプで、トラックの荷台から大量のガスボンベが路上に落下して次々に爆発し、渋滞のため前方に止まっていた別の2台のトラックも巻き込まれて炎上してこの2台に乗っていた1人が死亡、2人が顔などにやけどをしました

  この事故で警察は29日、ガスボンベを積んだトラックを運転していた愛知県常滑市の会社員、A容疑者(29)を過失運転致死傷の疑いで逮捕しました。
  警察によりますと、トラックはおよそ120本のガスボンベを愛知県から静岡県に運搬中だったとみられていますが、調べに対しA容疑者は容疑を認め、「止まりきれないと思い急ブレーキをかけた。ボンベの積み方が甘かったかもしれない」という趣旨の供述をしているということです。
  また警察が現場近くを走っていたほかの車のドライブレコーダーの映像などを調べたところ、ガスボンベはトラックから落下した直後に出火し爆発していたということです。
  警察は、ガスボンベの積載状況に問題がなかったかなど詳しく調べています。



2021.04.27-Yahoo!Japanニュース(読売新聞)-https://news.yahoo.co.jp/articles/0262cf1398f4423afa6d4cb0574b60657367a34b
リニア総工費は7兆円、想定より1・5兆円膨らむ…品川・名古屋駅の難工事などで

  JR東海は27日、リニア中央新幹線の品川―名古屋間(約286キロ・メートル)の総工費が従来の計画から約1兆5000億円増え、約7兆400億円になるとの見通しを発表した。難工事や地震対策の強化で費用が膨らむことが要因。

  増加の内訳は、品川、名古屋両ターミナル駅での難工事への対応で5000億円、地震対策の強化で6000億円、トンネルの掘削に伴い発生する残土の運搬費用などで3000億円が、それぞれ見込まれるという。

  金子慎社長は記者会見で、総工費の増加分について「営業キャッシュフロー(本業による現金収入)を主体に、不足分は返済可能な新規の借り入れで賄う」と説明した
  目標としている2027年開業については、延期が不可避な情勢だ。静岡県内のトンネル工事について、川勝平太知事は水資源への影響を理由に、本格着工を認めていない。
  リニアは営業最高時速約500キロ・メートルで、品川―名古屋間を最速40分で結ぶ。早ければ37年の大阪延伸開業を目指しており、大阪までの総工費は約9兆円を見込む。今回の修正で、この総工費も膨らむ可能性がある。


2019.1.3-朝日新聞 THE SANKEI NEWS-https://www.asahi.com/articles/ASMC32R4DMC3OIPE00G.html
新東名高速でトラック火災、9時間通行止め けが人なし

2日午後11時35分ごろ、愛知県新城市の新東名高速道路下り線を走行していた大型トラックで火災が発生し、運転手の男性(51)が110番通報した。この影響で、新城インターチェンジ(IC)―岡崎東IC間が9時間あまり通行止めになった。
 通行止めは3日午前8時50分に解除されたが、付近の路面でアスファルトが溶けるなどの被害が出ており、約1キロに渡って2車線あるうちの1車線が使えなくなっている。
 愛知県警高速道路交通警察隊によると、トラックは13トン車。運転手にけがはなかった。埼玉県から岐阜県に向けて、トイレットペーパーの原料を運んでいたという。


NEXCO-リアルタイムス交通情報-https://www.c-nexco.co.jp/jam/

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